WordPressは簡単で拡張性の高い無料システムとしてWebサイト制作者に人気があります。
実際にWebサイトを制作する際に利用されている方、利用を検討されている方も多いのではないでしょうか?
今回はWordPressでWebサイト制作をする際に必ず知っておきたい「お問い合わせフォーム」について、基本的な作成方法からおすすめの作成ツールまでご紹介していきます。
企業やサービス・商品の信頼感や安心感にも繋がりますので、ぜひ参考にされてみてください。
▶WordPress運用代行会社15選!運用の注意点や代行のメリット
目次
お問い合わせフォームの作成方法は?
WordPressを利用して制作されているサイトは非常に多くありますが、実はWordPressにお問い合わせフォームは始めから設置されていません。
ですから、お問い合わせフォームを設置したい場合は、後ほどご紹介するプラグインの機能や専用ツールを利用する必要があります。
では、実際にフォームの作成方法を解説していきます。
作成方法は大きく3つあります。
1. PHPから自作する
これは、1からPHPでコーディングをして作成する方法です。
プログラミング経験者であれば、自分の思い通りのフォームを作成することができるのでクオリティも高くなりますが、工数やお金がかかってしまい、効率面ではあまりおすすめできません。
ですので、クオリティを最重視したい方以外は避けた方が良い方法でしょう。
2. フォーム作成専用サービスを利用する
これは、専用サービスを利用した作成方法です。
無料のものから有料のものまで様々あり、プログラミングの知識がなくても簡単に利用できるので、簡単かつ見た目の整ったフォームを作成したい方におすすめです。
無料サービスではGoogle Form、有料サービスではTayori(一部有料)、Qubo REQUESTなどがあります。
3. WordPressのプラグインを利用する
これは、WordPressをカスタマイズするためのプラグインという拡張機能を利用した方法です。
前述した通り、WordPressにはお問い合わせフォームが標準設置されていませんが、効率良く十分なクオリティのWebサイトを制作したいのであれば、他にもこのプラグインを使ってカスタマイズしていく必要があります。
一見、難しそうに感じてしまいますが、WordPressの管理画面のメニューにあるプラグインから欲しい機能をインストールして有効化ボタンを押すだけですので、普段のスマートフォンでアプリをダウンロードするような感覚で簡単に導入することができます。
導入後のお問い合わせフォームの作成も簡単かつ綺麗にでき、WordPress内で完結できるため、初心者の方にもおすすめです。
▶WordPressのおすすめプラグイン10選!機能などを詳しく解説!
お問い合わせフォーム作成のプラグインはどれがおすすめ?
現在、WordPressのプラグインの数は55,000以上あると言われており、当然フォーム作成のためのプラグインも種類が豊富にあるので、どれを使うべきか悩んでしまいますよね。
その中でも、特に利用者の多い無料プラグイン「Contact Form 7」と「MW WP Form」を比較していきたいと思います。
1. Contact Form 7
Contact Form 7は、シンプルなフォームであれば簡単に作成できるので、インストール数500万以上という人気の高いプラグインとなっています。
特徴
・確認画面がない
・完了メッセージ表示の際にページ遷移しない
・日付、チェックボックス、ラジオボタン、テキストなど回答事項を簡単に挿入できる
・細かなバリデーションはfunctions.phpにコードを追加すれば設定可能
・Constant Contactと連携すれば顧客リストの作成が可能
作成手順
①プラグインをインストールし、有効化する
②管理画面の左にあるメニューから「お問い合わせ」を選択し「新規追加」をクリック
③「フォーム」タブで、フォームに欲しい項目のボタンを選択し必要な情報を入力し「タグを挿入」をクリックする
④欲しい項目すべてで入力が完了したら「保存」して生成されたショートコードをコピーする
⑤管理画面のメニューから固定ページ(または投稿ページ)へ移動し、お問い合わせフォームを設置したいページにショートコードを貼り付ける
⑥「お問い合わせ」に戻り、「メール」タブでフォームの送信先や送信元のアドレスや件名、文言を設定する
2. MW WP Form
MW WP FormはContact Form 7と並んで人気のあるプラグインになります。
こちらも作成方法がシンプルかつ機能が充実しています。
特徴
・確認画面がある
・確認・エラー・完了ページにそれぞれ遷移できる
・日付、チェックボックス、ラジオボタン、テキストなど回答事項を簡単に挿入できる
・細かなバリデーションも同画面で設定できる
・顧客情報をデータベースに保存したり、グラフ化・CSVダウンロードできる機能が標準設置されている
作成手順
①プラグインをインストールし、有効化する
②管理画面の左にあるメニューから「MW WP Form」を選択し「新規追加」をクリック
③ページによってフォーム内容を変えたい場合は分かりやすいタイトルを付ける
④「選択してください」と書いてあるドロップダウンボタンからフォームに欲しい項目を選択し「フォームタグを追加」をクリック
⑤必要な情報を入力したら「Insert」をクリックし、欲しい項目すべて完了したら画面右側の「フォーム識別子」にあるショートコードをコピー
※「Insert」でフォームタグは挿入されますが、labelタグなどは含まれていないため自分で追記する必要があります
⑥管理画面のメニューから固定ページ(または投稿ページ)へ移動し、お問い合わせフォームを設置したいページにショートコードを貼り付ける
⑦「MW WP Form」に戻り、右側にある「メール設定」からフォームの送信先や送信元のアドレスや件名、文言を設定する
■確認・エラー・完了ページでページ遷移させたい場合■
①「MW WP Form」内の「URL設定」でURLを設定後、「固定ページ」で確認・エラー・完了の各ページを作成する
②上記で生成されたショートコードを同じように各ページに貼り付けて、「ページ属性」でフォーム入力画面のタイトルを選択する
お問い合わせフォーム作成ツールを選ぶポイントは?
利用者の多いプラグイン2つを比較してまいりましたが、他にも評価されているプラグインやサービスは沢山あります。
・わかりやすくて入力しやすいなど、ユーザーにとって親切なフォームを作成できるか
・自分のスキルで作成可能なツールか
・利用者数や評価は十分か
・工数やお金はどのくらいかかりそうか
・セキュリティがしっかりしているか
など、上記をポイントに置いてツールを選んでいくと良いでしょう。
WordPressのお問い合わせフォームについて|まとめ
今回は、WordPressでWebサイト制作を行う際に必須のお問い合わせフォームについてまとめてまいりました。
WordPressを利用しているのあれば、簡単に導入でき、機能性も十分なプラグインで作成するのが効率良い方法ではないでしょうか。
また、プログラミング未経験でコードに抵抗のある方ならば、Google Foamのようにボタンで簡単に選択できるサービスもおすすめです。
それぞれの特徴を比較しながら、最も適したツールを選択してみてください。
Webサイト制作の際の参考にしていただけますと幸いです。
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