近年、ユーザーが増加していき今や若者を中心に多くの方が利用するSNSであるInstagram。
Facebook社の調査によると、2020年1月時点でストーリーズ広告を利用している広告主は約400万社と、ユーザー数の増加に比例し広告を出稿する企業も増えてきております。
今回の記事ではInstagramストーリーズ広告の解説と、出稿する際に気を付けるポイントをご紹介していきます。
▶YouTubeやSNSで目にする動画広告のメリット・デメリットとは
目次
Instagramストーリーズ広告とは
Instagramは2010年にリリースされた写真共有が主なSNSで、今や若者世代中心に勢いをつけ、
2021年現在では、国内で約3,300万人以上が利用する大手SNSの1つとなりました。
Instagramが他のSNSと差別化されているのは、何を通して物事を共有するかという点です。
Twitter,Facebookはこれまで画像投稿も可能ではありましたが、主に文字を通して他者と繋がり、共有していました。
Instagramは上記SNSと違い、写真や動画で自分を表現し共有することが主流になりました。
ストーリーズとは
そんなInstagramは2016年8月にストーリーズという新機能を新たに実装しました。
それまでInstagramの主流であった、投稿が溜まっていくものとは異なり、投稿後24時間で消えてしまうものです。
Instagramでのストーリーズがユーザーに浸透し、人気を博した後に、Instagramを提供しているFacebook社のFacebook内にストーリーズやTwitterのフリートなど、
様々なSNSに同じような機能が実装されるなど、今注目されていることが伺えます。
ストーリーズの特徴
なぜストーリーズがこんなにも人気を博しているのか、その特徴を知ることで、
ストーリーズ広告のクリエイティブ作成に活かすことができるかと思いますので、ストーリーズの特徴を解説していきます。
1.スマホ主流の今、スマホのフルスクリーン表示で没入感のあるコンテンツ
タイムラインでたくさんの画像が上下に流れてくる形式とは違い、ストーリーズでは、スマートフォンのフルサイズの縦長で表示されます。
こちらが大きな特徴となっており、ストーリーズの投稿表示中は、スマートフォンの画面すべてに表示できるため、ブランドや商品、サービスを強く訴求することができます。
2.ユーザーのストーリーズにおける価値観
Instagramのサービス開始以降、投稿はフォトジェニックな画像や、「映える」派手な画像を投稿する場として、少し敷居が高く感じられていました。
しかし、ストーリーズの登場以降、24時間で消える機能やInstagramアプリ内で撮影し加工できる点から、多くのユーザーが気軽に投稿出来るものとして人気を博しました。
そのため、日常的なシーンがストーリーズには多く見られます。
ストーリーズ広告の出稿方法
Instagramやストーリーズについて知っていただけたかと思いますので、
続いてはストーリーズ広告の出稿方法をご紹介致します。
基本的にはFacebook広告を出稿する流れと同じです。
あくまでもInstagram広告はFacebook広告内の配信面の一つとなりますので、
配信面でInstagramを設定するという方法になります。
そのため、広告を出稿する際にはFacebookビジネスアカウントと、
Facebookページが必要になりますので、出稿の際にはご準備をお願い致します。
1.キャンペーンを作成する
Facebook広告マネージャー上でまずはキャンペーンを作成する必要があります。
キャンペーン作成の際には目的を聞かれますので、それぞれに合わせた目的を選択してください。
2.広告セットを作成する
続いて広告セットの作成になります。ここでは広告配信のターゲットや配信面を設定します。
年齢や地域、ユーザー属性などの設定を進めます。
この広告セットの設定内に「配置」という項目があります。
初期設定では自動配置になっており、最適化の観点から自動配置がFacebookからも推奨されています。
特に指定がない場合は自動配置で問題ないと思いますが、Instagramストーリーズやフィードなど、配信面を絞り込んで配信することも可能となっております。
3.広告クリエイティブを入稿、作成する
広告セットの作成も完了したら、次は広告クリエイティブを入稿する必要があります。
ストーリーズに配信面に最適なサイズは縦長で比率が9:16の画像もしくは動画になります。
クリエイティブの作成、設定が完了したら、詳細で表示するテキストと遷移先URLを設定し、
公開ボタンをクリックすることで、入稿までの設定が完了致します。
その後Facebookによる審査があり、審査が完了すると自動的に広告の配信が開始されます。
ストーリーズ広告配信のポイント
Instagramストーリーズ広告の配信方法をご紹介してきましたので、
最後にストーリーズ広告の配信、クリエイティブ作成の際のポイントをいくつがご紹介していきます。
クリエイティブは最初の1秒が肝心
Instagramの仕様上、スマホ画面をタップやスワイプするなど、簡単な操作で投稿を閲覧することができます。
ストーリーズの画像は約6秒、動画は最大15秒で表示されます。
しかし、すべてのユーザーが画像や動画を最後まで見ているわけではなく、瞬時に閲覧し、気になる投稿があればより長く閲覧することが多い傾向にあります。
そのため、目の引くクリエイティブで投稿が表示されたすぐに目に留まるようなクリエイティブが良いかと思われます。
スマホの画面サイズに合わせたクリエイティブを
通常のFacebook,Instagram広告で設定可能な正方形や横長のバナーは、
Googleディスプレイ広告,Yahooディスプレイ広告,LINE広告にも流用可能なサイズとなりますが、
ストーリーズ広告に関しては、スマホの画面サイズに合わせた縦長のサイズになりますので、
上記の正方形や横長のクリエイティブと異なるデザインが必要になります。
ユーザーは敏感
近年のユーザー、特に若い世代のユーザーはSNSの広告に非常に敏感になっているかと思います。
広告感のあるものは瞬時にスルーしてしまうことも多いです。
そのため、なるべく広告感がなく、ユーザーが投稿するコンテンツに馴染むような広告で違和感なく閲覧してもらう、
もしくは、大きく目を引く訴求力のあるデザインにすることで見たくなってしまう広告を作成するのが良いかと思います。
Instagramストーリーズ広告配信 | まとめ
今回の記事ではInstagramストーリーズ広告について、概要や出稿方法、配信のポイントを解説してきました。
Instagramストーリーズ広告はFacebook広告の配信面の1つで、縦長(9:16)のクリエイティブが必要です。
ストーリーズ広告では、ユーザーの閲覧数も多いのですが、ユーザーは広告感のあるものを瞬時に見抜いて避けるため、
ユーザーの投稿に寄せた広告、ユーザーが思わず詳しく見たくなるクリエイティブを作成する必要があります。
多くのユーザー、若いユーザーに広告を出稿したいと考えられている方は是非利用してみてはいかがでしたでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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