法律事務所のホームページ制作会社12選｜各社の実績や費用相場も解説

今や法律事務所もインターネット検索で選ばれる時代ですので、ホームページでの集客アップを考えている弁護士は多いはずです。

結論からお伝えすると、集客アップのためにはSEO対策やマーケティングの実績が豊富な制作会社がおすすめで、制作費用は50万円程度が相場となっています。

本記事では、法律事務所ならではのホームページ制作会社の選び方を始め、実績豊富な12社の制作会社や費用相場などについて解説していきますので、最後までご覧ください。

法律事務所のホームページ制作会社の選び方

ホームページ制作会社は全国に2万社以上あるとも言われており、用途や目的に合った制作会社を探すのは困難です。

中でも、法律事務所のホームページに関しては、法律に関する専門的な知識や用語への理解などが求められるため、一般的な企業よりも慎重に選ばなければなりません。

まずは、法律事務所ならではのホームページ制作会社の選び方を2つの項目でご紹介していきますので、制作会社を選ぶ際にお役立てください。

法律業務・弁護士業への理解が深い

法律事務所のホームページを制作会社に依頼する場合は、法曹業界ならではの規制やニーズなど、法律業務・弁護士業への理解の深さに注目しましょう。

法律用語やコンプライアンスに理解があるホームページ制作会社を選んでおけば、企画時のヒアリングなどで担当者に噛み砕いて説明する必要もありません。

ホームページのデザインに関しても、法曹業界特有のトレンドがありますので、まずは法曹業界に精通した制作会社を選ぶことが大切です。

SEO対策にも対応している

インターネットでの集客を望む場合、検索エンジンで上位表示させるSEO対策に対応してくれることも重要なポイントとなります。

検索順位1位のクリック率は2位のクリック率の約2倍という統計データもあるため、ホームページへのアクセスを獲得する手段としてSEO対策はおすすめです。

また、検索キーワードに対して広告を表示させるリスティング広告も効果的な集客手段ですので、SEO対策や広告運用に強い制作会社を選びましょう。

法律事務所・弁護士業向きのホームページ制作会社12選

続いては、豊富な実績を持つホームページ制作会社の中から厳選した、法律事務所・弁護士業向きの12社をご紹介していきましょう。

ホームページ制作会社は会社ごとにさまざまな特徴があり、SEO対策や広告運用に強みを持つ会社や、名刺のデザインまで行なってくれる会社など個性豊かです。

ここでは、それぞれの制作会社の特徴や実績を簡潔にご紹介していきますので、気になる会社があればホームページをチェックしてみてください。

①株式会社メディアエクシード

株式会社メディアエクシードは、SEO対策や広告運用のプロが多く在籍している信頼度の高いホームページ制作会社です。

ホームページ作成だけでなく、YouTubeチャンネルの運営代行やWebコンサルティングなどの実績もあり、ホームページやLPの制作実績は300件以上にのぼります。

Webマーケティング全般に精通しており、企画からホームページ作成後の運用まで任せられるため、ホームページ関連で複数の会社とやり取りする必要もありません。

②株式会社フリージア

出典：<株式会社フリージア

株式会社フリージアは、主にホームページのレンタルをおこなっている会社で、法律事務所に特化したホームページを初期費用ゼロで始められます。

月額費用22,000円という圧倒的な安さに加えて、最長3ヶ月の無料期間も設けられているため、ホームページに掛かるコストを最低限に抑えたいなら選んで間違いないでしょう。

別料金ではありますが、SEO対策やコンサルティングなどの支援サービスも用意されていますので、本格的なホームページ運用にも対応可能です。

③エファタ株式会社

出典：出典：エファタ株式会社

エファタ株式会社は、弁護士や税理士といった士業向けのホームページやポータルサイトを手掛ける制作会社です。

多様な顧客ニーズに合わせたホームページ作りを得意としており、過去には債務整理弁護士や離婚弁護士に特化したホームページの制作実績もあります。

また、既存のホームページの運用・改善などのサポートもおこなっていますので、法律事務所の集客をしたい場合におすすめです。

④株式会社アップラボ

出典：株式会社アップラボ

株式会社アップラボは、「サムライラボ」というブランド名でさまざまな士業のホームページ制作を手掛けている制作会社です。

徹底した競合調査やターゲット調査に定評があり、企画前に綿密な調査を行った上で、その地域やユーザー属性に適したホームページをリリースしてくれます。

弁護士から土地家屋調査士に至るまで、士業のマーケティングに関する幅広いノウハウを持っていますので、安心して任せられる制作会社と言えるでしょう。

⑤株式会社Total Art Development

出典：株式会社Total Art Development

株式会社Total Art Developmentは、「弁護士WEB」というブランド名で弁護士専門のホームページ制作をおこなっています。

弁護士に関する数多くの検索キーワードでYahoo検索1位を獲得した実績があり、「検索順位が6位以下だったら料金は一切いただかない」という強気な姿勢も1つの魅力でしょう。

ホームページ制作だけでなく、OA機器の手配やパソコンのセットアップまで行なってくれる「独立開業支援プラン」も用意されていますので、事務所の立ち上げ時にもおすすめです。

⑥株式会社M-HAND(エムハンド)

出典：株式会社M-HAND

株式会社M-HAND(エムハンド)は、ホームページ制作から名刺などの印刷物作成まで対応可能な制作会社です。

士業に関する豊富な制作実績とノウハウを持っており、クライアントの意向と顧客のニーズを満たす、高品質かつ訴求力の高いデザインのホームページを提供してくれます。

制作時は専任ディレクターが企画時のヒアリングからホームページのリリースまでをワンストップでサポートするため、工程に無駄が少ないことも魅力でしょう。

⑦弁護士ドットコム株式会社

出典：出典：弁護士ドットコム株式会社

弁護士ドットコム株式会社は、15,000人以上もの弁護士が登録するポータルサイト「弁護士ドットコム」を運営している制作会社です。

自社メディアに携わっている実績豊富な制作スタッフがホームページ制作をサポートしてくれるため、顧客に対して的確に訴求する、専門性の高いホームページを作れます。

また、申し込みからリリースまで最短1ヶ月半というスピード感も魅力的ですので、できるだけ早くホームページが欲しい弁護士や法律事務所にもおすすめと言えるでしょう。

⑧ポーカー・フェイス・コンサルティング株式会社

出典：ポーカー・フェイス・コンサルティング株式会社

ポーカー・フェイス・コンサルティング株式会社は、主にホームページの運用改善やリスティング広告代行をおこなっている会社です。

士業向けのホームページ制作会社である「有限会社ポーカー・フェイス」のノウハウを活かしたホームページ作成に加えて、ランディングページの作成にも対応しています。

広告に関しては、事務所の規模に合わせて少額から対応可能となっているため、広告運用での集客を考えている方におすすめと言えます。

⑨合同会社レップリーガル

出典：合同会社レップリーガル

合同会社レップリーガルは、これまでに250サイト以上もの制作実績を誇る、弁護士・法律事務所専門のホームページ制作会社です。

事務所の立地条件を綿密にリサーチし、「その地域に求められる弁護士像」を明確にした上で制作に移行するため、全国どこからでも依頼できます。

ホームページの制作だけでなく、運用ノウハウの提供や大手ポータルサイトとの連動なども行なっていますので、アフターサポートも万全です。

⑩株式会社ミリオンバリュー

出典：株式会社ミリオンバリュー

株式会社ミリオンバリューは、500件以上もの制作実績を誇る士業専門のホームページ制作会社で、士業向けのセミナーなども数多く開催しています。

競合調査や他事務所との差別化を重視しており、文章作成のテンプレートや複数のキーワードを狙うノウハウなど、実践的な施策が充実していることが最大の魅力です。

毎月10名限定で、事務所付近の競合調査や戦略アドバイスを無料でおこなっているため、数字の伸び悩みを感じている弁護士や法律事務所におすすめです。

⑪オフィスSASAJIMA

出典：オフィスSASAJIMA

オフィスSASAJIMAは、「士業のホームページ作成ドットコム」を運営する制作会社で、開業のサポートなども行なっています。

初期費用は実費のみ、月額7,800円というコスパの高さで本格的なホームページや運営ノウハウを得られるため、コストを抑えたい弁護士や法律事務所には特におすすめです。

また、事務所のロゴや名刺などのデザインを含む「士業の開業パック」も格安料金でおこなっていますので、開業時の相談も可能です。

⑫風デザイン株式会社

出典：風デザイン株式会社

風デザイン株式会社は、「FLOW-WEB」のブランド名で集客に特化した士業向けのホームページを作成している制作会社です。

士業事務所の経営経験を持つ代表によるワンストップ体制が最大の特徴で、初回の打ち合わせからホームページリリース後の運営アドバイスまで、すべて代表が行なってくれます。

見栄え重視ではなく、集客の導線を意識した実践的なホームページ制作をおこっていますので、集客アップを望むなら候補におすすめです。

法律事務所のホームページ制作費用相場

法律事務所のホームページ制作費用の平均相場は50万円程度とされており、下記の表でいうと10ページ程度の小規模サイトが主流です。

しかし、ホームページにはさまざまな種類があり、目的やニーズによって掲載するコンテンツのボリュームが異なるため、すべての法律事務所に小規模サイトが適しているわけではありません。

ここでは、ホームページの規模ごとの特徴と費用相場について解説していきますので、制作会社を比較検討する際に参考にしてみてください。

ランディングページ｜5万円〜10万円

ランディングページは、商品やサービスの説明を1ページにまとめたもので、資料請求や見積もりといった直接的な訴求に繋げるホームページです。

トップページから会社概要やお知らせなどの項目に遷移させる一般的なホームページとは異なり、広告やキャンペーンページの要素が強くなります。

弁護士業界においては、相続問題や離婚問題といった特定ジャンルの集客ページとして活用されることが多いため、ピンポイントで集客したい時におすすめです。

小規模ホームページ｜30万円〜50万円

小規模ホームページは、事務所の概要、弁護士の自己紹介、実績などの情報を掲載するのが一般的で、事務所の名刺代わりの役割を果たします。

インターネット検索で法律事務所を選ぶのが主流になっている時代に、ホームページは必要不可欠ですので、ユーザーから一定の信頼を得たい場合に費用をかけるべきラインと言えます。

費用相場は30万円〜50万円とされており、ページ数とデザイン面のオリジナリティが費用を左右するため、費用を抑えたい場合はテンプレートを用いたホームページ制作を行う制作会社がおすすめです。

中規模ホームページ｜50万円〜200万円

過去の事例や所属弁護士のプロフィールなど、掲載する情報が多くなると、費用相場50万円〜200万円の中規模ホームページが必要になります。

ページ数が増えることによって管理も難しくなるため、ホームページ内のコンテンツを一括で管理できるCMSの導入費用も考慮しなければなりません。

支店・支所の情報掲載やオウンドメディアの運用なども視野に入れているのであれば、小規模ではなく中規模ホームページの費用感をイメージしておいた方が良いでしょう。

大規模ホームページ｜200万円以上

法律事務所が運営する大規模ホームページといえば、全国展開型の大手法律事務所のホームページや、弁護士や法律事務所をデータベース化したポータルサイトなどが代表例です。

それらのサイトを構築するためには、60ページを超える情報量が想定されるため、コンテンツの管理やサーバー保守などにも費用を割く必要があります。

また、ブランディングを確立するためのコンサルタントやデザイナーなどを起用する選択肢も出てきますので、200万円以上の費用は想定しておいた方が良いでしょう。

質の高い法律事務所のホームページに必要な8つの要素

最後に、事務所情報や所属弁護士の紹介など、法律事務所のホームページに必要な8つの要素について解説しておきましょう。

ホームページを作るにあたって漠然としたイメージは持っていても、実際に作り始めると「具体的に何をどう作れば良いの？」と悩んでしまう人は多いはずです。

それぞれの要素で書くべき内容や注意点などを中心に分かりやすく解説していきますので、実際にホームページを作る際にお役立てください。

①事務所情報・アクセスマップ

法律事務所は、最終的にお客さんが直接足を運ぶため、ホームページにおいて、事務所の連絡先や所在地といった情報の掲載は必要不可欠です。

興味を持ったユーザーが必ず閲覧する項目ですので、事務所の存在をイメージしやすいように、事務所の外観の写真や「◯◯駅から徒歩◯分」のような表記を添えておくと良いでしょう。

また、GoogleマップやYahoo!地図など、アクセスマップを掲載することによって、ユーザーが自分でルートを調べて事務所まで辿り着くことを促せます。

②所属弁護士の紹介

法律事務所のホームページを作るにあたって、所属弁護士の紹介も必要不可欠な要素です。

ユーザーから見て信頼性が高い弁護士と思ってもらうためには、第一印象が非常に大切ですので、フォトスタジオなどで撮影した写真に加えて、経歴や得意分野などを具体的に記載しましょう。

YouTubeを活用して自己紹介の動画を掲載したり、ボイスサンプルを録音して実際に話している声を聞いてもらうなど、「身近な存在」を印象付けることがポイントになります。

③対応可能な分野

所属弁護士の紹介ページに得意分野や経歴を記載するだけでなく、事務所として対応可能な分野を1つのコンテンツにまとめておくことも大切です。

ユーザーは1つの悩みを解決するためにホームページを訪れるため、「対応可能な分野」のような漠然としたタイトルではなく、「離婚問題」や「債務整理」など、特定の分野をタイトルに据えてコンテンツを作りましょう。

複数の分野が得意な場合は、1つの項目から枝分かれさせず、別々のコンテンツを作ることでユーザーにリーチしやすくなります。

④解決事例などの実績

解決事例などの実績は事務所の評価や信頼度に直結するため、必ず掲載しておきましょう。

需要の多いワードを盛り込んで得意分野を上手くアピールしても、その分野における解決事例の記載がなければ、訪れたユーザーは「本当に大丈夫なの？」と不信感を持ってしまいます。

特定の分野の解決事例に加えてクライアントからの口コミなども掲載しておけば、同じ悩みを持つユーザーの背中を押すコンテンツになりますので、情報の選定や作り込みが大切です。

⑤料金体系

ホームページを訪れたユーザーに行動を起こさせるためには、料金体系の明瞭化も重要な要素です。

離婚調停や交通事故の示談交渉など、さまざまなケースの着手金や報酬率などを明確に記載することで、ユーザーが費用をイメージしやすくなります。

料金体系の記載を省いて「まずはご相談ください」と問い合わせフォームに促すケースもありますが、費用のイメージが出来ない状態での問い合わせは非常にハードルが高いため、料金体系は明確にしておきましょう。

⑥よくある質問

「よくある質問」の項目は、ユーザーが問い合わせを行うコストを減らす効果が望めるため、必ず設置しておきましょう。

ユーザー側のコスト削減だけでなく、問い合わせに対応する事務所側のリソースの削減にも繋がりますので、お互いにメリットが大きい要素です。

質問をカテゴリ別に分類し、折りたたみなどの手法で回答が表示される仕様にしておけば、「使いやすいホームページ」としてユーザーに認知されやすくなります。

⑦問い合わせフォーム

問い合わせフォームを設置しないと、ユーザー来所予約をする手段が限られてしまうため、必ず設置が必要です。

問い合わせフォームを作成するにあたって、すべての項目を記述式にすると、ユーザー側の手間が大きくなってしまうため、おおまかな相談内容や希望日時はプルダウンで選べる仕様にするなど、使いやすさと簡略化を心がけましょう。

また、問い合わせフォームをただ設置するのでなく、記入例や電話での問い合わせ方法なども掲載しておくと、問い合わせまでの流れがスムーズになります。

⑧ブログ

ホームページのブランディングやSEO対策を考えているなら、ブログやオウンドメディアも必要です。

特定の分野における専門的な知識や解決策など、価値ある情報を記事化することで、集客アップや事務所の信頼度アップにも繋がります。

しかし、法律のプロが文章のプロとは限らず、ユーザーの心を掴む高品質な記事を量産するのは容易ではありません。

株式会社メディアエクシードのように、記事作成代行サービスをおこなっている制作会社を選べばブログ運用もスムーズになります。

SEOライティングのやり方については、以下の記事で詳しく解説しています。

mediaexceed.co.jp

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