Googleなどの検索エンジンで検索した際に検索順位の上部や下部に広告と記載されたリンクが出てくるリスティング広告違い、サイト等を閲覧しているユーザーに対して画像や動画で訴求をする広告がディスプレイ広告です。
そんなディスプレイ広告の2つの大きな配信媒体であるGDNとYDA(旧YDN)、今回はそれぞれの特徴や違いを解説いたします。
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目次
ディスプレイ広告とは?
最初にディスプレイ広告とは、Webサイト内やアプリ内に画像もしくは動画で表示される広告です。
画像で表示されることが多かったのですが、近年では動画でよりユーザーに動きや音で伝える広告も増えてきています。
ディスプレイ広告以外の広告の出稿手法に、ユーザーが検索エンジンにキーワードを入力し検索した結果に広告を表示するリスティング広告があります。
リスティング広告ではユーザーが欲しているものが検索のキーワードから絞り込めることから、顕在層に向けて広告を配信することに長けています。
ディスプレイ広告はユーザーが閲覧しているWebサイトやアプリ内の広告掲載箇所に表示されるため、ユーザーが何を目的としてアプリやwebサイトを閲覧しているかがわかりにくいため潜在層に向けて配信し認知を拡大することに長けている広告と言えます。
▶ディスプレイ広告の種類や特徴、リスティング広告との違いを解説!
GDN/YDA(旧YDN)広告の特徴
リスティング広告とディスプレイ広告にそれぞれに出稿箇所などの特徴があるように、ディスプレイ広告を出稿することができる広告媒体にも特徴があります。それぞれの特徴を知り目的に合わせて最適な広告媒体を選択することが重要です。
GDN広告の特徴
GDNとはGoogle Display Network(Googleディスプレイネットワーク)の略称です。Googleの広告管理画面から広告の出稿設定をすることができるディスプレイ広告です。
「Google広告」から設定を行い出稿することが可能で、GDN広告の配信先は提携しているサイトやアプリ、個人ブログにも出稿することが可能です。
Googleの提携先にはYouTubeなどもあり、幅広く多くのユーザーに対して広告を表示することができます。
YDA(旧YDN)広告の特徴
YDAとはYahoo! Display Ad network(Yahoo!ディスプレイアドネットワーク)の略称で、2021年5月にYDN(Yahoo! Display Network)から移行した広告媒体です。
旧YDN広告とは管理画面やアルゴリズムが変更になりましたが配信面については大きな変更はございません。
YDA(YDN)広告の特徴はYahoo!のサービスサイトである、Yahoo天気やYahooニュース、Yahoo知恵袋などのYahooのサービスサイト内にも広告が出稿できることです。
その他の提携サイトもGoogle広告ほど多くはありませんが法人のみとなっているので、信頼性の高いサイトに広告を表示することができます。
GDN/YDA(旧YDN)の違いと強み
GDN広告とYDA広告でどちらにもそれぞれの魅力があり、どちらの媒体に出稿するか悩まれる方も多いかと思います。
そこでGDN広告とYDA広告を比較し、両者の違いを明確にすることで目的に合った広告媒体を選択できます。
広告掲載面の多さと細かなターゲティングがGDN広告の強み
上述しておりますように、GDN広告がYDA広告よりも優れている点は配信面の多さになります。
Googleアドセンスを利用する多くのサイトに広告を掲載することが可能なため、広告の配信面は世界一と言えるでしょう。
配信面が多く、たくさんのサイトに簡単に広告を表示させることができてしまう反面、ブランドのイメージを損ねるようなサイトに表示される可能性もあります。
こちらは配信先を除外設定することである程度防ぐことは可能ですが、掲載面が多すぎるため管理が困難でもあります。
配信するユーザーの絞り込みもGDN広告は強みを持っています。
GDN広告はYDA(YDN)広告に比べ詳細なターゲティングが可能となっており、例としてはYDA(YDN)広告では地域ターゲティングが市区町村までを選択するのに対し、GDN広告は市区町村の他に住所やGoogleマップでピンを指した位置から半径何kmというように細かく地域設定が可能であることや、自社のサービスや商品に興味を持っているユーザーに対して効果的に配信することができます。
インフィード広告など配信面の信頼性が高いYDA(YDN)広告
YDA(YDN)広告はYahoo関連サービスに表示することが可能で、Yahooニュースのニュース記事の間に広告を表示することができます。こちらの広告の配信方式をインフィード広告と言います。
YahooニュースなどのYahoo関連サービスへ掲載されている広告は、個人ブログ内の広告と比べると比較的信頼性があるとユーザーからは認知されます。
YDA(YDN)広告は配信面も法人のみとなっていますので、GDN広告と比べ配信面の信頼性は高いといえます。
GDN/YDA(旧YDN)のバナーサイズ
GDN広告とYDA(YDN)広告はそれぞれの配信面に合ったバナーサイズが必要になるため、一部出稿可能なバナーサイズに違いがあります。
広告用バナーを作成される際にはそれぞれに適したバナーサイズを作成するのが良いと思います。
配信媒体 | 画像サイズ |
GDN広告 | 200×200・240×400・250×250・250×360・300×250・336×280・580×400・120×600・160×600・300×600・468×60・300×1050・728×90・930×120・970×90・970×250・980×120・300×50・320×50・320×100 |
YDA(YDN)広告 | 300×250・160×600・468×60・728×90・320×50・320×100 |
どちらの媒体にも共通するサイズで作成しておくと、それぞれの配信媒体に出す場合でもリサイズの必要がないためおすすめです。
GDNとYDA(旧YDN)の特徴や違い|まとめ
今回の記事では、GDN広告とYDA(YDN)広告の違いについて解説してきました。
GDN広告は多くの配信面に対応しており表示するターゲティングを詳細に行うことができます。
YDA(YDN)広告はYahoo関連サービスや法人サイトなどの広告からブランドのイメージを下げてしまう可能性が低くなっています。
多くのユーザーに漏れのないように配信するにはどちらの媒体にも出稿するのが良いかと思います。
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