各部署に年度末・期末までに割り当てられた予算が余っており、「なんとか消化したい」と有効な使い道をお考えの方も多いと思います。
さまざまな選択肢がありますが、年度末に予算消化する方法で有効なのは、来年度の業績アップにつながる中・長期的な施策に使うのが有効です。
例えば自社ホームページのリニューアル・コンテンツ制作や、人材募集の採用サイトの見直しに活用することで、来期に良いスタートを切る準備ができます。
この記事では、そのほか部署別に年度末・期末の予算消化で企業にプラスになる方法をご紹介していきます。
年度末までに予算消化が必要な理由
年末度に予算が余ることで来年度の予算配分に影響があり、以下のように管理者や部署全体の評価を大きく下げる原因にもなる恐れがあります。
- 来年度の予算が削減される可能性がある
- 予算消化目標が未達により評価の低下につながる
なぜ年度末までに予算消化できなかった場合、来年度の予算が削減されてしまう可能性があるかというと、予算が余ることで「コストの割り振りが過剰だった」と見なされてしまい、来年度の予算は今年度よりも低く見積もられてしまうおそれがあるからです。
また、予算を消化しきらずに目標を達成できなかった場合、コスト管理や運用に問題があると判断され、適切な施策を行わなかった管理者の評価が下がってしまうこともあります。
管理者だけでなく部署全体の問題として従業員の評価が下がるケースもあり、昇進・昇給の機会を逃したり、ボーナスの査定額へ影響することも考えられるでしょう。
結果としてチームの士気が下がり、仕事のパフォーマンスが低下する可能性があるため、予算を適切に消化して評価が下がるリスクを回避する必要があります。
【部署別】年度末・期末の予算を無駄なく使う11種類の考え方
年度末に予算を無駄なく消化する最適な方法は、部署別に考え方が違います。ここからは、部署別に年度末・期末の予算を無駄なく活用する考え方と消化する費用の目安を詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。
人事部・総務部|採用サイト・人材育成・福利厚生の充実
- ・採用サイトの制作、充実
- ・研修、人材育成
- ・福利厚生としての食事会や物品購入
人事部や総務部では、予算を活用して人材を集めたり育成する、または福利厚生を充実させて従業員の満足度を上げる施策に活用するのが有効です。
20万~30万円程度の予算を社内研修の講師を招く費用に回すことで従業員のスキルアップを目指したり、採用サイトに組み込む動画などのコンテンツ制作に活用することで募集率アップが見込めます。
また、福利厚生の一環として食事会を開催するといった使い道も、従業員のモチベーションアップに繋がる可能性があるので、チームの規模を踏まえて検討してみてください。
制作部|備品のスペック向上・素材の購入
- ・備品のスペック向上
- ・リモートワークの導入準備
- ・業務アプリや素材の購入
制作部であれば、1人あたり10万円~20万円程度の予算を使い、パソコンやオフィスチェアなどの備品スペックを向上させたり、業務に必要なアプリや素材の購入に活用すると良いでしょう。
会社の備品のスペックを向上させることで従業員のモチベーションアップにつながり、リモートワークに対応できるマイクなどの機材やクラウドツールを導入する費用にも充てられるため、さらなる生産性向上が期待できます。
また、オンライン会議に使うWEBアプリなどの費用や、制作の必要素材の購入費に使用するなど、業務によって様々な用途に活用できるため、機材のリニューアルに予算を活用するのが最適と言えます。
営業部|名刺作成・ノベルティ作成
- ・名刺作成・デザイン刷新
- ・ノベルティ作成
営業部であれば、業務で使用する名刺を新たにデザインしたり、ノベルティを作成するのがおすすめです。
名刺のデザイン変更を依頼する際の相場は3,000円~50,000円ですが、一新することで営業先で話題として活用することができるため、手始めに予算消化するための選択肢として考えておくと良いです。
また、文房具やカレンダーといったノベルティを作成すれば新年度から営業先へ挨拶するきっかけにもなるほか、SDGsに配慮したノベルティであれば企業のイメージアップにもなります。
広報部|広告運用・プレスリリース
- ・広告出稿・運用費の増額
- ・Webサイトの刷新
- ・動画制作
広報部の予算が余った場合は、広告運用やプレスリリースなど企業のPRに予算を使うのも有効です。
GoogleのWEB広告に出稿するほか、既に運用している広告の規模を広げることで、より多くのユーザーに自社の魅力やサービスを届けることができます。
公式サイトのリニューアル・プレスリリース・記事コンテンツ制作・動画制作など様々な分野に活用できるため、優秀な人材の確保・新卒の応募数増加や企業ブランディングにつなげることもできます。
近年では、社長や管理職が動画に出演し、社内の雰囲気を伝える動画も増えているため、余り予算を消化する機会に取り組むのもおすすめです。
企業ブランディングや採用動画制作は、クリエイティブ領域が得意な企業に企画から相談するのが有効と言えます。もし年末度までに予算を消化したいとお考えの場合は、メディアエクシードに動画制作をご相談ください。
年度末の予算消化方法を決める際の注意点
- ①:予算消化を行うタイミング
- ②:配送費など物品以外の費用
- ③:継続する必要があるサービス
- ④:実態のない架空発注・来年度分としての発注
部署別の年度末・期末の予算消化におすすめの考え方をご紹介してきましたが、予算を消化するにあたりいくつかの注意点があります。
高額な備品やサービスの購入で納品に時間が掛かるケースがあるほか、購入費以外のコストを含まずに計算してしまい予算オーバーするなど、思わぬポイントでつまずく可能性もゼロではありません。
ここからは、年度末・期末の予算消化方法を決める前に確認しておきたい注意点を解説していくので、トラブルを未然に防ぐためにもぜひ参考にしてみてください。
①:予算消化を行うタイミングは決算の前
年度末の予算消化方法を決める際は、会社の決算時期に合わせて予算消化を行うことです。
というのも、予算を消化するタイミングが決算の後になると、結果的に予算を使い切れなかった、という結果になるからです。
例えば、採用動画制作を予算で依頼した場合、納品書の日付が決算の後になっていると、予算消化が間に合わない可能性があります。
年末の時期は同じく予算を消化したい企業でWEB制作系の注文が殺到し、通常より納品が遅れるケースもあるので、制作物を依頼する場合は、納期を考慮して早めに決断し、納品が間に合うかを確認することが重要です。
もし期末や年度末までの猶予がない場合は、WEB上で契約が完結するサービスへ切り替えるなど、柔軟な対応が肝心です。
②:配送費など物品以外の費用
年度末の予算消化方法を決める際は、物品の購入費以外に発生するコストを含めて計算する点にも注意しましょう。
配送費や工事費といった物品以外の費用を考慮できていない場合、予算をオーバーしてしまう場合があります。
年度末は本業が忙しい場合が多く、予算消化に関してはドタバタと急ぎがちになってしまうため、コストの詳細をしっかりと確認することが大切です。
③:継続する必要があるサービス
導入するサービスの継続・管理費用に予算を消化する場合、継続費用を計算に入れるようにしましょう。
例えば、福利厚生として導入したウォーターサーバーに発生する毎月の水の購入費用や、業務に使うアプリの年会費など、継続的に発生するコストにも注意が必要です。
また、継続が必要なサービスは解約時に違約金が発生するケースもあるため、長期的なコストやリスクに関しても慎重に検討する必要があります。
④:実態のない架空発注・来年度分としての発注
年度末の予算消化方法を決める際、架空発注や来年度分としての発注は行わないようにしましょう。
実際に、予算を消費しなければいけないプレッシャーなどから実態のない架空発注で経費の水増しを行い、利益を少なく見せる脱税行為として税務署に指摘されたケースがあります。
脱税は刑事罰の対象となり、追徴課税の行政処分も受けることになるため、予算消化をごまかすのではなく無駄なく有効活用することが大切です。
年度末予算消化をWEB集客に回すならメディアエクシードへ
部署別に予算を消化する考え方や具体例をご紹介してきましたが、予算を投じるのであれば費用対効果の最大化を狙いたいところです。
株式会社メディアエクシードは、企業の業績アップに繋がるコンテンツ制作やWEBコンサルティングを得意としており、企業の予算の範囲内に収まるような柔軟な提案が可能です。
最後に、年度末・期末の予算を活用する上で株式会社メディアエクシードに依頼するメリットをご紹介していくので、期末の予算消化にお困りの方はぜひ参考にしてみてください。
単発のコンテンツ制作からWebコンサルティングまで幅広い用途に対応
株式会社メディアエクシードは東京都新宿区にあるWEB制作会社で、ホームページ制作やSNS運用などのWEBコンサルティングといったサービスを幅広く提供しています。
自社ホームページのリニューアルや1記事から依頼できるコンテンツ制作のほか、YouTube動画の撮影やチャンネル運営代行などを得意としており、余り予算に合わせた最適な提案が可能です。
WEB関連のコンテンツ制作だけでなく、業績や集客率を上げるマーケティング施策や運用面のノウハウも豊富なので、年度末に予算を消化するだけでなく、来年度の業績アップに繋げるために有効活用することができます。
一例として、Googleなどの検索エンジンやX(旧:Twitter)やInstagramなどのSNSといった、各種プラットフォームに適した様々な形式の広告運用を提案可能です。
ランディングページ・ホームページの制作や改善と組み合わせた購買に繋がる仕組みも提案可能で、広告予算の下限を設定していないため、予算が少ない場合でも柔軟に対応できます。
幅広い業界で豊富な対応実績がある
株式会社メディアエクシードは、様々な業界へコンテンツ制作やマーケティング戦略の支援を行ってきた実績があり、余った予算の活用先としておすすめです。
学習塾・食品業界・プライベートジム・ホワイトニングサロンを始めとする300社以上の対応実績があり、中には店舗数を2倍に増やして全国展開を実現したケースもあります。
複数のメディアを活用したSNS広告運用のほか、フランチャイズ展開にも精通しているため、WEBコンテンツの充実や企業のPR活動に注力する際はぜひお気軽にご相談ください。
企業の年度末・期末予算を有効に消化する方法まとめ
この記事では、企業の年度末・期末時期に予算消化が必要になる理由と、部署別に予算を無駄なく使う考え方や注意点をまとめて解説しました。
予算が余ると部署の評価や来年度の予算が下がるリスクがあるため、業績アップに繋がる使い道を見つけるのが理想ですが、納品日などのタイミングや予算オーバーに注意が必要です。
株式会社メディアエクシードは、企業の予算に合わせて業績アップに繋がるコンテンツ制作やマーケティング施策を提案できるので、予算消化でお困りの際はぜひお気軽にご相談ください。
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当ブログの運営をしている株式会社メディアエクシードは、少数精鋭のWebマーケティング会社です。
一言でいえば、少数だからこその強みを生かした「痒いところに手が届く会社」です。
王道のWebマーケティングだけではなく、弊社が自社プロダクトの集客のために、独自で編み出したマーケティング手法を持っており、
そのノウハウの中からクライアント様の業態に合った最適な集客プランをご提案させていただいております。
もし、「現状のWeb施策が成約に繋がっていない、Webで効率的に新規開拓をしたい!」とお考えでしたら、お気軽にご相談ください。
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