SEO対策を行う上で、検索順位が落ちた原因を調べていると「ペンギンアップデート」という言葉に行き着いた方も多いのではないでしょうか。
サイトやブログを運営されている方なら、知っておくべきGoogleのアルゴリズムアップデートの1つです。
この記事では、ペンギンアップデートとは、どのようなアップデートなのか?その由来と対策についてご紹介します!
目次
ペンギンアップデートとは?
ペンギンアップデートとは、Googleが2012年の4月に初めて、不正な方法で検索上位を狙ったサイトを対象にペナルティを与えたアルゴリズムアップデートのことです。
ここで言う不正な方法とは、品質の低い被リンクを外部のサイトから獲得するSEOスパム行為のことです。
このようなペンギンアップデートは、2012年以降、公式にアナウンスされたもので合計7回のアップデートが繰り返し行われ、現在もなお日々更新され続けています。
ペンギンアップデートの過去履歴は、以下になります。
【ペンギンアップデートの過去履歴】
□ ペンギンアップデート1.0・・・2012年4月
□ ペンギンアップデート1.1・・・2012年5月
□ ペンギンアップデート1.2・・・2012年10月
□ ペンギンアップデート2.0・・・2013年5月
□ ペンギンアップデート2.1・・・2013年10月
□ ペンギンアップデート3.0・・・2014年10月
□ ペンギンアップデート4.0・・・2016年9月
これまでGoogleは、品質の高いコンテンツ作成やナチュラルリンクが得られるような、ユーザーにより沿った検索エンジンを目指してアップデートを実施してきました。
今後、よりユーザーに求められる検索エンジンを目指して、変化を続けているということを認識しておきましょう。
パンダアップデートとの違い
SEO対策を行う上で、ペンギンアップデートと並んで、パンダアップデートの言葉も聞いたことがある方が多いかと思われます。
パンダアップデートは、Googleが2011年2月に初めて実施したアルゴリズムアップデートです。
ペンギンアップデートとパンダアップデートの違いを簡単に説明すると、
「ペンギンアップデート」・・・品質の低い被リンクを獲得するSEOスパム行為に対する評価
「パンダアップデート」・・・品質の低いコンテンツで構成されたサイトに対する評価
というように、サイト外の対策とサイト内の対策のことです。
パンダアップデートについて詳しく知りたいという方は、こちらをご覧ください。
ペンギンアップデート4.0
ペンギンアップデート4.0は、これまで行われてきた歴代のアップデートの中でも影響が大きかったと言えます。
では、最新のアップデートである4.0では何が変わったのでしょうか?
ペンギンアップデート4.0の大きな変更点は、以下の2つになります。
□ リアルタイムで随時更新される
□ ディレクトリ・ページ単位で評価される
ここで言うリアルタイムの更新とは、被リンクを受けたサイトやページをリアルタイムで評価して、検索順位に反映させるアルゴリズムを採用したということです。
また、今までのアップデートでは、サイト全体で評価されペナルティの対象になっていましたが、ディレクトリ単位・ページ単位のリンクによって、検索順位が変動するようになりました。
ペンギンアップデート4.0に更新されたことで、サイトやブログを運営されている方は、より早く細かな対応が可能になったと言えるでしょう!
ペンギンアップデートの由来
ペンギンやパンダなど、動物の可愛い名前が付けられているGoogleのアルゴリズムアップデートですが、その由来とは?どこからきているのか気になりますよね。
ペンギンアップデートの由来として、一般的に言われているのが「白・黒はっきりさせる」意味合いから名付けられたそうです。
このようにある意味、アルゴリズムアップデートの目的によって、ユーモアある名前が付けられるところは、Googleらしさがあると言えますよね。
ペンギンアップデートの対策
実際に、ペンギンアップデートでペナルティを受けないためには、どのような対策をする必要があるのでしょうか?
ここでは、ペナルティの対象となるサイト、ペナルティの対象にならないための方法、被リンクのチェック方法について見ていきたいと思います。
ペナルティ対象になるサイト
ペナルティ対象になるサイトとは、どのようなリンクが設置されているのでしょうか?
ここで紹介するペンギンアップデートによってペナルティを受ける対象は、以下のようなサイトになります。
□ 検索ユーザーにとって、無益な情報がよせ集められたサイト
□ 質の低いコンテンツを集めて外部から被リンクを獲得しているサイト
□ 不特定多数のリンクが大量に相互し合っているサイト
つまり、SEO対策のみを目的としたユーザーにより沿っていないサイトが、ペナルティ対象となり評価が下がると言えます。
また、他サイトからの被リンクによって、ネガティブな影響を受ける可能性もあるので、一度自社サイトのチェックをおすすめします。
ペナルティ対象にならないためには
前述で紹介してきましたが、ペンギンアップデートは、品質の低い被リンクを外部のサイトから獲得するSEOスパム行為のことです。
ペナルティの対象にならないためには、品質の低い被リンクの獲得を避けることが必要となります。
Googleは、ウェブマスター向けのガイドライン(品質に関するガイドライン)を記載しています。
このガイドラインに沿ったSEO対策を進めることで、ペナルティ対象を防ぐことができ、安定した価値あるWEBサイトの運営につながるでしょう。
被リンクのチェック方法
では、ペナルティ対象となる被リンクのチェック方法は、どのようにすればいいのでしょうか?
一般的に最も正確に被リンクのチェックができる方法は、Googleサーチコンソールの機能にある「サイトへのリンク」から、被リンクのチェックを行うことができます。
これらのツールを使って不自然な被リンクを見つけた時や、運営サイトの検索順位が急激に下がった時は、Googleサーチコンソールにペナルティの警告を受けていないか確認しましょう。
もし、ペナルティを受けた時は、Googleサーチコンソールを使ってリンクを精査し、適切なリンクを構築する対策を行いましょう!
ペンギンアップデートとは?由来と対策|まとめ
以上、SEO対策で注意すべきペンギンアップデートとは?由来と対策についてご紹介しました。
SEO対策を行う上で、品質の低いリンク設置や品質の低いコンテンツ作成は、Googleからペナルティを受ける対象になります。
そのため、サイトやブログを運営されている方は、常にユーザーにより沿った品質の高いコンテンツ作成を行い、ナチュラルリンクを得られるようなSEO対策を心がけましょう。
Googleではペンギンアップデートやパンダアップデートの他にもさまざまな大規模アップデートが行われてきました。
Googleアルゴリズムアップデートについてさらに詳しく知りたいという方は、ぜひ以下の記事も合わせてご覧ください。
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