検索ユーザーにとってページの読み込み速度は非常に重要な要素となり、スピードアップデートの実施以降、検索順位にも影響が出るようになりました。
今回は、Googleアルゴリズムのスピードアップデートに関して、そもそもスピードアップデートとは何なのか?をまとめました。
また、スピードアップデートのSEO効果についても詳しく解説しますので、SEO対策に関して不安や疑問がある方はぜひ参考にしてください。
目次
Googleのスピードアップデートとは?
スピードアップデートとは、スマホ、タブレットなどモバイル端末においてWEBページの読み込み速度が極端に遅い場合、そのページの検索順位に影響が出るというGoogleが公式に発表しているアルゴリズムの1つです。
Googleでは、「ページの読み込みに3秒以上かかってしまうと、53%のユーザーが離脱する」と言われており、ページの読み込み速度が遅くなると、ユーザー獲得の機会を失うことにつながります。
スピードアップデート以外にもさまざまなアップデートが実施されてきたGoogleアップデートの歴史については以下の記事で詳しくご紹介しております。
▶SEOに影響したGoogleアルゴリズムアップデートの歴史と種類
スピードアップデートの概要
スピードアップデートに関して、もともとパソコンなどのデスクトップのページ読み込みに対してのみ適応されていたアルゴリズムですが、Googleは2018年1月にアナウンスし、2018年7月に「モバイル端末にも適応する」と正式に発表しました。
読み込み速度が遅いページに適応されるアルゴリズムであるため、読み込み速度が安定しているコンテンツに関してはスピードアップデートの影響を受けません。
注意点としては、たとえ読み込みが遅くても優れたコンテンツの場合は上位表示する可能性があり、読み込みが早いからといって検索順位に直接関係することはないと言えます。
スピードアップデートによるSEO効果
SEOを行う上でページの読み込速度は、検索順位に影響を与えるためぺージの読み込みスピードを重視する人が多いかと思ます。
そのため、コンテンツを作成する際にはページの読み込み速度について意識する必要があります。
主観的に読み込みスピードを判断するのも1つの方法ですが、ページの読み込みスピードを調べるためのツールがいくつかあります。
代表的なものとしては、「PageSpeed Insights」「Test My Site」「Google Analytics」などが挙げられます。
これらのツールを使うことによって、読み込み速度を低下させている原因を追求し出来るだけ早く対応策を考えましょう。
ページの読み込みスピードを上げるための方法とは?
先程、紹介したツールを使い「ページの読み込みスピードが遅い」という結果が出た時は、SEO効果を狙うためにもコンテンツの読み込みスピードを改善する必要があります。
そこで、コンテンツの読み込み速度を上げるための具体的な対策について3つ紹介します。
その①:画像のサイズを圧縮する
ページの読み込み速度を上げるための最も効果的な方法が、ページ内に挿入されている画像(イメージ)のサイズを小さくすることです。
まず先程挙げた「PageSpeed Insights」のツールを使い、読み込み速度低下の原因になっている画像を特定します。
それらの画像をPhotoshopなどを使って直接サイズを小さくするか、もしくは「Optimizilla」「TinyPNG」「JPEGmini」などのツールを使い画像を圧縮しましょう。
1つの画像のサイズが小さくても複数使用している場合は、それだけでも速度低下の原因になるため、ページ内で使用する画像の数についても注意する必要があります。
その②:ブラウザのキャッシュを活用する
ページの読み込み速度を上げるためには、ブラウザキャシュを活用するという方法もあります。
そもそもブラウザキャッシュとは、一度閲覧したことのあるWEBコンテンツ内の画像などのデータをパソコンのファイル内に保存するという機能になります。
つまり、ブラウザのキャッシュが有効な内は、同じWEBコンテンツを再度訪れた際に画像などのデータはファイルから呼び出されるため読み込みスピードが早くなるのです。
このキャッシュ機能を活用するためには「.htaccess」というPCの内部ファイルを編集する必要があります。
「.htaccess」は、どのくらいの期間キャッシュを有効にするのかを制御するためのファイルとなり、設定はそれほど難しくはないと言えます。
その③:HTTPリクエストの回数を減らす
また、HTTPリクエストの回数を減らすことも読み込み速度の向上に繋がります。
HTPPリクエストとは、ユーザーがあるサイトを見ようとする時、一般的にWEBブラウザなどのソフトウェアを使うと思いますが、そのブラウザから見ようとしているサイトのファイルが置いてあるサーバーに対して、サイトの呼び出し及び受信を行うことです。
ブラウザとサーバー間で行われる送受信データが大きれば、それだけHTTPリクエストの回数が増え、ページの読み込みに時間がかかります。
つまり、HTTPの回数を減らせば、それだけ読み込みスピードを上げることができるのです。
具体的な方法としては、「CSSスプライト」「HTML・CSS」などを縮小化する必要があります。
スピードアップデートを駆使して効果的なSEO対策をしよう
WEBコンテンツの作成者などは、効果的なSEO対策をするためにも、Googleのスピードアップデートについて十分理解しておく必要があります。
コンテンツの内容ももちろん重要ですが、冒頭でも述べたとおり、2018年にページの読み込み速度も検索結果に反映されるようになったため、極端に遅いと感じられる場合には、画像のサイズ圧縮したり、ブラウザのキャッシュを活用したり、HTTPリクエストの回数を減らすといった対策を行う必要があるでしょう。
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Googleのスピードアップデートとは?|まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、Googleのスピードアップデートとは何なのか、SEO効果との関連について詳しく紹介しました。
Googleのスピードアップデートとは、モバイル端末におけるWEBページの読み込み速度が極端に遅い場合、検索順位に影響するというアルゴリズムの1つになります。
読み込み速度を早くすれば、それだけ上位表示されやすいということではありませんが、SEO効果を見込むためにも、読み込み速度を低下させている原因について早急に追求し改善する必要があります。
今回ご紹介した具体的な方法を参考に、スピードアップデートを意識した効果的なSEO対策を行いましょう!
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