地域に根付いた中小企業や個人事業主だと、ホームページは必要ないだろう、ホームページを作る目的が分からないと考える方が多いかもしれません。
しかし、ホームページには営業や販促・採用の面でも大きなメリットがあるため、企業ホームページの必要性は高いといえます。
本記事では、企業ホームページの必要性と4つの観点からわかる持つべき理由を解説していきますので、ホームページ作成に二の足を踏んでいる方は参考にしてください。
企業ホームページの必要性は高い!大手・中小の開設率
各企業のサービスや商品によっては、ホームページを作成する目的が見いだせないかもしれませんが、現代はスマホやPCを使って検索する時代です。
ターゲットとするユーザーがいる以上、情報を公開していないと業績や集客の面でデメリットが発生してしまいます。
大手企業と中小・個人事業主でホームページの開設率にどの程度差があるかを解説しますので、自社のホームページを開設すべきかを考えてみてください。
大手企業のホームページ開設率は90%超え
大手企業を対象に、総務省が2023年におこなった「令和5年通信利用動向調査(企業編)」によると、大手企業の90%以上が自社ホームページを開設しています。
従業員数が多くなるほど開設率が上がり、300~499人では93.5%、1,000~1,999人で95.9%、2,000人以上の企業は100%の開設率です。
自社のサービスや商品の販促への必要性を重く認識し、大手企業であっても信頼性を得るためにホームページを開設しているのだと考えられます。
中小・個人事業主でも企業ホームページの開設率は60%程度
こちらは少し古い情報ですが、中小企業庁が中小企業や小規模事業者(個人事業主含む)を対象に、ホームページの開設率などの調査をおこなった結果です。
2012年で中小企業のホームページ開設率は80.4%、小規模事業者は46.3%でしたが、10年が経過する現在では開設率が多少増えていると考えられます。
また、個人事業主の場合はSNSを活用して販路を広げているケースがあり、ホームページの代用としてSNSの活用が成り立っていれば問題はないでしょう。
企業がホームページを持つべき理由を4つの観点で解説
BtoBであれば新規取引先企業の情報調査、また転職・就職時の情報収集などホームページはさまざまな面で活用されているため、企業が自社ホームページを持つ意味はあります。
ここからは、中小企業や個人企業でもホームページを持つべき理由を4つの観点から解説しますので、ホームページを開設していない企業・事業者は参考にしてください。
経営面からの観点
- ・公式情報を届けられる
- ・集客につながる
- ・業績アップにつながる
経営面の観点からホームページを持つべき理由を考えると、上記に挙げた3点の理由があります。
インターネット上には嘘や間違った情報が発信されるケースが多々あるため、企業が公式に情報を広く発信できれば信頼度も高まるでしょう。
また、商品やサービスについて検索した際に企業ホームページがあれば、広告としての役割を果たし集客や業績アップにもつながります。
ユーザーからの観点
- ・情報の信ぴょう性が高い
- ・企業の信頼度が上がる
- ・商品やサービスの詳細がわかる
ユーザーの観点からホームページを持つべき理由を考えると、上記3点のメリットがあります。
企業が公式に商品やサービスについて発信していれば、間違った情報を掴まずに済み、確かな情報を得られるためホームページは必要です。
また、中小企業や個人事業主であってもホームページは会社が存在していることの証になるため、企業としての信頼度が高まります。
コスト・人員削減からの観点
- ・営業ツールとしての利用
- ・人材募集にかかるコスト削減
- ・広告にかかるコスト削減
- ・問い合わせ対応にかかる人員削減
コスト・人員削減の観点からホームページを持つべき理由を考えると、上記に挙げた3点の理由があります。
24時間365日、誰でも確認できるホームページは企業の優秀な営業マンとしての顔を持ち、資料請求や問い合わせなどにかかる人件費の削減も可能です。
さらに、チャット機能があれば個別の相談にも対応できますし、ホームページが上位表示されると多くの人の目に留まり広告の代わりになります。
採用面からの観点
- ・企業情報の周知
- ・応募者への受付窓口になる
- ・求人情報にかかるコスト削減
採用面の観点からホームページを持つべき理由を考えると、上記2点の理由があります。
就職・転職の際、ホームページは企業の情報を調べる対象として圧倒的に多く、エントリーシートの送付もインターネットでおこなうのが主流です。
自社の魅力や信念、スタッフの紹介などを伝える場にもなり、人材採用の情報を掲載すると無料でGoogleの求人検索機能に表示され、求人の露出度が高まります。
企業がホームページを持つデメリット
ここまではホームページの必要性や中小企業や個人事業主がホームページを持つべき理由を解説しましたが、ホームページを持つことでデメリットが発生する場合も少なからずあります。
企業ホームページを制作し運用していく上で、考慮しておかなくてはならないデメリットを2つ解説いたしましょう。
定期的な更新は必要
ホームページは公開しただけで集客や業績アップに結び付くものではなく、効果的なSEO対策や最新情報の更新をおこなわなくてはなりません。
コンテンツの増設やメンテナンスなど、一定の知識を持つ人材が必要ですが、外部に委託するなどクリアする方法はあります。
定期的に更新をおこない最新情報を掲載しておくと、企業の信頼度や商品・サービスの認知度もあがるため、更新作業は必須です。
運用にはコストがかかる
ホームページは制作時とリニューアル時、運用する際のコストがかかります。ホームページの規模や依頼先によって制作費用は異なり、また運用に必要な施策ごとにも費用が必要です。
ある程度の運用コストはかかるものの、ホームページは営業や集客・採用など活用できる場面が多いため必要性は高く、中長期的にですがコストは回収できると考えられます。
ホームページ制作を外部に依頼する際は、運用にかかるコストも視野に入れて予算を計上し、見合った制作会社に依頼するようにしてください。
企業ホームページを開設する際の注意点
中小企業や個人事業主が企業ホームページを開設するにあたって、重要な注意点が3つあります。
これからホームページの制作や運用を考えている方に向け、どういったことに注意してホームページを制作するのかを解説いたしましょう。
ホームページを作る目的を明確にする
目的がないままにホームページを制作すると、期待する効果が得られず情報が記載されただけになってしまいます。
集客を増やす、商品やサービスを詳しく紹介するなど、目的をまず1つに定めてターゲットを絞り込みましょう。
目的とターゲットが明確になると、おのずと掲載する情報や実装する機能が明らかとなり、必要な制作費用から予算を組み立てやすくなります。
ユーザビリティを重視する
ユーザビリティとは、ホームページを訪問したターゲットが効率的に目的の情報を入手できるか、また満足できるかを意味します。
シンプルかつ企業のイメージを崩さないデザインで、ユーザーが使いやすく疑問や悩みを解決できるよう、操作性の良さを重視したホームページが必要です。
企業側の目線ではなく、訪れるユーザーの目線で必要なコンテンツを作成しつつ、目的に応じた導線設計をおこない成果達成に導きましょう。
外部に委託する際は制作会社の選び方にも注意
ホームページ制作を外部の制作会社に委託する際は、業種への知見や自社のイメージに似た制作実績があるか、費用は相場の範囲内かなどを見極める項目が複数あります。
集客や業績アップに繋げたい場合は、SEO対策や広告運用代行などマーケティング施策が豊富で、運用サポートまでおこなってくれるかを確認しましょう。
さらに、担当者とのコミュニケーションがスムーズであれば、相談したい時や緊急時の対応に不都合が生じにくいため、連絡の取りやすさも重要です。
企業ホームページの必要性|まとめ
本記事では、企業ホームページの必要性と中小企業や個人事業主でもホームページを持つべき理由を解説いたしました。
ホームページは企業の名刺や営業マンとしての一面を持ち、ユーザーにとっては信頼できるかを判断するツールになりつつあります。
現在ホームページを開設していない企業の方は、集客や業績アップにつなげられるのか、ぜひ一度ホームページ制作を検討してみましょう。
弊社株式会社メディアエクシードでは、クライアントの目的とユーザビリティを重視したホームページ制作をおこなっているので、お気軽にお問い合わせください。
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