キャンバス広告とは、2016年から国内でも本格的に導入されるようになったFacebookの広告手法のことです。
※2018年9月より「キャンバス広告」は「インスタントエクスペリエンス」に名称変更となっております。
正式リリースから数年が経っていますがその活用事例は国内ではそこまで多くはありません。
今回はFacebookキャンバス広告とは何か、キャンバス広告のメリットと注意点、キャンバス広告の作成方法についてまとめていきます!
目次
キャンバス広告とは?
キャンバス広告(現:インスタントエクスペリエンス)とは、2016年から国内でも本格的に導入されるようになったFacebookの広告手法のことです。
Facebookの広告フォーマットの1つであり、モバイルデバイスを使うユーザーにフルスクリーンで表示させることのできる広告です。
広告をタップすると、広告がフルスクリーンで表示され、まるでLPのような画面をユーザーに提示することができるのです。
キャンバス広告を使用することで、ブランドやサービスなどを活きいきと表現することができるため、よりユーザーに強く訴求をすることが可能となります。
キャンバス広告には以下の機能があります。
◆利用者の注目を集め、高品質なコンテンツの効果を最大限に引き出します。
インスタントエクスペリエンスについて|FACEBOOK for Business
キャンバス広告(現:インスタントエクスペリエンス)は瞬時に読み込まれ、フルスクリーンで表示されます。
また、画像、動画、カルーセル(複数画像)、スライドショー、コレクションなど、ほとんどのフォーマットに対応しています。
◆ブランドストーリーを語ります。
キャンバス広告(現:インスタントエクスペリエンス)は、カスタムインスタントエクスペリエンスを作成するか、複数のテンプレートから選択することができます。
説明テキスト、ボタンやリンクなどを使って、広告の流れをわかりやすく示すこともできます。
上記の様に、自由に広告を構成でき、コンテンツの効果を最大限に引き出すことができるのがキャンバス広告の最大の特徴であると言えます。
また、広告費についても従来の広告同様の価格帯で出稿することが可能です。
▶Facebookカルーセル広告とは?設定方法や活用事例を解説
キャンバス広告のメリットと注意点
それではそんなキャンバス広告(現:インスタントエクスペリエンス)のメリットとは何なのでしょうか?
また、使用の際に注意しておくべきことはあるのでしょうか?
以下ではキャンバス広告のメリットと注意点についてまとめていきます。
キャンバス広告のメリット①:ブランドやサービスを効果的に訴求することができる
先程も記したように、キャンバス広告はモバイルデバイスを使用するユーザーにフルスクリーンで表示させることが可能です。
また、画像、動画、カルーセル(複数画像)、スライドショー、コレクションなどのフォーマットに対応しており、従来のコンテンツよりも様々な要素を盛り込むことができるため、ブランドやサービスの魅力をよりユーザーにアピールすることができます。
キャンバス広告のメリット②:LPを作成するよりも工数を削減できる
キャンバス広告はクッションページのような役割を果たすという側面もあるため、広告とLPの間に挟むクッションページを作成する工数を削減することが可能となります。
複数のテンプレートから選択し作成することができるため、自社の商材を宣伝するために最も良い要素を盛り込んだページを簡単に作成することができます。
キャンバス広告のメリット③:ビューの読込速度が速くスムーズな誘導が可能
キャンバス広告では普通のリンク広告と比較すると、ビューの読み込み速度が約10倍にもなると言われています。
ビューの読み込み速度が速いことによって、そこでのユーザーの離脱率を低く保つことが可能です。
また、ボタンリンク以外にもページスクロールによって目的ページを表示させることもできるため、誘導率が高まるというのもメリットの1つです。
以上3点がキャンバス広告の大きなメリットと言えます。
それでは次にキャンバス広告を扱う上での注意点をまとめていきます。
キャンバス広告の注意点①:一度完成したら再編集することができない
キャンバス広告は一度編集が完了すると、広告がロックされ再編集することができません。
再編集する場合には、広告を完了するのではなく、「下書きを保存」としておく必要があります。
ABテストをして効果を検証したい場合には、予め同じ設定の下書きを複製しておくと便利です。
キャンバス広告の注意点②:すべてのキャンペーン設定で使用できるわけではない
キャンバス広告では設定できるキャンペーンの目的が限られているため注意が必要です。
使用できるキャンペーンの目的は「ブランドの認知度アップ」「リーチ」「トラフィック」「アプリのインストール」「動画の再生数アップ」「コンバージョン」「来店数の増加」になります。
これ以外の目的設定ではキャンバス広告を使用できないため、キャンバス広告を使用したい場合には、上記の目的設定からキャンペーンを作成する必要があります。
以上2点がキャンバス広告を設定する上で注意しておかなくてはならない点です。
キャンバス広告はユーザーに効果的に訴求できるという側面がある一方で、上記のような注意点があることも理解し、使用していくことをおすすめいたします。
キャンバス広告の作成方法
それではキャンバス広告(現:インスタントエクスペリエンス)の作成方法についてご紹介いたします。
手順①:新規キャペーンの作成
まずはFacebook広告の新規キャペーンを作成します。
キャンペーンの作成方法は従来通り「広告を作成」もしくは左上緑色の「+作成」ボタンから作成できます。
この際、先にも記したように、キャンペーンの目的設定で「ブランドの認知度アップ」「リーチ」「トラフィック」「アプリのインストール」「動画の再生数アップ」「コンバージョン」「来店数の増加」のいずれかを選択しておく必要があります。
手順②:広告セットの設定をする
次に広告セットの設定をします。
こちらも従来通りの設定で進めます。
コンバージョンイベントの場所や予算、期間やオーディエンス設定を行います。
手順③:キャンバス広告(現:インスタントエクスペリエンス)を作成する
ここからがキャンバス広告の設定になります。
まずは広告の形式を選択します。ここでは1件の画像または動画、カルーセル、コレクションの中から選択します。
次にフルスクリーンのモバイルエクスペリエンスという項目の中から「インスタントエクスペリエンスを追加」を選択し、テンプレートをクリックします。
するとキャンバス広告を作成するためのテンプレートが選択できるようになります。
好きなテンプレートを選択したら、その後はそれぞれの項目を入力し、素材をアップロードすれば完成となります。
自身で構成するというよりもテンプレートに沿って必要事項を入力、アップロードしていくだけなので非常に簡単に作成することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はFacebookのキャンバス広告(現:インスタントエクスペリエンス)とは?キャンバス広告のメリットと注意点、キャンバス広告の作成方法についてご紹介いたしました。
Facebook広告はターゲティングの精度が他の広告媒体よりも高く、非常に注目されているプラットフォームです。
その中でもキャンバス広告は、ブランドやサービスを効果的に訴求することができるという点で非常に効果が期待できる広告形式です。
創意工夫次第で様々なキャンバス広告を簡単に作成することができるため、Facebook広告での出稿を検討されている方、今実際にFacebook広告を出稿されている方は、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
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