Googleアナリティクスのレポート自動化方法をご紹介します

Googleアナリティクスなどのレポートはどのように作成されていらっしゃいますか？
Googleアナリティクスのデータ、Google広告のデータなどをそれぞれダウンロードしてスプレッドシートにまとめてというのは手間ではありませんか。

そんな時に活躍するのがGoogleデータポータルです。
今回の記事ではGoogleアナリティクスのレポートの自動化方法についてご紹介していきます。

Googleアナリティクスのレポート自動化はした方が良い？

Googleアナリティクスのレポートを作成される際に、
データを一度スプレッドシートにダウンロードして作成したり、手入力で作成されてますか？
いずれも手間がかかってしまいますよね。

レポートを自動化できれば最初に作成するのみで、
後は随時確認するだけといったように作成する工数が省け、
ユーザーも最新のデータが常に閲覧できるという最適な環境が構築できます。

Googleアナリティクスのレポートを自動化する簡単な方法とは？

上記でGoogleアナリティクスのレポートは自動化したほうがメリットがあるとご紹介しましたが、
自動化は難しそうと、思っている方もいらっしゃるかと思います。
そんな方におすすめな簡単にレポートを作成できるツールがあります。
それはGoogleデータポータルです。

GoogleデータポータルとはGoogleが提供するレポート作成に特化したツールです。
Googleアナリティクスをはじめ、Google広告やサーチコンソール、スプレッドシートなど、
Googleの提供するサービスから集めた情報をリアルタイムに反映するレポートを作成することができます。

Googleデータポータルの特徴とは？

Goolgeデータポータルがどのようなものかわかっていただけたかと思いますので、Googleデータポータルにはどのような特徴があるかをご紹介致します。

1.無料で利用可能

データの可視化や共有するツールは多くが有料で提供されていますが、
Googleデータポータルはすべての機能が無料で利用可能
Googleアカウントがあればすぐに作成可能で、権限の付与や共有もアカウント単位で行えます。

2.編集、閲覧、共有を一元管理可能

Googleデータポータルを利用すると、データの取り込みからレポート作成、共有までを一元管理可能です。
編集や共有に別のツール等を使う必要がなく、WEBで閲覧、編集できるため、リンクを送るだけで共有することができます。

3.レポート作成工数を削減

上述していますが、レポートの作成工数が大幅に削減できます。
広告のレポートやアクセスレポートを月ごとに集計し、レポートを作成するのでは、
毎月一定の工数がかかってしまいます。
Googleデータポータルでは、データが自動で反映されるため、抽出や作成を毎月行う必要がありません。
レポート作成の工数が減ることで、他のタスクやレポートの分析などに時間を割くことができます。

4.多くのGoogle提供サービスに対応

Googleアナリティクス、Google広告、スプレッドシート、YouTubeアナリティクスなど多くのGoogle提供サービスのほか、
プラグインのような形でデータポータルパートナーが作成した独自のコネクタ(ahrefsや、facebook広告などと接続し、データを同期する)も利用することが可能です。

Googleデータポータルを導入するには？

ここまで、データポータルとはどういったものかや、メリットについて紹介してきましたが、
続いてGoogleデータポータルの導入方法を解説していきます。

1.Googleアカウントの準備、利用規約に同意

まずは先述した通り、Googleアカウントが必要になります。
Googleデータポータルのサイトに入り、無料で利用するから利用を開始します。
利用規約に同意すればすぐに利用可能になります。

2.レポートを作成する

 

データポータルのメニューからレポートの作成が可能です。
また、データポータルに標準で作成されているレポートのテンプレートを利用することができます。

3.データに接続する

レポート作成開始の際に、参照するデータを選択します。
ここでGoogleアナリティクスやGoogle広告のデータを選択することができます。

この際に注意しなければならないのが、Googleのデータをデータポータルで利用する際には、管理者権限が必要になります。
閲覧権限だけでは接続できないため、レポート作成者と管理者が別の場合には権限を付与してもらいましょう。

4.グラフや表を使って可視化する

 

レポート作成画面を開いたら、ツールバーからグラフや表を選択し、作成していきます。
グラフは配置したのちにグラフ形式を変更することも可能です。

より高度なGoogleデータポータルのテクニックをご紹介

ここまでGoogleデータポータルの導入方法や基本的な情報をご紹介してきましたが、
最後に高度なデータポータルのテクニックをご紹介いたします。

複数のデータソースからグラフを作成する

例を挙げると、Googleアナリティクスとahrefsといったような、2つのデータからレポートを作成したいといった場合もあるかと思います。
Googleデータポータルでは2つのデータソースから作成することも可能となっています。

注意しなければならないのが、片方のデータが不足している場合、結合元によって出力するデータが異なってしまうことです。
出力されるデータをよく確認する必要はあります。

同じレポート上のグラフを連携させる

Googelデータポータルにグラフインタラクションという機能があり、
2つのグラフがあり、Aのグラフで絞り込みを行うと、Bのグラフでも同じ絞り込みが行われた状態で表示されるという、
フィルタリングのようなレポートの見せ方があります。
こういった機能を使い目的により見せ方を工夫していくのも良いかと思います。

Googleアナリティクスのレポート自動化 | まとめ

今回の記事ではGoogleアナリティクスのレポート自動化方法についてご紹介してきました。
Googleデータポータルを用いることで、Google提供サービスなどのレポートを簡単に自動化することができます。
GoogleアナリティクスだけでなくGoogle広告やスプレッドシート、パートナーが作成したコネクタであればFacebook広告なども接続することができます。
レポートの自動化に悩んでいる方は利用してみてはいかがでしょうか。

また、弊社ではGoogleアナリティクスレポート作成のサービスもございます。
是非ご利用いただければと思います。

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