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パーソナライズド検索の意味とは?SEO初心者必見の落とし穴とは

GoogleアルゴリズムにはSEOに影響を与える数多くの機能がありますが、その1つにパーソナライズド検索という機能があります。
今回は、日頃から気付かぬ内に使用している、パーソナライズ検索の具体的な効果や重要性について解説していきます!

パーソナライズド検索は、Googleアルゴリズムに導入されている検索機能の1つで、検索結果を個別にカスタムして表示する機能のことです。

今回は、パーソナライズド検索の意味や詳しい仕組みについてまとめました。

また、WEBコンテンツを作成している新人SEO担当者の方が陥りがちな検索結果に関する落とし穴や、SEO対策についても解説しますので、ぜひご覧ください。

パーソナライズド検索の意味とは?

コーヒーと男性

パーソナライズド(Personalized)は、和訳すると「個別化」という意味があります。

パーソナライズド検索とは、Googleで導入されている検索機能のことで、ユーザーがGoogleの検索エンジンを使ってキーワード検索した時、ユーザーごとに適した検索結果を表示します。

つまり、各ユーザーの興味や行動履歴に応じて、最適な検索結果を探し、必要とされている情報を効率的に提供することをパーソナライズド検索と言います。

パーソナライズド検索されるための要素

Googleは、どのようにしてユーザーの検索意図を識別しているのでしょうか?

Googleのパーソナライズド検索では、主に次のような4つの要素からニーズを分析・判断し、ユーザーに適した検索結果を表示していると言われています。

①検索ユーザーの所在地
②過去の検索キーワードの履歴
③ソーシャルメディアでのつながりや交流
④過去に閲覧したサイトやリンク


以上がパーソナライズド検索されるための要素となります。

それぞれ4つの要素について紹介していきます。

①検索ユーザーの所在地

スマホやパソコンなどの端末を使って、Google検索を行う際の現在地を意味します。

検索結果のページの最下部に「四谷、東京都新宿区」などと表示されているのを見たことはありませんか?

それが各デバイスの基づいて、Googleが検知した所在地となります。

②過去の検索キーワードの履歴

過去の検索履歴の中で、検索回数が多いクエリがパーソナライズド検索に特に影響を与えます。

クエリとは、ユーザーが検索するときに入力した言葉・フレーズ・複合語のことを意味します。

③ソーシャルメディアでのつながりや交流

TwitterやFacebook、InstagramといったSNS内における他者とのつながりや交流によっても検索パーソナライズド検索に反映されます。

Googleでは、SNS内のつながりや交流においても個人向けにカスタマイズしています。

④過去に閲覧したサイトやリンク

過去に訪問したサイトやクリックしたリンクなどの情報も同じくパーソナライズド検索に反映されます。

ユーザーの興味や行動によって、検索意図をくみ取り最適な検索結果を表示しています。

パーソナライズド検索の利便性

先述した4つの要素がパーソナライズド検索には必要となりますが、実はパーソナライズド検索とは、ユーザーにとって非常に便利な機能なのです。

例えば、近くの映画館に行こうという時、「映画館」というキーワードで検索すると、検索結果にはユーザーの現在地から最も近い映画館の場所や上映作品が自動的に表示されます。

このようにパーソナライズド検索は、ユーザーが意図した検索結果を効率的に表示することによって、必要な情報をすぐに得ることができ、利便性の高い検索を行うことができます。

SEO対策の際のパーソナライズド検索による落とし穴

はしごに登る少年

パーソナライズド検索は、ユーザーにとって非常に便利な機能であるということが分かっていただけたかと思います。

WEBコンテンツ作成者など特にSEO初心者の方にとっては、パーソナライズ検索機能によって思わぬ落とし穴に陥ることがあります。

そこで、SEO対策のためにも知っておくべきパーソナライズド検索の注意点について見ていきましょう。

簡単に検索結果が1位になる?

例えば、「同じキーワードを検索して同じサイトに何度も訪問した」と仮定しましょう。

その結果、再度同じキーワードで検索すると、そのサイトの検索順位が1位になるということがあります。

しかし、それはあくまでもパーソナライズド検索による検索結果に過ぎず、先述で紹介した過去の検索キーワードの履歴、閲覧したのサイトやリンクなどの要素が働いているために上位表示されているだけに過ぎません。

つまり、コンテンツ制作のために使用している端末内では1位であっても、他の端末では違う順位になっていたり、本来の検索順位は必ずしも同じというわけではありません。

そのため、「1位だからSEO対策は必要ない!」と思い込んで本来の検索順位に気づかないという状況に陥ることがあります。

▶SEO対策で検索順位UP!成果を上げるポイントと対策の注意点を解説

パーソナライズド検索を考慮したSEO対策とは?

macbookとiPhoneとlens

パーソナライズド検索は、あくまでも「あなただけの検索結果」となり、一般的なユーザーにとっては利便性のある機能ですが、コンテンツ作成者などにとっては「SEO対策を妨げる機能」となるでしょう。

では、コンテンツ制作者などは、どのようにSEO対策をすればよいのでしょうか?

ここでは、パーソナライズド検索を考慮したSEO対策について紹介していきます。

シークレットウィンドウを使用してパーソナライズド検索を無効化する

最も効率的な方法としては、パーソナライズド検索を無効化してしまうことです。

デバイス内の簡単な設定で、パーソナライズド検索を無効にすることができます。

具体的な方法としては、検索エンジンの「シークレットモード」を使って検索します。

Google Chrome・Fire Fox・Safariなどの検索エンジンでは、検索設定画面からシークレットウィンドウを開くことができ、その画面から検索されるクエリは、パーソナライズド検索されない機能になっています。

Internet Explorerでは、「プライベートウィンドウ」など呼び方が異なる場合がありますが、機能としては同一です。

▶検索欄に昔検索したワード!?Chromeの検索履歴を残さない方法

検索URLを編集しパーソナライズド検索を無効化する

パーソナライズド検索を無効化するためには、シークレットウィンドウを使用する以外にもいくつか方法があります。

検索結果画面の上に表示されているURLの末尾に「&pws=0」を追加し、再検索するとパーソナライズド検索が無効になった結果が表示されます。

また、「CRC」などの専用のツールを使うことによって、直接的に本来の検索結果を調べることができます。

このようにSEO対策をする際には、パーソナライズド検索による検索結果を無視した本来の検索順位をチェックしながら対策をしていく必要があるのです。

パーソナライズド検索の意味とは?|まとめ

今回は、パーソナライズド検索の意味や詳しい仕組み、SEO対策をする上での注意点について紹介しました。

パーソナライズド本来の意味が「個別化」を指すことから、この機能は各一般ユーザーに最適な自分だけの検索結果を表示する機能です。

そのため、パーソナライズド検索によって得られる検索結果は、総合的に見た正しい順位でなく、特にSEO対策をする際には注意が必要となるでしょう。

 

この記事を書いた人

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