ホームページやブログのseo対策で成果を出すには、技術的なseoはもちろん、質の高い記事が必要不可欠です。
しかし、「質の高い記事」と言っても定義が曖昧で具体的にどのような記事を、どんな風に作成すればいいか分からない方も多いでしょう。
弊社で質の高い記事とは、ユーザーが抱える悩みを解決し、求めている最高の結果が得られる記事、と定義します。そのような記事であれば、競合他社にも負けず検索エンジンからも評価される可能性が高いと考えます。
今回は、上述のような質の高い記事の考え方と具体的な作成方法について触れていきます。
質の高い記事の定義は4つ
質の高い記事について、より具体的に解説すると、以下の4点を満たすコンテンツだと言えます。
- ・検索意図が満たされている
- ・再検索する必要がないほど情報が充実している
- ・一次情報が書かれている
- ・ユーザーが理解しやすい文書で書かれている
まずは、質の高い記事について理解を深めてから、条件を満たす記事の作り方を実践していきましょう。
検索意図が満たされている
質の高い記事は、検索意図に対して、課題が解決できる情報を描いていることが絶対条件と言えます。
なぜなら、検索エンジンは常にweb検索しているユーザーに対して最適な答えを返すため、検索意図が解決できる有益な記事を評価する傾向があるからです。
検索意図はおもにKnowクエリ(知りたい)、Goクエリ(行きたい)、Doクエリ(やりたい)、Buyクエリ(買いたい)の4種類に分かれており、作成する記事によって、だれが・何を・どんな風に知りたくて検索しているかを考えることが大切です。
例えば、「ブログ 立ち上げ」のテーマで記事作成をする時は「ブログの立ち上げ手順を知りたい」「ブログサービスはどれを選べば良いか」など、何を知りたいかを主軸に課題が解決できる情報を執筆する必要があります。
再検索する必要がないほど情報が充実している
質の高い記事は、ユーザーに再検索を繰り返させないレベルで情報を網羅していることも重要です。
例えば、「ケーキ 作り方」をテーマとして作成する場合、色んなケーキの作り方に加え、かわいくデコレーションする方法・ケーキ作りに必要な道具や料金などまで解決することで、ユーザーが再建策する必要がなくなりますよね。
もちろん記事が長くなりすぎる場合は別の記事に分けるというのも必要ですが、情報の網羅性は質の高い記事において重要な要素です。常に読み手のことを考えて情報を提供することを心がけるようにしましょう。
一次情報が書かれている
質の高い記事は、ネットにありふれた二次情報ではなく、一次情報を中心に執筆されていることも定義として挙げられます。
一次情報とは、公的機関が公開している情報や自身で取材して得た情報のことを指し、実体験や権威性があるサイトを元にした、根拠がしっかりした情報と言えます。
特に、税金や法律を扱った記事を執筆する場合、公的機関または上場企業のサイトで「信頼できる情報」を取得することは必須です。
上記のように、信頼性が高い記事であることも、質の高い記事の条件であると言えます。
ユーザーが理解しやすい文書で書かれている
質の高い記事は、だれでも「理解しやすい文章」で書かれています。
その道に精通している人にしか分からない専門用語を使ったり、1文に色んな情報を盛り込んだりすることは、情報の主軸がブレてしまいユーザーからも検索エンジンからも評価されにくい記事となってしまいます。
目安としては、「中学生が読んでも分かる言葉」で記事を作成し、1文一義を徹底して、スラスラと読み進められる記事になります。
ただし、知識がある人向けに書く記事であれば、専門用語を用いた方が伝わりやすいこともあるため、常に読み手のリテラシーを考えて言葉を選ぶことが重要です。
上記の定義を満たしたSEOライティングのコツについて、詳しくは次の記事で解説していますのでぜひ参考にしてみてください。
質の高い記事の作り方
質の高い記事の定義を理解したうえで、次にターゲットをしっかりと見極める考え方について解説していきます。質の高い記事を作成するためには、設計図が必要になります。
ここでは、質の高いブログ記事を作るためのポイントを4つに分けて解説するので、これからブログ記事を執筆する方は以下のことを意識してみてください。
ターゲットを明確にする
ブログ記事を作る時は、事前に読み手となるターゲットを決めた上で情報を集め、ターゲットに向けた内容にすれば記事の質が高まります。
ブログ記事はネットユーザー全てがターゲットと言うわけではなく、「どのようなユーザーの二ーズを満たしたいのか」を明確にしておくと専門性が高まり、結果的に読み手が満足できる記事に仕上がります。
検索時に上位表示されるような高品質の記事を作成するために、まずは性別や職業、年齢、ニーズと言ったユーザー像を正確に描いてみてください。
適切なタイトルと見出しを作る
記事タイトルは最初にユーザーの目に留まる部分であり、検索エンジンが記事の内容を判断する手がかりでもあるため、SEOの観点から見ても適切なものを考える必要があります。
具体的にはユーザーが検索するキーワードを盛り込むだけでなく、「○○の秘訣」「○○のプロが解説」など読み手が魅力に感じる文言を入れるとクリック率が上がりやすくなります。
また、タイトルと同様に見出しも記事の方向性を決める重要な役割を持つので、本文を詳しく読まなくても見出しだけでどのような記事か分かるレベルの構成案を作ることも大切です。
読みやすい文章を執筆する
無駄な言い回しや主語・述語のねじれに注意しながら、読みやすい文章を意識して執筆すれば自然に良質な記事に仕上がります。
いくら記事の内容が充実していても、読みにくい文章で書かれていると読み手は読解することに疲れ、最後まで記事を読んでくれません。
特に、「○○することができる」と言った冗長表現や、文章の末尾が「です」「ます」の連続で締められる単調表現は、読み手のストレスになるので注意が必要です。
適度に図や写真を入れる
質の高い記事を目指す際は、読み手の理解を助けるために、図やイラスト、写真を入れて視覚的な分かりやすさを表現するのもおすすめです。
特にWeb上の記事は読み飛ばされる傾向があるので、記事中にグラフや図、写真などを入れると目に留まりやすく、最後まで読んでもらえる可能性も高まります。
言葉で説明しにくい部分や、統計情報などの数値データを一目で確認してもらいたい場合などは積極的に図や写真を入れてみてください。
質を高めるブログ記事作成のコツ
コンテンツの質をより良質にしたい場合は、内容を充実させるだけではなく、ユーザーにもSEO的にも評価されるような工夫が必要です。
ブログ記事はただ数を増やすだけではなく、信頼性のある情報を掲載し、投稿後も時期を見て情報を適切に修正することでコンテンツの質を高められます。
以下では、ブログ記事を今よりも良質なものにするためのコツを3つに分けて解説します。
E-E-A-Tを意識する
E-E-A-Tとは経験(Experience)・専門性(Expertise)・権威性(Authoritativeness)・信頼性(Trustworthiness)を略した言葉を指し、SEOには欠かせない指標のことを言います。
E-E-A-Tを意識することで、読み手に伝わりやすい内容になるのはもちろん、Googleに良質なコンテンツであると認識させられます。
ただし、E-E-A-Tのそれぞれの項目ごとに「これで評価される」という明確な施策はありません。専門性を高めるためには、記事に独自の情報(経験)を盛り込む必要がありますし、権威性を示すために監修者を表示させれば読み手にとって信頼感が高まるでしょう。
とはいえ、全てはユーザーのニーズを満たせる記事であるか否かにかかっているとも言えるので、付け焼刃で「E-E-A-Tを高めよう」と必死になるのは得策ではないでしょう。
引用元を明示する
具体的な数字や事実に基づいた情報を記載するために、ネット上に記載されていた数値などの情報を利用する場合は必ず引用元を明記しておきましょう。
適度に引用を用いて記事を書けば、信頼性を高められる他、読み手に説得力を持たせて質の高い記事であると認識してもらえます。
ただし、引用する文献やサイトは公的機関や公式団体、上場企業が公表している一次情報を参考にすることが必須です。
定期的に修正を行う
ブログ記事は作って終わりではなく、定期的に見直して古い情報を修正したり新しい情報を追加したりすることが大切です。
情報の修正は読み手にアピールできるのはもちろん、SEO的にも更新頻度の高さを評価される可能性も高いので継続して修正することをおすすめします。
ただし、修正後に検索順位が安定するまでは2週間~1ヶ月程度かかるため、修正頻度は特別な理由がない限り数ヶ月単位で行い、都度様子を見ましょう。
また、seoに強い記事を作るためには、サイトの内部seo・外部seoも必要になるため、次の記事を参考にサイト改善について役立ててみてください。
作り方とコツを押さえて質の高い記事を作ろう|まとめ
当記事では、質の高い記事の定義や高品質なブログ記事の作り方、コンテンツの質を高めるためのコツを解説しました。
良質な記事を作るには、単純に情報を集めてまとめるのではなく、ターゲットを決めた上で分かりやすく伝えることが大切です。
今回ご紹介した記事の作り方や品質の高い記事を作るコツを押さえて、読み手にも検索エンジンにも評価されるブログを作りましょう。
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