ついにYouTubeショートが収益化！活用するメリットを解説

1分以内の短い動画を投稿・視聴することができる『YouTubeショート』。

2021年のサービス開始からこれまで収益化の対象外となっていましたが、2023年2月1日よりついに収益化がスタートしました。

そこで今回はYouTubeショートで得られる収益の詳細、またYouTubeショートを利用するメリットなどについて詳しく解説します。

YouTubeショートとは？

YouTubeショートとは、チャンネルの本編動画とは別に最大60秒までの縦向き動画を投稿できる機能のことで、パソコンの他、スマートフォンのYouTubeアプリ・ブラウザ版の両方から視聴できます。

YouTubeショートに似た機能として『YouTubeストーリー』がありますが、1万人以上のチャンネル登録者数が無いと投稿することのできないYouTubeストーリーとは異なり、YouTubeショートは誰でも投稿できる機能です。

ここからはYouTubeショートの視聴方法やYouTubeショートの編集機能について解説していきます！

YouTubeショートの視聴方法

YouTubeショートの視聴方法は、スマホやiPadなどのアプリで見る場合とパソコンなどのブラウザで見る場合で少し異なりますが、いずれも簡単な操作方法になっています。

【アプリ版】
アプリ版YouTubeからYouTubeショートを視聴する際は、画面下部の「ショート」というタブをタップするだけで見ることができ、画面を指で下にスワイプしていくことでどんどん次のショート動画が視聴できるという仕組みです。

【ブラウザ版】
パソコンなどのブラウザからYouTubeショートを視聴する場合は、画面左端の「ショート」というバーをクリックして見る方法と、検索欄に「#shorts」と入れて検索して見る方法の2種類あります。

YouTubeショートの主な編集機能は？

YouTubeショートの主な編集機能は大きく分けて6つあります。

これだけ十分な機能が備わっているYouTubeショートなら大がかりな撮影や編集作業の必要がないため、スマホからSNSを使うような感覚で気軽にショート動画の投稿が可能です。

このYouTubeショートはTikTokのように次から次へと動画が流れてくるので、視聴者側が見る動画をいちいち選択するという手間が省けるため、投稿者だけでなく視聴者にとっても気軽に利用できます。

YouTubeショートの基本的な使い方

YouTubeショートの使い方はとても簡単で、YouTubeアプリを開いたあと以下の手順で投稿できます。

パソコンから投稿する際は、いつも動画を投稿するように「作成→動画をアップロード」を選択してアスペクト比が正方形もしくは縦長のショート動画ファイル（60秒以内）を選択します。あとはショート動画のタイトルか説明に「#shorts」を付けて投稿するだけで、ショート動画に表示されるようになります！

「#shorts」がなくても、YouTubeショートの要件を満たす動画は自動的にショート動画として認識されますが、「#shorts」をつけることで検索されやすくなるため必ず付けておきましょう。

ちなみに、通常の動画と違ってショート動画にサムネイルを指定できるのはAndroid端末のYouTubeアプリからのみとなっています。

iPhoneやパソコンなどAndroid端末以外では自動的にサムネイルが指定される仕様となっており、2023年4月時点でがAndroid端末以外からもサムネイル指定が可能になるという情報はありません。

YouTubeショートの収益化がスタート！

YouTubeショートは2021年に機能が実装されましたが、通常の動画とは違い広告収入を得ることはできませんでした。広告収入の代わりに『YouTubeショートファンド』というボーナス制度により報酬を得られるチャンスはありましたが、このサービスが2023年2月1日をもって終了。と、同時にYouTubeショートの収益化が始まりました！

では実際にどれくらい稼ぐことができるのか？YouTubeショートで得られる収益について詳しく見ていきましょう。

収益化の条件とは？

2023年4月時点におけるYouTubeショートの収益化の条件は以下の通りです。

上記のように、基本的には通常のYouTube動画と同じような条件が設けられています。

YouTubeショートの作成・投稿は通常の動画に比べて簡単なので、上手く活用すれば収益化まで素早くたどり着くことができるでしょう。

1再生あたりいくら？

YouTubeの広告収入は、「1再生あたり〇〇円」という明確な決まりはありません。動画のジャンルや、投稿動画の総再生回数、登録者数などさまざまな要素をもとに設定されます。

なので一概に○○円という断定はできませんが、通常のYouTube動画の場合、一般的に1再生あたり約0.05円～0.7円と言われています。

一方、YouTubeショートは0.003円～0.01円と言われているため、通常の動画よりもはるかに低い金額であることが分かります。ショート動画が100万回再生されたとしても、収益は3,000円～10,000円程度しかありません。

ですが、ショート動画の方が再生回数がアップしやすい傾向にあるため、広告収入のためだけでなくチャンネル成長のためにも効果的に利用していきましょう。

YouTubeショートを利用するメリット

収益化したとはいえ、YouTubeショートのみの専門チャンネルで生計を立てていくのは至難の技。ですが、YouTubeショートを利用することによって得られるメリットはたくさんあります。

例えば「編集が楽で気軽に投稿できる」というYouTubeショート動画を上手に活用すると、ご自身のYouTubeチャンネルの成長に繋がり登録者数を増やすことができるでしょう。

それでは、YouTubeショートを活用するメリットを詳しくご紹介します。

メリット｜①チャンネル登録者数増加が期待できる

YouTubeショート自体の収益にはあまり期待できませんがが、60秒以内の動画なのでとても見やすく、通常の動画よりも圧倒的に再生回数が伸びやすいです。
そのため、まだ登録者数が少ないチャンネルであってもYouTubeショートであればユーザーの目に留まる可能性が高く、ご自身のチャンネルを認知してもらえるきっかけになります。

ユーザーにとって魅力的なコンテンツをYouTubeショートで発信できれば、短期間でもチャンネル登録者数の増加を見込めるでしょう。

TikTokのフォロワー数で長い間日本1位を誇っていたじゅんやさんは、YouTubeショートの投稿に力を入れた結果、YouTubeチャンネル開設からわずか3か月で登録者数200万人を達成するなど、実際にYouTubeショートを活用してチャンネルを成長させ、登録者数と再生時間を伸ばすことでYouTubeパートナープログラムへ登録できるようになりました。

通常の動画だけではなかなか収益化に手が届かなかった人でも、YouTubeショートが伸びれば収益化に繋げることが可能です。

メリット｜②YouTubeチャンネル内のコンテンツ育成につながる

YouTubeショートは編集や撮影の手間がかからないためコンスタントに大量生産しやすく、簡単にチャンネル内の動画を増やすことができます。チャンネル内の動画が多ければ多いほど検索に引っ掛かりやすくなり、ユーザーからの注目も集まりやすいといえます。

YouTubeショート動画の反響などを通して「どのようなコンテンツがユーザーに受けるのか」という傾向が掴みやすくなり、ショート動画だけでなく動画コンテンツの作成の役にも立つでしょう。

YouTubeショートの収益化について｜まとめ

YouTubeショートで収益を得るには、通常のYouTube動画と同じくチャンネル登録者数や総再生回数・時間などの条件をクリアしてYouTubeパートナープログラムに参加する必要があります。

ただ、YouTubeショートの収益は通常の動画よりも極端に低く設定されているため、YouTubeショートのみで生計を立てていこうとするのはおすすめできません。

通常のYouTube動画は作成にかなりの手間がかかりますが、YouTubeショートはスマホ1つで簡単に作成・投稿することが可能なので、量産してチャンネル登録者数アップに繋げるような運用をしていきましょう。

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