WEBページを作る際にHTMLのソース内に使われる「<>>」のようなタグ。
ページの内容や構成が複雑になるほど使われえるタグの種類も増え、管理することが難しくなります。
そのような時に便利なのが「Googleタグマネージャー」です。
そこで今回は新人WEB担当者に向けて、Googleタグマネージャーとは何か、Yahoo!タグマネージャーとの違いや、Googleタグマネージャーのメリットやその設置方法について紹介していきます。
目次
Googleタグマネージャーとは?
Googleタグマネージャーとは、WEBページ作成の際にHTMLのソース内で使われるタグを一括管理するためのGoogleが提供するツールの一つです。
このツールは無料で提供されているため誰でも気軽に使用することができます。
これを利用することによってGoogleアナリティックスやGoogle AdWordsなどのタグに関して、HTMLの変更なしでタグマネージャーの管理画面から一括して変更・更新を行うことができます。
Googleタグマネージャー:https://marketingplatform.google.com/about/
Yahoo!タグマネージャーとの違い
Googleと並ぶ検索エンジンであるYahoo!でも独自のタグマネージャーのサービスを提供しています。
機能や特徴の違いとしては、無料で利用するためにはYahoo!プロモーション広告を投稿する必要があります。
また、Googleの方は80種類のタグに対応しているのに対し、Yahoo!タグマネージャーはそれよりも多い120種類のタグに対応しています。
しかし、双方ともに機能的にはさほど変わりはないため、普段良く使う検索エンジンのタグマネージャーを使用してみると良いでしょう。
Googleタグマネージャーを導入するメリット
Googleタグマネージャーとは一体何か、Yahoo!タグマネージャーとの違いについて説明しました。
それでは実際に、GoogleタグマネージャーをWEBコンテンツ作成や運営に導入するメリットについて紹介します。
メリット①:タグの一括管理・変更ができる
Googleタグマネージャーを導入すると、管理画面から一括で各ページに使われているタグを管理・変更することができるというメリットがあります。
特にGoogleアナリティックスやGoogle AdWordsのタグをそれぞれのページのHTMLを開いて逐一変更や設置を行うことは非常に面倒な作業になります。
そのため、WEBページ作成、編集などの実務に実際に導入することによって、HTMLをわざわざ開かずに管理画面から一括して管理・変更ができるため、手間や時間の短縮、業務の効率化につなげることができるのです。
メリット②:公開前にテストできる
Googleタグマネージャーには、プレビューモードと呼ばれるデバック機能が搭載されていて、公開前にテストすることができます。
タグマネージャーの管理画面内でプレビューモードに設定した状態で、タグを設置しているサイトにアクセスするとタグの稼働状況が表示されます。
プレビューモードを利用することによって、想定通りの動きを確認してから公開することができます。
メリット③:バージョン管理ができる
Googleタグマネージャーを導入することによって、バージョン管理ができるというメリットもあります。
バージョンとは、いつ、どこに、どんなタグを用いたのか、それらを可視化した一覧です。
更新日や使われているタグの種類、場所をこのツールを用いて管理することができるため、何かしらの問題が生じた場合や変更や修正が必要な場合に早急に対処することが可能になります。
Googleタグマネージャーの設置方法
以上の3点がGoogleタグマネージャーを導入する主なメリットとなります。
それでは、Googleタグマネージャーを活用する際に必要な設置方法について手順に沿って説明します。
その①:アカウントの作成・設定
Googleタグマネージャーを使用するためにはまずのアカウントの作成、設定を行う必要があります。
既にGoogleのアカウントを持っている場合はそれを使用することができます。
「アカウントの設定」という項目において、まずアカウントの名前を決めます。
基本的には企業名や事業名となりますが、個人名でも構いません。
その②:コンテナの設定
アカウントの作成・設定ができたら次は画面下に行き「コンテナの設定」を行います。
コンテナとは、Googleタグマネージャーにおいてタグなどを管理するためのボックスを意味します。
コンテナ名をURL形式で設定した後に「WEB、iOS、Android、AMP」の中からコンテナの使用場所を選択します。
その後「作成」ボタンを押すと利用規約が出てくるため、それに同意します。
その③:タグの取得・設置
以上の手順が完了したら、画面にコンテナスニペット(タグ)が表示されるため、それをコピーし対象のページに指示通りに埋め込みます。
正しい表記でタグを埋め込むことができれば、Googleタグマネージャーが実際に利用できるようになります。
その後は管理画面からタグの変更や修正、管理などを行っていきます。
タグの取得、そして設置ができれば実際にこのツールをWEBコンテンツマーケティングにおいて活用していきましょう。
Googleタグマネージャーについて|まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、Googleタグマネージャーとは何か、Yahoo!タグマネージャーとの違いや、Googleタグマネージャーのメリットやその設置方法について紹介しました。
Googleタグマネージャーとは、WEBページを作成する際に使われる複数のタグを管理するためのツールです。
この複数のタグを一元管理できるツールを導入することによって、WEBページ作成後のタグの修正や変更などがしやすくなり、業務の効率化などの大きなメリットがあります。
実際にツールを設置する際、細かな機能や設定について複雑でわかりにくい場合は、以上で紹介した内容をぜひ実践してみましょう。
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