「有名企業のようなスタイリッシュなコーポレートサイトを作りたいけど、作り方がわからない。」と悩んでいる企業・担当者は多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、AIやテンプレートを使って簡単にコーポレートサイトを作ることは可能ですが、質の高さや制作後の運用のことを考えると、制作会社への依頼がおすすめです。
本記事ではコーポレートの定義やホームページとの違いを解説し、AIで簡単に作る方法やおすすめの制作会社もご紹介していきます。
コーポレートサイトとホームページの違い
コーポレートサイトを制作するにあたって、まず「コーポレートサイトとは何か」をきちんと理解する必要があります。
「コーポレートサイトって会社のホームページでしょ?」という認識の人も多いかと思いますが、それでは本来の目的を果たすコーポレートサイトは作れません。
ここでは、コーポレートサイトとホームページの定義を明確にし、それぞれの違いを簡単に解説していきますので、基礎知識としてご活用ください。
コーポレートサイトの定義
コーポレートサイトは、企業情報に特化したウェブサイトです。
主に企業の概要や経営ビジョン、商品・サービスに関する情報や採用情報などを掲載し、さまざまなユーザーに対して「どんな企業なのか」をアピールする役割を果たします。
最近では、商品・サービスの販売を目的とするサービスサイトとコーポレートサイトを別で立ち上げ、ブランディングの一環としてコーポレートサイトに力を入れる企業も少なくありません。
コーポレートサイトはホームページの1種
ホームページは、本来「トップページ」を意味する言葉ですが、ウェブサイトそのものをホームページとする解釈が一般的であり、コーポレートサイトもホームページの1種ではあります。
ただ、コーポレートサイトには「企業情報の掲載」という限定的な用途があるため、制作サイドとしては広義の「ホームページ」と分けて理解しておくのがベターです。
上司や取引先などと会話する際は、ウェブサイトに対する理解度の高さに応じて「コーポレートサイト」と「ホームページ」を使い分けると良いでしょう。
簡単にコーポレートサイトを制作する方法
「コーポレートサイトの制作」というと難しいイメージがありますが、AIやテンプレートを活用して簡単に作ることも可能です。
特にChatGPTを始めとする生成AIの進歩は目覚ましく、AIを上手に活用することによって、制作時間の大幅な短縮やコストダウンを実現します。
しかし、AIやテンプレートも全てにおいて万能なツールではなく、活用する上での注意点もありますので、それぞれの特徴や注意点をご覧ください。
AIを活用
AIを上手く活用すると、サイトのデザインや画像、ページ構成や本文テキストまで、コーポレートサイトの制作に必要な要素を簡単に生成できます。
しかし、AIが生成するデザインやテキストは、典型的かつ標準的な内容となるため、自社ならではの個性が出づらく、他社との差別化も困難になります。
また、AIはインターネット上の情報をもとにデザインやテキストを生成しますので、著作権侵害のリスクが伴うことも懸念点と言えるでしょう。
テンプレートを活用
テンプレートを活用すると、あらかじめ決まった型にテキストや画像を追加するだけで、見映えの良いコーポレートサイトを簡単に制作できます。
ただ、世の中に存在するテンプレートには限りがあり、デザインが似てしまうリスクがあるため、AIと同様に他社との差別化が懸念点と言えるでしょう。
また、テンプレートをカスタマイズする場合は、CSSなどの専門知識が必要となりますので、結果的に簡単ではなくなる可能性も秘めています。
コーポレートサイト制作にかかる費用相場を解説
コーポレートサイト制作にかかる費用は、サイトの内容や依頼先によって振れ幅が大きく、費用相場は10万円〜300万円ほどです。
一般的には個人のフリーランスに依頼する方が費用は安く、制作会社に依頼する方が費用は高くなるとされていますが、求める内容や依頼する側のスキルにもよるため、まずは見積もりを依頼してみると良いでしょう。
ここでは、コーポレートサイトの標準的な費用相場をご紹介していきますので、費用をイメージする際にお役立てください。
【制作工程別】コーポレートサイトの費用相場
コーポレートサイトを制作する際の費用相場は上記の通りで、サイトの骨子であるデザインやシステム開発費に加えて、集客の肝となるSEO関連の費用の振れ幅が特に大きくなっています。
上記の表に書かれている制作工程を目安に、コンテンツ制作やサイト運用など、自社のリソースで補える部分を選定し、コストカットに臨むのも良いでしょう。
ただ、ウェブサイト制作のプロである制作会社に全て任せることによって、期待以上の成果が得られる可能性もため、予算に余裕がある場合は、制作会社に一任するのもおすすめです。
作業工程 | 費用相場 |
---|---|
ディレクション | 50,000~200,000円 |
デザイン(トップページのみ) | 500,000~150,000円 |
コーディング作業費 | 10,000円~30,000円 |
SEO対策費 | 50,000円~200,000円 |
システム開発費 | 20,000円~1,000,000円以上 |
テスト費用 | 50,000円程度 |
SEO記事コンテンツ制作費 | 10,000~200,000円 |
サイト運用費 | 月額5,000円~100,000円以上 |
サーバー・ドメイン設定費 | 月額15,000円~30,000円程度 |
コーポレートサイトに強いおすすめ制作会社5選
ここからは、コーポレートサイト作りを手放しで任せられる、おすすめの制作会社を5つご紹介していきます。
AIやテンプレートを使ってコーポレートサイトを制作するのも良いですが、「餅は餅屋」という言葉もあるように、プロの力を借りるのが最も簡単な方法で、成功への近道です。
さまざまな実績を持つ業界トップクラスの5社を厳選しましたので、自社のビジョンにマッチする制作会社選びにお役立てください。
株式会社メディアエクシード
会社名 | 株式会社メディアエクシード |
---|---|
住所 | 〒160-0022 東京都新宿区新宿2丁目3-11 VORT新宿御苑 7F |
電話番号 | 03-6380-1748 |
営業時間 | 平日:10:00~19:00 |
サービス内容 | ・ホームページ制作代行 ・ホームページ秘書代行 など |
費用(税込み) | ・ホームページ制作:300,000円~ ・ホームページ秘書代行:55,000/月(依頼し放題プランA) 110,000円/月(依頼し放題プランB) |
公式HP | https://mediaexceed.co.jp/ |
株式会社メディアエクシードは、300件以上の制作・支援実績を誇るだけでなく、集客アップや売上アップなど、望む結果にコミットする制作会社です。
コーポレートサイトの新規制作だけでなく、伸び悩んでいるサイトの分析やSEO対策、レイアウトの視認性の高さや表示スピードアップといった細かい部分までサポートしています。
サイト更新や改善案の提案など、アフターフォローも充実していますので、本格的かつ実践的なコーポレートサイト運営を望むなら、頼って間違いないでしょう。
株式会社LIG
出典:株式会社LIG
会社名 | 株式会社LIG |
---|---|
住所 | 〒111-0056 東京都台東区小島2-20-11 |
電話番号 | 03-6240-1253 |
営業時間 | 平日:10:00~19:00 |
サービス内容 | ・コーポレートサイト制作 ・採用サイト制作 ・メディアサイト制作 ・サービスサイト制作 ・ウェブ制作 |
費用(税込み) | ・シングルページ:1,000,000円~ ・ベーシック3,000,000円~ ・8,000,000円~ |
公式HP | https://liginc.co.jp/ |
株式会社LIGは、スタイリッシュなデザインに定評がある制作会社で、毎年複数のデザインアワードも受賞しています。
顧客ニーズと経営ビジョンの擦り合わせをきちんと行いながら、企業イメージをガラッと変えるようなデザインを提案してくれるため、大胆なイメージチェンジを図りたい企業には特におすすめです。
ホームページ内に制作費用の目安が掲載されており、株式会社LIGが実際に制作したサイトも多数掲載されていますので、費用感や完成図のイメージがしやすいことも魅力でしょう。
株式会社クライマークス
出典:株式会社クライマークス
会社名 | 株式会社クライマークス |
---|---|
住所 | 〒104-0061 東京都中央区銀座6丁目10番1号 GINZA SIX 13F |
電話番号 | 03-6773-5445 |
営業時間 | 平日:10:00~18:00 |
サービス内容 | ・コーポレート制作 ・サービスサイト制作 ・大規模サイト構築 ・多言語サイト制作 ・採用サイト制作 ・大学サイト制作 ・サステナビリティサイト制作 ・スマートフォンサイト制作 ・レスポンシブWebデザイン ・調査/分析 ・システム・インテグレーション |
費用(税込み) | 要問合せ |
公式HP | https://www.climarks.com/ |
株式会社クライマークスは、2004年創立の老舗制作会社で、これまでに2,000社以上のコーポレートサイトを制作した実績を誇ります。
プロジェクトの計画立案から、コーポレートサイト完成後のサイト運用まで、非常に手厚いサポートを受けられるため、「制作会社にすべて任せたい」という企業でも安心です。
コーポレートサイトの制作だけでなく、SEO対策やSNSマーケティングのプロフェッショナルも在籍していますので、マーケティング戦略に力を入れたい時にも頼れる存在と言えるでしょう。
株式会社アリウープ
出典:株式会社アリウープ
会社名 | 株式会社アリウープ |
---|---|
住所 | 〒101-0041 東京都千代田区神田須田町1-5 翔和須田町ビル 4F |
電話番号 | – |
営業時間 | – |
サービス内容 | ・Web制作 ・Webコンサルティング ・Webサイト運用支援 |
費用(税込み) | 要問合せ |
公式HP | https://www.alleyoop.co.jp/ |
株式会社アリウープは、コーポレートサイト制作を主軸に、幅広いサービスを展開している制作会社です。
専属のデザイナーやプログラマーは在籍しておらず、100社以上のパートナーから最適な人材をピックアップしてチーム構築を行うため、企業の要望や問題点への解決力の高さは随一と言えます。
コンテンツの翻訳や海外マーケティングの領域もカバーしていますので、海外へのアプローチを考えているなら選んで間違いないでしょう。
株式会社GIG
出典:株式会社GIG
会社名 | 株式会社GIG |
---|---|
住所 | 〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町1-11-8 ザ・パークレックス日本橋浜町 4階 |
電話番号 | – |
営業時間 | 平日:10:00~19:00 |
サービス内容 | ・サイト設計 ・Webマーケティング戦略 ・WEBサイト制作 ・デザイン制作 ・システム開発/構築 ・アクセス解析/分析・改善運用 |
費用(税込み) | 要問合せ |
公式HP | https://giginc.co.jp/ |
株式会社GIGは、有名企業のサービスサイトやコーポレートサイトを数多く手掛ける大手の制作会社です。
国内外のデザイン賞を多数受賞しており、トレンドに流されづらいデザインを得意としているため、スタイリッシュかつ息の長いコーポレートサイト制作が期待できます。
制作後のシステム保守やサイトの改善、運用のコンサルティングなども専任スタッフがサポートしてくれますので、アフターフォローの手厚さも魅力でしょう。
サイト制作・リニューアルの流れ
続いては、コーポレートサイトがどのようにして作られていくのかを知るために、新規のサイト制作や既存サイトをリニューアルする際の流れをご紹介していきましょう。
新規のサイト制作も既存サイトのリニューアルも基本的な流れは同じで、目的やターゲットの設定から緻密に作り上げていくほど成果にも繋がりやすくなります。
最初のコーポレートサイト作りで失敗しないためにも、ぜひ一度目を通しておいてください。
目的・ターゲットの設定
まずは、「何のためにコーポレートサイトを作るのか」や「誰にアピールするのか」など、コーポレートサイト制作における目的・ターゲットを設定します。
コーポレートサイトを閲覧してアクションを起こすのはユーザーであり、自社の担当者ではありませんので、自己満足にならないように、客観的な視点で設定しましょう。
目的やターゲットの設定は、サイト完成後の成果を大きく左右するため、制作会社やコンサルタントなどの意見を取り入れるのもおすすめです。
掲載する情報の精査
目的やターゲットが定まったら、ターゲットのニーズを満たせるように、掲載する情報を精査しましょう。
ターゲットに企業の魅力をたくさんアピールしたい気持ちは一旦抑えて、「本当に求められている情報」だけに絞り込むことが大切になります。
コーポレートサイトの場合は、取引先や就活生など、ターゲットが複数になりますので、優先順位を決めてから情報の精査を行うとスムーズです。
サーバー・ドメインの取得
コーポレートサイトを制作するにあたって、サーバーやドメインといったハードウェア要素も重要となります。
サーバーやドメインに関してはレンタルが一般的ですので、エックスサーバーやお名前ドットコム、さくらインターネットなどのレンタルサーバー会社から吟味して決めましょう。
また、「.com」「.jp」「.co.jp」などドメイン名によって値段やサイトの信頼性が異なるため、ドメインを取得する際は注意が必要です。
ワイヤーフレームの作成
ワイヤーフレームは、コーポレートサイトのレイアウトや、ページの遷移先などを決める設計図のようなものです。
コーポレートサイトの骨組みとなる工程ですので、ユーザーが使いやすく、成果に繋がりやすいレイアウトやページ構成を入念に考えて作成しましょう。
頭の中に浮かんだイメージをパソコン上で表現しづらい場合は、ノートなどに手書きで書き起こしてからワイヤーフレームの作成に移るとスムーズです。
デザイン
コーポレートサイト制作のデザインは、画像や文字などの色味や種類などに統一感を持たせる「トーン&マナー」を決めることが重要です。
トップページと遷移先のページで画像の雰囲気が変わったり、使用しているフォントやフォントカラーが大きく異なると、訪れたユーザーに違和感を与え、ページから離脱する原因にもなります。
トーン&マナーの内容を記したガイドラインを作成しておくと、運用時にデザインの統一感が崩れるのを防げますので、ガイドラインも作っておきましょう。
実装
コーポレートサイトの実装は、デザインやレイアウトなどを構築する「フロントエンド」、サイトの内部を構築する「バックエンド」に分けられます。
ワイヤーフレームやデザインをもとに作業を進め、デザイン崩れや内部機能のエラーが起こらないように確認しながら構築しましょう。
自社でプログラマーが用意できない場合は、自力で解決しようとせず、個人のフリーランスや制作会社への依頼がおすすめです。
テスト・サイト公開
コーポレートサイトの構築が完了したら、動作確認や表示確認などのテストを行い、問題が無ければいよいよサイトを公開します。
テストを行う際は、パソコンやスマホのさまざまな機種やOSで動作や表示を確認し、Googleやsafariなど、ブラウザごとの動作や表示も確認しましょう。
また、公開直後はSEOによる集客効果が薄いため、自社のSNSや広告などを活用して認知度を高めることが大切です。
サイトの更新・改善
コーポレートサイトは公開して終わりではなく、情報の更新や内容の改善といったブラッシュアップを行う必要があります。
特に、新しい商品やサービスをリリースした際や、会社の電話番号やメールアドレスなどが変更される際は、機会損失を避けるために即時更新を心掛けましょう。
サイトの文言やボタン配置などの内容を改善する場合は、改善前のデザインやデータを残しておき、改善後のデータとABテストを行うことも重要です。
コーポレートサイトを構成する情報コンテンツ
コーポレートサイトは、会社概要や製品・サービスの紹介を始めとするさまざまな情報コンテンツで構成されています。
ここでは、コーポレートサイトを制作する上での必須項目を中心に、サイトを利用する上での利便性や、ユーザーからの信頼度を高める項目をご紹介していきます。
初めてコーポレートサイトを作るにあたって、見落としてしまいがちなコンテンツもありますので、サイトの構成を考える際にお役立てください。
会社概要
コーポレートサイトは企業情報に特化したウェブサイトですので、会社概要は必要不可欠です。
会社の正式名称、代表者の名前、会社の所在地、電話番号は必ず記載し、設立年月日や資本金、事業内容や従業員数など、会社の歴史や規模を感じさせる内容も盛り込みましょう。
歴史が深い会社であれば、現在までの沿革を年表形式で掲載し、経営理念や主力の商品・サービスについても軽く触れておくと、会社の凄みを効率的に伝えられます。
事業案内や製品・サービス紹介
「どんな事業を行なっている会社なのか」を示す事業案内や、製品・サービスの紹介もコーポレートサイトを構成する上で欠かせません。
事業による社会貢献の実績や、製品の性能や販売数など、ただ事業内容や製品・サービスを羅列するのではなく、それぞれに説得力を持たせることがポイントです。
製品を掲載しているECサイトやオウンドメディアなどの情報も掲載すると、ユーザーの購買意欲を刺激することにも繋がります。
ニュース・最新情報
ニュースや最新情報も、会社がリアルタイムに活動していることを示す項目ですので、企業情報を掲載するコーポレートサイトにおいて必要不可欠です。
新製品や新サービスの情報などを逐次更新しているコーポレートサイトは信頼度が高く、顧客や取引先への訴求力も高まります。
株主向けのIR情報や採用希望者向けの会社説明会の情報など、細かい更新が必要になりますが、その手間に見合った効果は得られるでしょう。
よくあるご質問
事業内容や製品・サービスについて、問い合わせの多い内容は「よくあるご質問」の項目に、Q&A形式でまとめておきましょう。
よくあるご質問の項目を設置することにより、ユーザー側は電話やメールなどで問い合わせる手間が省け、会社側は何度も同じ質問に答える手間が省けます。
問い合わせ回数の低減は、人件費削減にも繋がりますので、特にBtoC型企業のコーポレートサイトには設置した方が良いでしょう。
問い合わせフォーム
見込顧客や取引先、採用希望者などの窓口となる「問い合わせフォーム」も、コーポレートサイトの必須項目です。
電話とは違って24時間いつでも受け付けられるため、より多くのユーザーの声を集められ、それらにスムーズに対応することにより、顧客満足度の向上にも繋がります。
ただ、問い合わせフォームの対応には人的リソースが割かれますので、同じ問い合わせ内容が多い場合は、「よくあるご質問」にまとめて効率化を図りましょう。
実績・導入事例
企業向けに製品やサービスの提供を行っている場合は、「実績・導入事例」の項目を設置することで、自社のブランディングを高められます。
上でご紹介している「事業案内や製品・サービス紹介」の裏付けになりますので、提供先の企業名や導入前・導入後の比較データなど、できるだけ具体的な情報や数値を掲載しましょう。
客観的な意見として、提供先へのインタビューや口コミなど、ユーザーの生の声を掲載するのもおすすめです。
コラム・ブログ
企業が発信するコラムやブログは、企業そのものや、製品・サービスをより身近に感じてもらうためのツールです。
内容は企業の方針によってさまざまですが、例えば採用希望者にアピールする場合は、入社式や社内イベント、普段の仕事風景などを記事にまとめると良いでしょう。
また、検索キーワードのトレンドと自社製品を結び付けて集客をアップさせる効果も期待できますので、リソースに余裕があるなら設置することをおすすめします。
IR情報
IR情報は、株主や投資家に向けて企業の経営状況や財務状況などの情報を提供する項目で、上場企業のコーポレートサイトには掲載が義務付けられています。
投資の直接的な判断材料に活用されるため、企業の実績や数字だけでなく、社会貢献活動・環境活動などへの取り組みも具体的に書いておきましょう。
また、非上場企業においても、IR情報を掲載することで企業としての信頼度の向上に繋がり、取引先や採用希望者へのアピールに繋がります。
個人情報保護方針
個人情報保護方針は、「企業がユーザーの個人情報をどのように取り扱うのか」に関するルールを明文化して掲載する項目です。
後述する「プライバシーポリシー」とほぼ同義ですが、オンラインのユーザーの個人情報にフォーカスを当てるプライバシーポリシーに対して、個人情報保護方針の対象には従業員の個人情報も含まれます。
必須項目ではありませんが、ユーザーに安心感を与える要素として掲載した方が良いでしょう。
採用情報
採用情報は、職種別の募集要項や募集人数、会社説明会などの情報を掲載する項目となります。
テキストだけの無機質な内容ではなく、社員やスタッフの写真付きインタビューや、仕事風景の写真などを掲載すると、採用希望者へのアピールとして効果的です。
また、コーポレートサイトから直接応募ができる利便性の高さも大切ですので、電話や郵送などの窓口ではなく、応募フォームの設置も忘れないようにしましょう。
サイトポリシー
サイトポリシーは、ユーザーがサイトを利用するにあたってのルールや、企業側からの要望などを記載する項目で、「利用規約」と同義です。
内容はサイトによって異なりますが、著作権や商標に関する注意事項や免責事項などを明文化することにより、トラブル防止の効果が期待できます。
画像やテキストの盗用など、サイト運用には予期せぬトラブルが付きものですので、テンプレートなどを使用せず、思いつく限りのトラブルを想定して作成しましょう。
プライバシーポリシー
プライバシーポリシーは、サイトを訪れるユーザーの個人情報の取り扱いに関するルールを記載する項目です。
全てのサイトにおける必須項目ではありませんが、お問い合わせなどで個人情報を入力させる場合や、アクセス解析ツールでユーザーの動きを取得する場合は掲載が必須となります。
サイトポリシーとプライバシーポリシーを同じページ内にまとめているサイトも多いため、サイト内が煩雑になるのを避けたいならワンセットにすると良いでしょう。
コーポレートサイトの簡単な制作の流れとホームページとの違い|まとめ
コーポレートサイトを簡単に作る方法としてAIやテンプレートをご紹介しましたが、本記事を読んでいただければ分かる通り、「成果に繋がるコーポレートサイト」を簡単に作るのは困難です。
株式会社メディアエクシードでは、多種多様な企業のコーポレートサイトの制作実績があり、集客アップや成約率アップなど、企業のニーズにもコミットしてきました。
SNSや広告などを用いた包括的なプロモーションのノウハウも持ち合わせていますので、コーポレートサイトに対する理想像をお持ちならぜひお気軽にご相談ください。
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