マーケティングコラム

企業のYouTubeチャンネル成功事例10選!運営する時のコツや注意点も

企業がマーケティングの一環として行っているYouTubeチャンネルですが、メリットやデメリットはどこにあるのか、どうしたら成功するかなどのポイントをまとめました。
実際の企業YouTubeチャンネル成功事例もご紹介します。

近年、YouTubeチャンネルを立ち上げマーケティングに活用している企業が増えていますが、YouTube企業チャンネルとは一体どのようなことを発信していく場なのでしょうか?

企業のYouTuberチャンネルのメリットデメリット、YouTube企業チャンネル成功のポイントを交えて解説します。

また、実際に成功した企業のYouTubeチャンネルの事例もご紹介しますので、ぜひご覧ください。

YouTube企業チャンネルとは

YouTube企業チャンネルとは、企業がYouTubeを活用しマーケティングを行うために開設したYouTubeチャンネルのことです。

最近多くの企業が取り入れ始め、会社のプロモーションやPR・商品紹介・顧客獲得など様々な目的で活用されています。

中小企業がYouTube企業チャンネルを始めたのをきっかけに世間に広く浸透し、YouTubeで大企業よりも広告費を稼いでいるという例は稀ではないため、成功事例を参考にして市場規模の拡大を続けているYouTubeに参加する企業が増えているのです。

これからチャンネルの開設や、既にチャンネルをチャンネルを開設している方で再生回数に悩んでいるという方は以下の記事も参考にしてみてください。

企業がYouTubeを運営するメリット

企業がYouTubeチャンネルを作成し運営するメリットはどこにあるのでしょうか。

個人のYouTubeチャンネルとはまた違った企業YouTubeチャンネルの特徴も見ていきましょう。

新規顧客獲得

1つ目は「新規顧客獲得」です。

今では多くの人が使っているYouTubeを企業が自社チャンネルを開設し運営することで、これまでは出会うことができなかった方に出会うことができます。

日本のYouTubeは2020年で月間6,500万ユーザーを突破し、若年層のみならず50~60代の層からも利用されているため、企業YouTubeチャンネルを活用することで幅広い層に自社のアプローチをすることができます。

そうすることで、視聴者の企業に対する理解度が深まり新規顧客だけでなくリピート客も増やすことが可能です。

詳細なデータを集計しやすい

2つ目は「詳細なデータを集計しやすい」です。

YouTubeはCMや紙媒体の広告とは違い、どれくらいの人がクリックしたかや何回おすすめに表示されたか・どこでスキップされたかなどを詳しく確認することができます。

また見た人の年齢や性別も確認できるため、より集中してターゲットを絞り狙うことができ次回以降の動画制作に活かすことができます。

費用対効果の高さ

3つ目は「費用対効果の高さ」です。

自社内で撮影し配信できるため、広告に比べて費用を抑えることができるだけでなく効果の期待もできます。

さらにコンテンツを増やして安定したファンを増やすことで、自社の認知度も上がっていきます。

安定したファンを獲得できる

4つ目は「安定したファンを獲得できる」です。

YouTubeにはチャンネル登録をすることで動画を配信するたびに通知が視聴者に届いたり、視聴者がコメントをすることで投稿者とコミュニケーションをとることができます。

そこで、視聴者と投稿者との距離が近づくことができます。

また、投稿する頻度や日時などを決めておくと視聴者もいつ新しい動画が配信されるか認識できるため、定期的に視聴者が動画を更新するたびにチャンネルに戻ってきてくれます。

企業のYouTubeチャンネル成功事例10選

スマホ

ここからは企業のYouTubeチャンネルの成功事例を10選紹介していきます。

具体的な成功例を知りたい方や、これから自身のYouTubeチャンネルの運営に活かしたいと考えている方はぜひチェックしてみてください。

企業のYouTubeチャンネル成功事例|①葬儀・葬式CH有限会社佐藤葬祭

葬儀・葬式CH有限会社佐藤葬祭

引用:葬儀・葬式CH有限会社佐藤葬祭

葬祭ディレクター技能審査1級・葬祭ディレクターの、有限会社佐藤葬祭社長が運営する企業YouTubeチャンネルです。

普段身近にはない葬儀といったジャンルを取り上げ、実際の葬儀のマナーや他人に聞きづらい話などを分かりやすく動画にし配信しています。

いざ知っておくと便利な情報や裏話が満載な動画は毎日更新されており、社長の明るいキャラクターがコアなファンを増やし続けています。

企業のYouTubeチャンネル成功事例|②楽待 RAKUMACHI

楽待 RAKUMACHI

引用:楽待 RAKUMACHI

楽待は不動産投資会社の株式会社ファーストロジックが運営するチャンネルで、不動産投資やそれに伴うトラブルなどを実際の映像を交え分かりやすく解説しているチャンネルです。

投資や資産運用に関して正しい情報を学ぶことができ、テレビ番組のように見入ってしまう動画の流れも人気の1つで、個性のある専門家たちの出演も楽しく観ることができます。

企業のYouTubeチャンネル成功事例|③岡野タケシ弁護士【アトム法律事務所】

岡野タケシ弁護士【アトム法律事務所】

引用:岡野タケシ弁護士【アトム法律事務所】

岡野タケシ弁護士【アトム法律事務所】は、アトム法律事務所の岡野タケシ弁護士がされているお笑い系社会派ユーチューバーとして、弁護士ならではの切り口で様々なことを解説していくチャンネルです。

他にも、YouTubeだけでなくInstagramやTikTokなどでも精力的に活動しており、YouTube以外でも幅広い活躍をしています。

時事などはもちろん普段なら気に留めないようなことも弁護士目線で解説するため、老若男女問わず人気のあるチャンネルです。

企業のYouTubeチャンネル成功事例|④武田塾チャンネル|参考書のやり方・大学受験情報

武田塾チャンネル|参考書のやり方・大学受験情報

引用:武田塾チャンネル|参考書のやり方・大学受験情報

武田塾チャンネル|参考書のやり方・大学受験情報は、多くの方が耳にしたことある授業をしない学習塾 武田塾の公式チャンネルです。

このチャンネルでは、正しい勉強方法やおすすめの参考書・大学紹介など受験生や学生の方が気になるようなトピックを扱っています。

武田塾に通っていない生徒さんも、武田塾に通っている生徒さんと同じような情報が仕入れることができるため人気のチャンネルとなっています。

企業のYouTubeチャンネル成功事例|⑤北欧、暮らしの道具店

北欧、暮らしの道具店

引用:北欧、暮らしの道具店

北欧、暮らしの道具店は、雑貨などの商品紹介やモーニングルーティーンなどを配信している北欧、暮らしの道具店の公式チャンネルです。

北欧、暮らしの道具店は株式会社クラシコムが運営しており、北欧食器専門をメインにコラムや映画・ポッドキャストも取り扱っています。

他にもYouTubeチャンネルでは、雑貨などが美しく見えるように映像美などにも特にこだわっている様子が見て感じ取れ、購買意欲をくすぐられるのも特徴の1つです。

企業のYouTubeチャンネル成功事例|⑥BEAMSテレビ

BEAMSテレビ

引用:BEAMSテレビ

BEAMSテレビはBEAMSの公式YouTubeチャンネルで、アパレルならではのスタイリングや雑貨やインテリアの紹介動画の配信しています。

他にも日本の文化やサブカルチャーなどといった、服に興味のある方が興味のありそうなトピックも取り扱っているのが特徴です。

企業のYouTubeチャンネル成功事例|⑦OCEANTOKYO MOVIE

OCEANTOKYO MOVIE

引用:OCEANTOKYO MOVIE

OCEANTOKYO MOVIEは、OCEANTOKYOという東京に本店を構えるヘアサロンの公式YouTubeチャンネルです。

ヘアサロンならではのヘアスタイリングやヘアケアの動画などはもちろん、トレンドのヘアスタイルの紹介や親近感の湧くような旅行vlogも配信しています。

企業のYouTubeチャンネル成功事例|⑧永田 ハードオフ久留米国分店

永田 ハードオフ久留米国分店

引用:永田 ハードオフ久留米国分店

永田 ハードオフ久留米国分店はハードオフ久留米国分店公式YouTubeチャンネルで永田さん当店員さんがメインで配信されています。

また、1度は見たことがあるという方が多い「ハードオフ店員がジャンク品でX JAPANのRusty Nailを演奏」という動画で640万回再生を突破しています。

企業のYouTubeチャンネル成功事例|⑨足つぼ Yutaka

足つぼ Yutaka

引用:足つぼ Yutaka

足つぼ YutakaはYUTAKA Relaxation&Spaの公式YouTubeチャンネルで、足ツボのセルフケアや施術の様子などを配信しています。

清潔感のあふれる映像と共に、見ているだけでコリがほぐれそうな映像で多くの方を魅了しているチャンネルです。

そういった動画で、自社のファンを作ったり新規顧客を獲得することもできます。

企業のYouTubeチャンネル成功事例|⑩即決営業チャンネル

即決営業チャンネル

引用:即決営業チャンネル

即決営業チャンネルは株式会社即決営業が運営しており、営業に関することはもちろんビジネスに関することを配信している公式YouTubeチャンネルです。

月・水・金・日毎週更新しており、営業のノウハウや切り返し集など新社会人の方だけでなく、営業を何年もしている方にも耳寄りの情報を配信しています。

株式会社即決営業はセミナーなども行っており、こういったYouTubeで効果のある技術やノウハウを配信することにより、セミナーの受講者などを獲得することも可能です。

企業のYouTubeチャンネル成功のポイント

YouTube企業チャンネルの運用において重要なことは、自社を知ってもらいファンを増やし利益を出すことです。

そこで、YouTube企業チャンネルで成功を収めるポイントをご紹介します。

ユーザーが欲しい有益になる情報を提供する

企業により求められている情報は違うため、ターゲットユーザーの層を見極めユーザーが欲しいと思っている情報やそのユーザーに有益になる情報を配信する事が大切です。

ユーザーが見ていて、自分のためになる飽きのこない動画を配信することでコアなファンを集めることができるのです。

更新頻度を多くしオリジナリティを出す

YouTubeチャンネルの成功事例を見ても更新頻度はとても重要で、決まったペースで配信を続けるとファンの方が離れずに視聴してくれる傾向にあります。

また動画にオリジナリティやストーリー性を持たせると興味本位で観に来たユーザーがそのままファンになってくれたり、出演している人の個性やキャラクターを好きになり更新を楽しみにしてくれたりなど、その企業にしか出せないオリジナリティはとても大切なポイントです。

成功事例分析し視聴維持率40%以上を目指す

YouTubeではどの時間にどの地域でどれだけ観られているか、それぞれの動画の視聴時間や広告へのクリック率など様々な結果がデータとして確認することができるため、それを基にコンテンツの見直しやリターゲティングを行うことができます。

また、Googleのアルゴリズムは動画の視聴維持率の高さからユーザーの満足度を算出するため、視聴維持率を40%以上をキープした方がホーム画面などへの表示率も高くなります。

再生回数にこだわらない

YouTubeを始めると再生回数にこだわる方がいらっしゃいます。

再生回数も大事ですが、再生回数にこだわりすぎることでコンセプトが変わってしまったり、再生回数優位のチャンネルになってしまいます。

そうではなく、企業のYouTubeチャンネルは常に視聴者の役に立つような情報や知識を発信する動画を制作することにこだわると良いでしょう。

広告を出さない

YouTube広告は、アプローチを試みているターゲットよりも多くの方に表示されます。

そうすると、広告を見た方が動画を再生しアクセス自体は増えるものの、その方にとっては興味のない内容であることが多いため、多くの方が途中で離脱し全体的な視聴維持率が低下します。

YouTube広告は、チャンネル登録者数を増やすことは可能ですが視聴維持率が低いと見込み顧客が集まりにくくなるため、広告を容易に掲載しない方が良いでしょう。

概要欄を活用する

YouTubeには概要欄という、動画下にチャンネルやその動画についての概要を記載できる概要欄というものがあります。

その概要欄に公式サイトやSNSなど少量の情報しか掲載していない、いくつかの企業YouTubeチャンネルが見当たりました。

YouTubeはAIによって査定されており、概要欄も査定対象のうちの1つです。

そのため、概要欄には200文字から500文字で簡潔に動画の内容を紹介するような文章を掲載することをおすすめします。

動画制作の体制を整える

動画を制作するのには、動画の撮影だけでなく編集やアップロードなどしなければいけないことが多くあります。

そのため、他の業務を本業としている方にとって負担が大きく続けていくのが難しいと感じてしまうことがあるため、それを防ぐためにYouTube運営をする部署を設立し動画制作の体制を整えることをおすすめします。

それが難しいという方やなるべく負担を減らし長期的に続けていきたいという方は、企業YouTube運営を専門とする会社へ依頼することも方法の1つです。

以下ではyoutubeのショート機能をうまく活用する方法を紹介しているため、気になる方は読んでみてください。

企業がYouTubeを運営するときの注意点

女性

最後に企業がYouTubeを運営するときの注意点を3つ紹介していきます。

ここまで読んで自社YouTubeチャンネルを開設しようと考えている方や、既にあるYouTubeチャンネルの改善を考えている方は参考にしてみてください。

成果がすぐには出ず時間がかかる

企業がYouTubeを運営するときの注意点としては、YouTubeチャンネルを始めてもすぐに成果が出るわけではないので、コンテンツを増やしてチャンネルを成長させ登録者数を増やすなど、YouTubeチャンネルを育てる時間がかかります

そのため、途中で挫折してしまう方や更新をストップしてしまう方がいらっしゃいますが、1番大切なことは継続的に配信し続けることなため、途中でやめてしまわない努めてみましょう。

もし継続するのが難しいという方は、ぜひYouTube運営代行サービスなどを試してみてください。

年々競争率が増えている

近年、いろいろな方がYouTubeチャンネルを開設し、自身のチャンネルを持っているということが当たり前となってきました。

さらに、企業によるYouTubeチャンネルも増加傾向にあるため、ライバル社も増えてきているのが現状です。

そのため、ただ何本も動画を配信するのではなくきちんと自社ブランドの戦略を練り、マーケティング戦略を行ったうえでコンテンツを増やしていくことも大切になっていきます。

ブランディングや専門知識が必要

企業はYouTubeで自社のことを発信することで、セルフブランディングをすることが可能です。

自身でブランディングするにあたり莫大な予算が必要ですが、企業が行うYouTube運営では動画のテイストを統一させることでブランディングをすることができます。

またYouTubeに関する専門知識もいるため、随時勉強していくことが必要です。

企業のYouTubeチャンネル成功のポイント|まとめ

企業が開設するYouTubeチャンネルは、YouTubeというプラットフォームを使うことで費用を抑えつつ幅広い層にアプローチし結果を得ることができると注目されているマーケティング方法です。

世界中にユーザーのいるYouTubeを使い自社のチャンネルを立ち上げ、ユーザーが求める様々な情報を発信し多くの人に企業を知ってもらうことで集客やイメージの向上に繋がります。

企業YouTubeチャンネルを開設し、有益な情報を発信し多くのファンを獲得していきましょう!

株式会社メディアエクシードではYouTubeチャンネルの運営代行だけでなく、YouTuberタイアップ代行なども行っているので、ぜひお問い合わせください!

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当ブログの運営をしている株式会社メディアエクシードは、少数精鋭のWebマーケティング会社です。
一言でいえば、少数だからこその強みを生かした「痒いところに手が届く会社」です。

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駒崎 凜

監修者

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駒崎 凜

動画制作スペシャリスト

駒崎 凜

動画制作スペシャリスト

映像制作の専門学校を卒業後、フリーランスとして経験を積んだのちメディアエクシードに入社。動画編集者として自社運営チャンネル・クライアントの映像制作全般業務を担当。

これまで、プロモーションビデオ制作や採用動画などの実写動画に加え、モーショングラフィックスやインフォグラフィックスなど2D動画制作など累計300本以上の動画制作に携わる。動画の企画から撮影、編集まで映像制作全般業務をこなす対応力が強み。

現在EC事業部にて、自社ECサイトの運営とYouTubeやTikTokなどのSNSの運用にも携わり、WEBマーケティング領域まで活躍の場を広げる。

豊富な映像制作経験とECサイト運用で学んだ発想力を活かし、クライアントが抱える課題の解決を解決するだけでなく「成果につながる映像制作」を提供します。

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