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CPVとCPCVの違いとは?動画広告で押さえておきたい7つの用語

動画広告は今や最もエンゲージメント効果が高いマーケティング手法の1つとなっています。
そこで今回はその中でも基本的かつ重要な用語を7つ挙げ、それぞれの意味や、動画広告でよく使われるCPVとCPCVの違いについて解説していきます。

今や動画広告市場は2000億を超え、最もエンゲージメント効果が高いマーケティング手法となっています。

その動画広告に行う際、さまざまな専門用語が飛び交い利用されています。

そこで今回はその中でも基本的かつ重要な用語を7つ挙げ、それぞれの意味や、動画広告でよく使われるCPVとCPCVの違いについて解説していきます。

7つの用語をしっかりと把握し、動画広告の理解を深めていきましょう!

動画広告で使う用語その①:CPV

動画広告で使う用語

CPVは動画広告においてよく利用される用語の1つです。

CPVとは「Cost Per View」の略で、広告視聴1回あたりのコストを測定する際に使用されます。

従来の動画以外の広告(リスティング/ディスプレイ)では、CPCやCPMの用語が使用されていましたが、動画広告の場合は「どのくらい”視聴”させたか」という指標が重要になるため、CPVの用語を使うことが多いです。

CPVの計算方法

CPVの計算方法はいたってシンプルです。

CPV=【広告に支払ったコスト】÷【動画広告の再生数】となります。

例えば、¥10,000の広告費に対して1,000回の再生だとするとCPVは、¥10と算出することができます。

YouTubeのTrueView広告は「CPV課金(完全視聴単価方式)」と採用しており30秒までの動画は途中でスキップした場合、課金されません。

CPV課金の形態は、ターゲットユーザー以外のユーザーに対して広告消費を軽減し、興味のあるユーザーに訴求できるため、無駄なく費用対効果の高い配信ができるでしょう。

動画広告で使う用語その②:CPCV

動画広告で使う用語

CPCVとは「Cost Per Completed View」の略で、動画広告1回の完全視聴に対するコストを測定する際に使用されます。

CPCVは、再生された動画広告が最後まで完全に視聴されることを指標にしていますが、CPVは視聴1回あたりの指標のため、広告を最後まで見る必要がありません。

CPCVは、動画を最後まで見てもらうことによって、商品やサービスに深い理解や関心をもってもらうことを目的としていますが、CPVはより多くの人に知ってもらう認知拡大を目的としています。

このように視聴における目的が大きな違いとなります。

CPCVの計算方法

CPCVの計算方法についてもシンプルです。

CPCV=【広告に支払ったコスト】÷【動画広告の完全視聴数】となります。

例えば、¥10,000の広告費に対して1,00回の完全視聴完了数だとするとCPVは、¥100と算出することができます。

CPCVは、動画広告を最後まで視聴してもらうことを目的としているため。

商品理解やブランディングに有効な指標となるでしょう。

動画広告で使う用語その③:CPM

動画広告で使う用語

CPMとは「Cost Per Mille」の略で、広告表示1,000回あたりのコストを測定する際に使用されます。

CPMは、インプレッション単価とも呼ばれることがあり、「Mille」はラテン語で1,000という意味から来ています。

CPMの計算方法

CPMの計算方法は以下になります。

CPM=【広告に支払ったコスト】÷【表示回数】×【1,000】となります。

例えば、¥100,000の広告費に対して10,000回のインプレッションがあったとするとCPMは¥10,000と算出することができます。

CPMは、表示回数で課金されるため、クリック数で課金されるCPC課金の形式とは異なり、YouTube動画のバンパー広告のような短尺の広告枠で採用されることが多いです。

そのため、認知向上やブランディングなどの目的と相性が良いでしょう。

動画広告で使う用語その④:CPC

動画広告で使う用語

CPCとは「Cost Per Click」の略で1クリックあたりのコストを測定する際に使用されます。

CPCのようにクリック数に対して課金する広告を「クリック保証型広告」と言い、掲載している広告でどれだけの集客をできているのか、広告の妥当性を判断するための指標として採用されることが多いです。

CPCの計算方法

CPCの計算方法は以下になります。

CPC=【広告に支払ったコスト】÷【その広告でクリックされた数】となります。

例えば、¥100,000の広告費に対して1,000回のクリックがあったとするとCPCは¥100と算出することができます。

WEB広告ではCPCは一般的ですが、動画広告においては動画視聴すること自体が認知獲得やブランディングを兼ねている部分があるため、一概にCPCだけでは正しく評価できない場合もあります。

動画広告で使う用語その⑤:CPA

動画広告で使う用語

CPAとは「Cost Per Action」の略でCV(コンバージョン)を獲得するために発生したコストを測定する際に使用されます。

CPAは、広告運用費に対してどの程度の顧客単価で見込み客を獲得できたのかを判断する際に採用される指標となります。

CPAの計算方法

CPAの計算方法は以下になります。

CPA=【広告に支払ったコスト】÷【コンバージョン数】となります。

WEB広告全版においてCPCと同じ非常によく使用される指標ですが、動画広告においては、CPAやCPCはあまり採用されることはなく、どちらの動画が良いのか比較する際に利用されます。

動画広告で使う用語その⑥:CPI

動画広告で使う用語

CPIとは「Cost Per Install」の略でスマートフォンのアプリインストール1件を獲得するために発生したコストを測定する際に使用されます。

CPIは、CPAと同じ意味で使われることが多く、バナー広告や動画広告をクリックして、 App Store、Google Playなどからアプリをインストールした際のコストを表す際に採用される指標となります。

CPIの計算方法

CPIの計算方法は以下になります。

CPI=【広告に支払ったコスト】÷【インストールされた数】となります。

CPIの目標値を決めることで、広告コストに対してどれだけのインストール数が必要になるのか、クリックしたユーザーの何%にインストールしてもらえれば良いのかなど考えることができます。

動画広告で使う用語その⑦:CPE

動画広告で使う用語

CPEとは「Cost Per Engagement」の略でエンゲージメントを獲得するために発生したコストを測定する際に使用されます。

エンゲージメントはサービスにより定義がコトン来ますが、SNSやアプリに使われる指標です。

例で挙げると「お気に入り、返信、リツイート、フォロー、個人情報の入力、いいね」などがエンゲージメントとして計測されます。

CPEの計算方法

CPEの計算方法は以下になります。

CPE=【広告に支払ったコスト】÷【エンゲージメント数】となります。

インストールを促すCPIと比べて、インストール後の課金や成果も設定できるためアプリでよく使用され、クリエイティブとして動画設定できる広告サービスもあります。

動画広告で押さえておきたい7つの用語|まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、CPVとCPCVの違いとは?動画広告で押さえておきたい7つの用語について解説しました。

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