近年、企業や団体がプロモーションの一環で、集客やマーケティングといったビジネスツールとしてYouTubeを活用するケースが増えてきています。
そこで、今回はYouTubeの動画を見た視聴者に対して、アンケートを取り様々なデータを収集することができるYouTubeコミュニティを活用したアンケートのやり方について解説します。
他にも、YouTubeでアンケートを取る注意点やアンケートコンテンツのメリットについてもご紹介していますので、今後YouTubeを活用してコンテンツマーケティングを行う予定の方は是非最後までご覧ください。
YouTubeアンケート機能とは?
YouTubeにアンケート機能があること自体、そもそも知らないという方も多いのではないでしょうか?
現在、YouTubeではチャンネルにあるコミュニティ機能を使ってアンケート調査を行い視聴者の意見や評価を収集することができます。
視聴者とコミュニケーションを図ることができる便利な「アンケート機能」を使うことによって、視聴者の細かいニーズを把握して、より効果的なプロモーションを打ち出すことができるでしょう。
YouTubeのアンケート機能を使って視聴者の声を反映させよう!
YouTubeに動画を投稿している企業や団体が増えてきましたが、実際どのような評価を得ているのか気になるのではないでしょうか?
これまでYouTubeでアンケートを取るためには、ユーザーに「コメント入力」をしてもらう手間が発生し、回答する視聴者にとってはハードルが高く、なかなか十分なデータが収集できないというデメリットがありました。
しかし、YouTubeコミュニティで実装されているアンケート機能では、「複数回答形式」でアンケートを実施することができるため、マーケティングを行う企業や団体にとっては、データを収集しやすくより視聴者の声を反映させることが可能となりました。
また、匿名でのアンケートということもあり、視聴者側もアンケートに答えるハードルがグッと下がって気軽に参加できるなど、YouTubeのアンケート機能は双方にメリットがあるツールなのです。
YouTubeのアンケート機能の使い方
上記でYouTubeのアンケート機能とは、動画の視聴者から意見や評価を収集することができる機能であるということを説明しました。
この便利なアンケート機能を活用することによって、より効果的にプロモーションを打ち出すことが可能となるでしょう。
それではここから、詳しいYouTubeのアンケート機能の使い方について見ていきましょう。
YouTubeコミュニティを活用したアンケート機能の使い方①
まずは、ご自身のYouTubeチャンネルにアクセスします。
ログインしている媒体なら、PCやスマホなど問わずどのような媒体でもアンケートを作成することができます。
YouTubeコミュニティを活用したアンケート機能の使い方②
YouTubeチャンネルにアクセスしたら、真ん中にある「コミュニティ」をクリックします。
どのようなアカウントでもYouTubeでアンケートを取れるわけではなく、いくつかの条件があります。
・YouTubeチャンネルが子供向けに設定されていない
これら2つの条件を満たしている場合、YouTubeコミュニティのアンケート機能が使えるようになります。
YouTubeコミュニティを活用したアンケート機能の使い方③
YouTubeのアンケート機能は、画像を添付することができます。
テキストではわかりづらいような情報は、画像と一緒にすることでユーザビリティが高まり、アンケートの回答率アップに繋がります。
YouTubeコミュニティを活用したアンケート機能の使い方④
YouTubeのアンケート機能で画像を使用する場合、最大4個まで画像付きの選択肢を増やすことができます。
コミュニティにアップロードできる画像はファイル形式やサイズに決まりがあるため、アンケートを取る前に確認しておきましょう。
・サイズ: 16 MB まで
・ファイル形式: JPG、PNG、GIF、WEBP
・推奨のアスペクト比: アスペクト比は 1:1 を推奨しています(このアスペクト比で画像がフィードに表示されるため)。視聴者はクリックして拡大することで、画像全体を表示できます。出典:YouTubeヘルプ
YouTubeコミュニティを活用したアンケート機能の使い方⑤
YouTubeのアンケート機能では、テキストのみの選択肢も作成可能です。
通常アンケートを取る場合は、こちらの形式が多いと思います。
今後見たい企画のアンケートやYouTubeアナリティクスで分析できないような細かいユーザーの情報を収集する際に活用できます。
アンケートの選択肢はそれぞれ最大65文字(全角の場合は32文字)まで記入することができます。
YouTubeコミュニティを活用したアンケート機能の使い方⑥
テキストでのアンケートは、最大5個まで選択肢を増やすことができます。
画像付きの選択肢より1つ多く作成できるので、複数の選択肢がある場合に参考として視聴者の意見を聞いてみるといったような使い方ができます。
アンケート結果を確認する方法
YouTubeコミュニティで作成したアンケートは、画像のようにアンケート結果を確認することができます。
アンケート結果はユーザーの画面にも表示され、アプリの「ホーム」に結果が出ます。
また、ユーザーは回答時の途中のアンケート結果も確認することができ、自分の回答を変更することも可能です。
YouTubeコミュニティを活用したアンケートの注意点
ご紹介してきたように、画像やテキストを使ってチャンネルの視聴者にアンケートを取ることができるYouTubeコミュニティですが、注意点もいくつかあります。
ここでは、アンケートを取る前に知っておきたいYouTubeコミュニティの注意点を3つご紹介していきます。
チャンネル登録者数500人以下の場合は利用できない
YouTubeコミュニティにあるアンケート機能は、登録者数500人以下のチャンネルは使うことができません。
つまり、チャンネルを開設してすぐはアンケート機能が使えません。
YouTubeでアンケートを取りたい場合は、動画投稿やSNS発信でチャンネル登録者数を500人まで増やす必要があります。
また、チャンネル登録者数が500人を超えてすぐにコミュニティのアンケート機能が使えるわけではないため、アンケート機能の反映まで最大1週間程度時間がかかることも覚えておきましょう。
チャンネル登録者を増やす目的で使うものではない
YouTubeコミュニティのアンケート機能は、チャンネル登録者数を増やすツールではありません。
アンケート機能はチャンネル登録者しか表示されないため、チャンネル登録者とコミュニケーションを図ることが目的のツールです。
チャンネル登録者を増やすことが目的の場合は動画コンテンツに力を入れ、アンケートを取りたい場合はTwitterやInstagramのストーリーズなど、フォロワー外でも気軽に回答できるようなSNSを活用しましょう。
アンケート締め切りは自分で決める必要がある
YouTubeコミュニティのアンケート機能は、締め切りを自分で決める必要があります。
Twitterではアンケート付きのツイートが可能ですが、ツイートの際にアンケートの回答期間を設定できます。
それに対し、YouTubeのアンケート機能では回答期間を設定することができないため、締め切りを選択しなければ回答期間がずっと続いてしまいます。
他のSNSに比べて少し不便ではありますが、これに関しては今後のアップデートで改善されることも考えられます。
アンケートコンテンツを作成するメリット
アンケート調査はYouTube以外でも様々なところで実施されているかと思いますが、リアル店舗やWEBサイト、イベントなどで回答を収集してサービス改善・商品開発に活かすことが多いでしょう。
では、実際にアンケートコンテンツを活用するとどのようなメリットがあるのでしょうか?
ここでは、WEBマーケティングにおけるアンケートコンテンツを作成するメリットについて見ていきましょう。
独自の調査で他にはないコンテンツになる
自社ならではの切り口でアンケート調査を行い、その回答を集計することによって独自性の高いコンテンツを作成できるのは大きなメリットの1つです。
また、客観性の高い数字を集計することにより、今まで目に見えなかったニーズを数字で把握することができるため、コンテンツマーケティングに活用しやすくなるでしょう。
ユーザーの関心を引き、注目を集めやすい
目新しい切り口でアンケートを実施することができれば、SNSやメディアにも取り上げられることも期待でき、さらなる露出を狙うことができます。
複数のメディアから調査内容を取り上げられれば、流入数の増加もちろんサービスや商品のブランド認知拡大が期待できるでしょう。
コンテンツを資産として蓄積できる
コンテンツマーケティングは、コンテンツを資産として蓄積できるというメリットがあります。
ユーザーにとって魅力的なコンテンツを作成して更新を続ければ、その資産は蓄積されて結果的に集客につながると言えるでしょう。
蓄積した資産は半永久的にインターネット上に残るため、WEB広告での集客にはないメリットとなります。
コンテンツマーケティングは外注化できる
WEBマーケティングの手法は様々ありますが、コンテンツマーケティングは業務を外注化しやすい手法の1つです。
コンテンツ作成を全て自社の業務で行わなければいけないという訳ではありません。
優れたコンサルタントやライターに依頼し外部リソースを活用することによって、その他のより重要な業務に専念することができるでしょう。
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コミュニティ機能を使ったYouTubeアンケートやり方とメリット|まとめ
今回は、YouTubeアンケート機能の使い方やアンケートコンテンツを作成するメリットについて説明しました。
「アンケート機能」を使うことによって、視聴者とコミュニケーションを図ることが可能となり、視聴者の意見を反映させたプロモーションを打ち出すことができるでしょう。
コンテンツマーケティングにおけるアンケートや市場調査によって作成したコンテンツは、独自性や説得力も高くなり効果的な集客を見込むことができます。
複数のメディアから調査内容を取り上げられれば、流入数の増加もちろんサービスや商品のブランド認知拡大が期待できるでしょう。
このようにアンケートコンテンツは、視聴者や顧客の声を聞く機会にもなるため、ぜひ一度アンケートを実施してみてはいかがでしょうか。
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