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LPOとは?コンバージョンを増やすLP改善の手順も紹介!

LPOはコンバージョン率のアップに非常に重要なことです。それでは、LP・LPOの意味を踏まえた上で、具体的な手順やポイントに関して一緒に考えていきましょう。ぜひ参考にしてください。

コンバージョン率を向上させる手段はいくつかありますが、その1つに「LPO」という非常に重要な手段が挙げられます。

広告のクリック率は悪くなくてもコンバージョン数が増えないことがあるのではないでしょうか。

そのような場合は、広告運用の改善の他にLPOの施策に取り組んだ方がいいかもしれません。

そこで今回は、LPOとは何か、LPOの重要性やLPO導入の手順、ポイントについて解説していきます。

LPとは?

街並み

LP(ランディングページ)とは、ユーザーが最初にアクセスするぺージで、問い合わせ数や成約数を上げることを目的としたものです。

検索エンジンやリスティング広告にアクセスすることで、会員登録・資料請求・商品の注文ができるといった言わば、広告宣伝用のWEBページになります。

Google AdSenseやアフィリエイトなど個人による広告事業だけでなく、一般企業も直接的な売上や収益アップを獲得する方法としてLPの活用を行います。

LPOとは?

ハッセルブラッド

LPO、「Lading Page Optimization」とは、LPの最適化を意味し、ページの構成・内容の分析をもとにCVをより効果的に見込むために、LPを改善・向上させる仕組み、手法のことを言います。

LPOを行うことによって、サイトの訪問者が求めている情報を分かりやすく説明したり、途中でサイトから離脱したりしないようにすることが期待できます。

目的やニーズに対応したコンテンツを表示し、CV率を改善・向上させてLPを最適化する「LPO」は、集客の成果をCVにつなげる重要な施策と言えるでしょう。

LPOの目的・重要性とは?

LPOの最終的な目的は「CV率の向上」になりますが、その過程に行くまでにはいくつかの目標が存在します。

その目標とは、直帰率・離脱率を下げ、コンバージョン達成するまで各ユーザーをページ内に留めるということになります。

直帰率とは、ユーザーが初見のサイトを訪問した際に途中でブラウザを閉じるか、もしくは他サイトのページに行ってしまった割合のことです。

一方離脱率とは、1つのページを訪れたユーザーの数に対して、そのまま離脱した数の割合のことです。

一般的にLPの直帰率は、目安として約70~90%と言われています。

直帰率が高くなる主な原因として、検索キーワードの絞り込みが不十分で関心の低いユーザーも引き込んでしまったり、ユーザーが何かしらの情報を得るためにページを訪問した際に、広告コピーの内容とLPコピーの内容が乖離し、ユーザーの期待を裏切ってしまったりすることから直帰率や離脱率が上がってしまうと考えられます。

つまり、「直帰率・離脱率」を下げて「CV率を向上させる」ためには、対象ユーザーの絞り込みや広告・LPコピーを最適化するLPOが必要不可欠と言えるでしょう。

LPOとSEOの導入

LPOに加えて、SEOもCV率に大きな影響を与える重要な要素となり、どちらかが欠けても効率的にCV率を見込むことはできません。

LPOの目的が、ユーザーの直帰率・離脱率を下げコンバージョン率をアップさせるということです。

一方SEOの目的は、LPを上位表示させユーザーのアクセス数を増やすことです。

そのため、最初にSEOでユーザーのLPへの流入を促し、そのユーザーにCVの達成をさせるためにLPO対策をするといった導入の流れになります。

LPO導入の手順とは?

ストリートスナップ

それでは、CV率をアップさせるためにはどのようなLPO対策を行えば良いのでしょうか?

そこで、LPO導入の主な手順、またそのポイントについて一緒に見ていきましょう。

手順①:LPの分析を行う

最初の手順は、まず該当するページ、つまりLPの内容や概要などを分析します。

主に、①クリック率、②直帰率、③コンバージョン率、④滞在時間、⑤離脱率の5つのポイントについて分析を行っていきます。

Google Analyticsなど専用ツールを用いて、まず直帰率・離脱率・滞在時間を複数あるLPごとに分析し、改善が必要な箇所をピックアップできたら、CV率・クリック率についても競合サイトと比較しながら細かく分析して行きます。

手順②:LP内の改善点や問題点の洗い出し、確認

手順①が終了したら、改善点や問題の洗い出しを行い、必要事項を確認します。

例えば、「クリック率は安定しているのにCV率が増えない・・」と言った問題がある場合には、「なぜそのような問題が発生するのか?」というような仮説を立てます。

クリック率に対してCV率が低い場合には、エントリーフォームに何かしらの欠点があることが考えられます。

例えば、個人情報などが入力しづらくユーザーのやる気を無くさせていないか、登録画面にたどり着くまでの導線になにか、障害は無いか、など具体的な仮説を立て行きます。

このようにその他のポイントに問題がある場合には、改めて改善策や解決のための仮説を立てます。

また、ヒートマップ分析を使うことによって、ユーザーのLP上での動きが可視化されロジカルに改善する方向性が見いだせるため、LPの分析・改善には必要不可欠と言えるでしょう。

手順③:問題点の解決策や改善策をもとに実装

手順②で改善点や問題点の洗い出し、仮説、また以上で挙げた5つのポイントを確認できたらそれらをもとに実際に実装して行きましょう。

「クリック率は安定しているのにCV率が増えない・・」という問題を例に実装方法について説明すると、ユーザーがより簡単にスムーズにエントリーフォームの記入ができるように、「生年月日」「ふりがな」など場合によっては不要な項目を省き、また「戻る」ボタンなど誤操作を招きやすい反応装置も取り除きます。

そして、LPから資料請求までの登録完了までの導線を簡素化することによって、クリック率に応じたCV率を見込むことができます。

これはあくまでも一例となりますが、それぞれの問題に対して適切な実装を行い、LPO対策に努めていきましょう。

コンバージョン率を増やすLPOとは?|まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はCVの率向上のLPOの手順、ポイントについて紹介しました。

LPOとは、LPにおけるユーザーのCV率を上げるための仕組み、その手法を指します。

LPOは初心者の方にとっては、複雑な点がいくつかあるため、手動でやると思い通りに行かない場合もあります。

そのため、実際にLPO対策をする際には、専用のツールを使い「クリック数」や「離脱率」などのポイントを分析します。

分析した内容によって問題点・改善点が見えてくるため、それらをもとに実装し修正していきます。

以上がLPOの主な手法となりますが、実践するには相当な時間と手間を費やすことになるため、1つ1つのポイントをしっかり抑えながら、効率的にLPO対策をして行きましょう。

この記事を書いた人

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