マーケティングコラム

ホームページリニューアルの費用相場・内訳と安く抑えるポイント

ホームページリニューアルの費用相場と内訳を徹底解説!リニューアルに失敗しないための注意点や代行会社の選び方、費用を安く抑えるコツも紹介します。

「ホームページが古いからリニューアルしたい」「デザインがいまいちだから大幅にリニューアルしたい」、認知拡大や顧客を獲得するため、ホームページのリニューアルを考えているものの費用相場が分からず妥当な料金を知りたい方も多いのではないでしょうか?

ホームページリニューアルの費用相場は、10万円~1,000万円程度と大きく幅があり、全面的なリニューアルか、部分的にページを足すか、新しく機能を追加するかなどで決まります。

そこで本記事では、一般的なホームページリニューアルの費用相場と内訳を詳しく解説し、損をしないための代行会社の選び方や費用を安く抑えるコツについても見ていきましょう。

ホームページのバナー

目次

ホームページリニューアルの費用を左右する7つの要素

グラフとメモと計算機

ここまではホームページリニューアルの工程や作業について解説してきましたが、ここからは費用の決め手となる7つの要素を紹介していきます。

必要最低限の費用でホームページリニューアルを成功させたい」と考えている方は、本項目をご確認の上、自社のホームページに必要な要素を絞り込んでみてください。

費用を決める7つの要素
  1. ①ページ数
  2. ②CMS(コンテンツ管理機能)
  3. ③問い合わせ機能
  4. ④原稿・ライティング
  5. ⑤画像・動画
  6. ⑥デザイン
  7. ⑦スマホ対応

要素1:ページ数

ページ数とリニューアル費用の関係については全項目でも言及していますが、リニューアルするページの数だけ手間や時間がかかるので、費用が高くなることは想像しやすいでしょう。

一般的な企業のホームページは5ページ~20ページ程度ですが、企業の概要を紹介するだけのシンプルなホームページであれば5ページ以下とすることも可能です。

反対に、コラム記事のページを設ける場合などは全体で50ページ以上となることが多く、ページ数に合わせてコンテンツ作成や運用・管理の費用は高くなります

ただし、コラム記事の継続的な作成・更新はSEO対策として非常に重要なので、むやみにページ数を削減することはおすすめできません

要素2:CMS(コンテンツ管理機能)

CMSはContents Management System(コンテンツ管理機能)の略称で、CMSを導入するとWeb初心者でも簡単にホームページ内の文章や画像を編集できるようになります。

自社で毎月ホームページを編集したい場合などはCMS導入が有効ですが、CMS導入の費用相場は40万円~300万円程度と高額なので、ホームページ運用の方針を定めてから導入の要否を判断しましょう。

なお、大規模なホームページを持つ企業こそCMSで編集を効率化したいはずですが、費用相場はページ数に左右されるため、300ページ以上のホームページでは500万円以上かかることもあります。

要素3:問い合わせフォーム

問い合わせフォームの有無によってもホームページリニューアルの費用相場は変わり、問い合わせフォームを設置する場合の費用相場は2万円~10万円程度となります。

問い合わせフォームは顧客とのやりとりをスムーズにするほか、顧客のデータやニーズを把握するためにも有効であり、Webマーケティングには欠かせない機能となります。

ただし、集客を目的としないホームページなど不要なケースもあるので、ビジネスの性質やターゲットを考慮した上で要否を判断すると良いでしょう。

要素4:原稿・ライティング

コンテンツ作成の中心となる原稿・ライティングですが、「すべて自社で用意」「ライティングのみ代行会社に依頼」「インタビューから代行会社に依頼」など条件によって費用は異なります。

代行会社にインタビューを依頼して原稿を起こしてもらうことも可能ですが、費用を抑えたいのであれば自社で原稿を用意すると良いでしょう。

反対に、費用削減よりも集客効果を優先したい方には、SEO対策を取り入れたライティングなど専門的なスキルを持つ代行会社に相談してみることをおすすめします。

要素5:画像・動画

情報が文章ばかりでは視覚的にわかりづらいホームページとなってしまうため、画像・動画を適度に挿入することは、ユーザビリティを向上させる要素として重要です。

ただし、自社で画像・動画を用意できない場合は、代行会社に必要な素材を購入してもらったりカメラマンに撮影を行ってもらったりと、追加費用が発生します。

自社製品の画像を掲載したい場合は、自社で撮影を行い代行会社に画像を提供するなど、できる限りの準備をしておくと代行費用を抑えられるでしょう。

要素6:デザイン

ホームページのデザインも、「テンプレート」「セミオーダー」「フルオーダー」のどれを希望するかによって費用は大きく異なります。

オリジナリティーを追求する場合はセミオーダーやフルオーダーが必須となりますが、「情報さえ伝えられたら十分」という場合はテンプレートを活用することで費用を抑えられます

また、テンプレートの活用には短期間で完成できるというメリットもあるため、ホームページリニューアルを急いでいる方にもおすすめです。

要素7:スマホ対応

スマホの普及率が97%にも及ぶ現代、スマホ対応は必須と言えるでしょう。スマホ表示を最適化するために画像の幅やデザインを変える手法を、レスポンシブデザインと呼びます。

企業向けのホームページにおいてもレスポンシブデザインは重要ですが、特に一般消費者向けのホームページでは、レスポンシブデザインやスマホユーザーを意識したリニューアルが欠かせません。

なお、既存のページをスマホに対応させる場合の費用相場は15万円~25万円程度ですが、スマホに対応した新規ページを作成する場合の費用相場は60万円~75万円となります。

【種類別】ホームページリニューアルの費用相場

計算機と虫眼鏡

冒頭でもお伝えしたように、ホームページリニューアルの費用相場は10万円~1,000万円程度とリニューアルするホームページの種類やページ数などで大幅に変動します。

まず、一般的なホームページの種類ごとのリニューアルの相場は以下の通りです。

ホームページの種類 費用相場
コーポレートサイト 40万円~200万円
サービス・商品サイト 40万円~200万円
ECサイト 10万円~1,000万円

なぜコーポレートサイトやECサイトで費用が異なるのか?本項目では、ホームページの種類を3つに分けてそれぞれの費用相場と「なぜそれだけの費用がかかるのか」費用を決める要因についても解説していきます。

コーポレートサイト:40万円~200万円

企業の会社概要や事業内容等の基本情報が記載されているコーポレートサイトの場合、リニューアル費用相場は40万円~200万円程度となりますが、

機能やクオリティーにこだわらず、リニューアルするページ数が少なければ、10万円程度の費用で済むケースもあります。

反対に、デザインを大幅に変更したい場合やシステムの更新まで依頼する場合は、少なくとも50万円以上の予算を用意しておく必要があります。

コーポレートサイトの場合、企業概要・採用情報ページなど作成するページ数が比較的少ないため、リニューアル費用は比較的安く収まることが多いです。

ただし、採用情報に限定したリニューアルであっても、デザインを凝ったり採用ページの数が多い場合、リニューアル費用が200万円を超えることもあります

下記にコーポレートサイトのページ数や制作期間ごとの費用相場をまとめました。

制作費用 制作期間 運用費用
デザイン
(30ページ未満)
100万円未満 2ヶ月~3ヶ月 1万円程度
SEO対策
(100ページ未満)
100万円~300万円 3ヶ月~4ヶ月 10万円~20万円
SEO対策
(100ページ以上)
300万円以上 4ヶ月~6ヶ月 20万円~30万円
ブランディング
(30ページ未満)
100万円~300万円 3ヶ月~4ヶ月
ブランディング
(30ページ以上)
300万円以上 4ヶ月~6ヶ月
制作費用 制作期間 運用費用
デザイン
(30ページ未満)
100万円
未満
2ヶ月~
3ヶ月
1万円
程度
SEO対策
(100ページ未満)
100万円~
300万円
3ヶ月~
4ヶ月
10万円~
20万円
SEO対策
(100ページ以上)
300万円
以上
4ヶ月~
6ヶ月
20万円~
30万円
ブランディング
(30ページ未満)
100万円~
300万円
3ヶ月~
4ヶ月
ブランディング
(30ページ以上)
300万円
以上
4ヶ月~
6ヶ月

また、コーポレートサイトのリニューアルにあたり、下記のようなオプションが必要な場合、追加で費用が加算されることもあります。追加費用についてはホームページのリニューアルを依頼する企業により異なるため、見積もり時に確認するようにしましょう。

追加費用が発生するサポート内容
  • ・代行会社スタッフによる密着サポート
  • ・プロカメラマンによる撮影
  • ・動画制作
  • ・エントリーシート機能の追加
  • ・能力テスト機能の追加

サービス・商品サイト:40万円~200万円

自社のサービス・商品を紹介するサイトをリニューアルする場合、一般的に40万円~200万円程度の費用がかかります。

サービス・商品サイトの場合、商品数ごとにページ作成や写真・動画の差し込みなどが必要になるため、費用相場が高くなりやすいと言えます。

ただし、写真や動画を自社で準備できれば撮影費用を抑えられることが可能です。

制作費用 制作期間 運用費用
デザイン
(30ページ未満)
100万円未満 2ヶ月~3ヶ月 1万円程度
SEO対策
(100ページ未満)
100万円~300万円 3ヶ月~4ヶ月 10万円~20万円
SEO対策
(100ページ以上)
300万円以上 4ヶ月~6ヶ月 20万円~30万円
ブランディング
(30ページ未満)
100万円~300万円 3ヶ月~4ヶ月
ブランディング
(30ページ以上)
300万円以上 4ヶ月~6ヶ月
制作費用 制作期間 運用費用
デザイン
(30ページ未満)
100万円
未満
2ヶ月~
3ヶ月
1万円
程度
SEO対策
(100ページ未満)
100万円~
300万円
3ヶ月~
4ヶ月
10万円~
20万円
SEO対策
(100ページ以上)
300万円
以上
4ヶ月~
6ヶ月
20万円~
30万円
ブランディング
(30ページ未満)
100万円~
300万円
3ヶ月~
4ヶ月
ブランディング
(30ページ以上)
300万円
以上
4ヶ月~
6ヶ月

ECサイト:10万円~1,000万円

ネットショッピング用サイトとして知られるECサイトのリニューアルの費用相場は、他のサイトより幅が広い10万円~1,000万円程度となっています。

なぜなら、ECサイトをリニューアルする場合、プラットフォームの基盤となるシステムが商品登録・注文受付・決済処理など一連の機能を備えているため、フルリニューアル相当の作業が必要となるからです。

プラットフォームの種類は主に以下のようなものがあります。

プラットフォームの主な種類
  • ・Shopify(ショッピファイ)
  • ・ecbeing(イーシービーイング)
  • ・makeshop(メイクショップ)
  • ・EC-CUBE(イーシーキューブ)
  • ・COLOR ME(カラーミー)

仮に「プラットフォーム自体の変更」が必要な場合は、数千万円かかるケースもあります。

また、商品ページ数や決済機能の有無によって費用が大幅に変動します。

制作費用 制作期間 運用費用
プラットフォーム維持
(100ページ未満)
100万円未満 2ヶ月~3ヶ月
プラットフォーム維持
(100ページ以上)
100万円~500万円 3ヶ月~4ヶ月
プラットフォーム変更
(100ページ未満)
100万円~500万円 3ヶ月~4ヶ月
プラットフォーム変更
(100ページ以上)
100万円~1,000万円 3ヶ月~6ヶ月
制作費用 制作期間 運用費用
プラット
フォーム維持
(100ページ未満)
100万円
未満
2ヶ月~
3ヶ月
プラット
フォーム維持
(100ページ以上)
100万円~
500万円
3ヶ月~
4ヶ月
プラット
フォーム変更
(100ページ未満)
100万円~
500万円
3ヶ月~
4ヶ月
プラット
フォーム変更
(100ページ以上)
100万円~
1,000万円
3ヶ月~
6ヶ月

【作業別】ホームページリニューアル費用の内訳

小銭とグラフ

ここまでホームページの種類ごとの費用相場を解説してきましたが、ホームページリニューアルの「どの工程にどれだけの費用がかかるのか」もう少し詳しく費用の内訳を確認していきましょう。

代行会社によってリニューアルの流れは多少前後しますが、以下7つの工程に分けてサポート内容や費用相場を解説していきます。

サポート内容 費用相場
ディレクション 総額の10%~30%もしくは
4万円~6万円(1日)
ホームページ
設計
20万円前後
ホームページ
デザイン
5万円~30万円
コンテンツ作成 5万円~10万円(1記事)
コーディング 15万円~30万円
動作テスト・
バグ修正
10万円前後
運用・管理 5千円~5万円(1ヶ月)

ディレクション

「ディレクション」とはホームページリニューアルに関する総合的な指揮を意味し、具体的には下記のような作業が挙げられます。

ディレクションの内容
  • ・顧客の抽象的な要望を具体化
  • ・顧客との認識のすり合わせ
  • ・各工程のスケジュール調整
  • ・各担当者への指示出し
  • ・ホームページ全体の確認

システムエンジニア・デザイナー・ライターなど各担当者が円滑に業務を進めるため、そして顧客の要望をホームページに適切に反映させるため、ディレクターの指揮は欠かせません。

作業の重要性からディレクションの費用相場は総額の10%~30%にも及び、ディレクターの稼働日数から計上する場合は1日あたり4万円~6万円程度の費用がかかります。

ホームページ設計

部分的なリニューアルでは割愛する企業もありますが、リニューアルの目的に基づいてホームページの骨組みを作る「ホームページ設計」は下記のような作業が行われ、スタッフの人件費になるため、20万円前後の費用がかかってきます。

ホームページ設計の内容
  • ・競合サイトの調査
  • ・ターゲットの設定
  • ・カテゴリーの分類
  • ・サイトマップの設計
  • ・ワイヤーフレームの設計

ホームページ設計はターゲットに合ったサイトにリニューアルするため、重要なリサーチ業務となり、集客の結果にもつながる極めて重要な工程なので、集客を目的にホームぺージをリニューアルしたい方は、SEO対策に精通した会社に依頼するようにしましょう。

ホームページのバナー

ホームページデザイン

ホームページのリニューアルには、必ず「デザイン業務」が含まれ、要望に合わせてwebデザイナー・コーダーがwebサイトを作ってくれます。ホームページの情報を分かりやすく伝えてユーザーのニーズを満たすという役割もあり、具体的には下記のような作業を行います。

ホームページデザインの内容
  • ・顧客の要望のヒアリング
  • ・文字組みの設定
  • ・写真や動画の加工
  • ・ロゴやバナーの作成
  • ・顧客との認識のすり合わせ

費用相場は15万円~30万円程度と幅があり、各作業にどれほどのクオリティーやオリジナリティーを求めるかによって費用相場は変わります。

また、ページ数が多いホームページなどでは作業工数がかさむため、100万円を超えるほか、作成するページの種類によっても費用相場は異なるため下記の表も参考にしてみてください。

ページの種類ごとのリニューアル費用相場

下層ページ

ページの概要 費用相場
トップページ
階層構造上でトップ(最上位)にあるページ。
ユーザーにとっての入口となることが多い。
5万円~13万円
下層ページ
階層構造上で下層にあるページ。
トップページにあるリンクからアクセスできる。
2万円~7万円
派生ページ
下層ページの中で派生したページ。
ベースとなる下層ページのデザインを使い回したもの。
1万円~5万円

コンテンツ作成

「コンテンツ作成」では下記のようにホームページの中身のブログやサービスページなどを作成するので、最低限リニューアルしたい場合はブログの作成などを省くことで費用を抑えることが可能です。

コンテンツ作成の内容
  • ・記事の作成
  • ・図表の作成
  • ・画像や動画の作成

反対に、ホームページの中身をリニューアルしたい場合は、自社内で新規コンテンツを準備するか代行会社に新規コンテンツの作成を依頼する必要があります。

記事作成の費用相場は1記事あたり5万円~10万円程度ですが、記事の内容やライターの実績によって費用相場は異なり、さらに記事の中に写真や動画を挿入したい場合は追加費用も発生します。

コーディング

「コーディング」とは「サイトの内部をプログラミング言語を用いてデザインする」ことになり、具体的には下記のような作業が挙げられます。

コーディングの内容
  • ・HTMLを使用した画像挿入や文字表示
  • ・CSSを使用した背景色やフォントの変更
  • ・JavaScriptを使用した表示方法の設定

HTML・CSS・JavaScriptなどのプログラミング言語を扱うにはそれ相応の専門知識が必要となり、設計に工数がかかるため費用相場は15万円~30万円程度とやや高めです。

なお、1ページあたりのコーディング費用相場は8千円~5万円程度なので、見積もりを依頼する前にリニューアルが必要なページ数を確認しておくと、予算を組みやすいでしょう。

動作テスト・バグ修正

問題なくホームページを閲覧・使用できるか検証する「動作テスト」や誤動作の原因を取り除く「バグ修正」は、コーディング費用に含まれているケースもありますが、別途計上されるケースでは費用相
場は10万円前後
となります。

動作テスト・バグ修正は主に以下の作業が行われます。

動作テスト・バグ修正の内容
  • ・ログの分析
  • ・バグの再現
  • ・コードや関数の調査
  • ・コードや関数の修正
  • ・修正後の動作テスト

また、バグの内容によっては修正に数日かかることや、動作テストでは問題がなくても公開後のアクセス集中により想定外のエラーが生じることもあるので、サポートの範囲も確認しておきましょう。

運用・管理

ホームページの運用・管理は、デザインが完了後に支援を依頼している場合のみかかり、費用相場は月額5千円~5万円程度です。ただしアクセス分析・保守・コンサルティングなどのサポートを含む場合は別途数十万円程度かかることもあります。

運用・管理の内容
  • ・ドメイン契約の更新
  • ・サーバー契約の更新
  • ・コンテンツの更新
  • ・CMS(コンテンツ管理機能)の更新
  • ・アクセスの分析

このようにホームページのリニューアルには、ページ数やスタッフの作業費などが関係し、大きく異なります。まれにホームページのリニューアルを一律3万円!など格安で依頼できる場合もありますが、その場合サイトのデザインがテンプレートで固定されていたり、機能の追加ができなかったりなど必要最低限のリニューアルとなってしまいます。

そのため、ホームページのリニューアルを依頼する際は、ある程度費用がかかること前提で依頼を検討し、理想を実現してくれる会社を選ぶのが肝心です。

特に、アクセス分析やコンテンツ更新は集客効果に大きく影響するため、web集客を得意とする会社に依頼することをおすすめします。

ホームページリニューアルの費用を安く抑える3ステップ

ステップ

ここまでホームページリニューアルの費用を決める要素や相場について解説してきましたが、次はクオリティを担保したまま費用を抑えるコツを3つのステップに分けて解説していきます。

費用を安く抑えながらもリニューアルを成功させるため、以下のステップを確認してみてください。

費用を安く抑える3ステップ
  1. ①必要な要素・機能を絞り込む
  2. ②段階的・長期的なリニューアルを計画する
  3. ③各代行会社の見積もり・実績を比較する

ステップ1:必要な要素・機能を絞り込む

ホームページリニューアルの費用を決める要素は複数ありますが、それぞれが重要な役割を担っているため優先的に必要な要素を絞り、取捨選択してページ数を抑えることで削減につながります。

まずは、ホームページをリニューアルする目的や方向性を明確にし、必要な要素を絞り込む必要があります。その上で、ターゲットユーザーにとって不要な機能を除き、デザインを依頼するページ数を絞って費用削減を検討しましょう。

費用を安く抑える施策の具体例
  • ・ページ数を少なくする
  • ・自社でコンテンツを用意する
  • ・必要な画像や動画は自社で用意する

自社でコンテンツを用意できるリソースがない場合は、クラウドソーシングなどでライティングを外注して費用を抑えることは可能です。

ただし、クオリティの高いコンテンツをどうしても用意したい場合は、細かい要望を出しやディレクションが必要です。

また、最低限のページ数で更新も不要とする場合、ユーザーに提供できる情報が乏しいホームページとなり、検索結果への上位表示や集客の見込みは薄くなります

このように、メリットとデメリットを比較した上で自社に合ったリニューアルを依頼することが、何より重要です。

再利用できる既存コンテンツは残しておく

文章・画像・動画などリニューアルに必要な素材を自社で用意する際は、既存のホームページに再利用できるコンテンツがあるかどうか確認してみることも大切です。

再利用できるコンテンツが多ければ多いほど、新規作成するコンテンツは少なく済み、リニューアル費用を抑えられることになります。

ただし、既存ページを新規ページに引き継ぐ場合は「リダイレクト」と呼ばれるURLの転送設定が必要となり、リダイレクト設定にも5万円程度の費用がかかるので注意が必要です。

なお、アクセスが多いページのコンテンツは良質と判断できるため、Googleサーチコンソールなどの分析ツールを使用して、既存ページのアクセス状況も確認しておくと良いでしょう。

ステップ2:段階的・長期的なリニューアルを計画する

ページ数が多いホームページや集客を目的とするリニューアルであっても、長期的な計画を立てることで、累計費用を安く抑えられることがあります。

というのも、デザインを分散し小規模なリニューアルを断続的に行うことで、予算を分散でき、結果的に費用を抑えることにつながります。

また、リニューアル後のアクセス状況を分析して「次のリニューアルは必要か」「次はどのようなリニューアルを行うべきか」判断できるので、無駄のない施策を講じることが可能です。

ステップ3:各代行会社の見積もり・実績を比較する

複数の代行会社から見積もりを取り比較することは、予算内でホームページリニューアルを成功させる重要なポイントとなります。

見積もりを比較する際は、各代行会社のサポート内容をしっかりと確認し、自社の目的に沿ったホームページリニューアルが可能な会社を選ぶようにしましょう。

同時に代行会社の実績や評価も確認しておけば、信頼できる会社に安心感を持ってホームページリニューアルを依頼できるはずです。

オプション費用・追加費用も確認する

契約後のトラブルを避けるためには、サポート内容と併せてオプション費用・追加費用の有無を確認しておくことが大切です。

オプションの具体例
  • ・写真撮影
  • ・動画制作
  • ・イラスト作成
  • ・コンテンツ追加
  • ・問い合わせフォーム追加
  • ・ショッピング機能追加
  • ・多言語対応

自社のホームページに必要なオプションをリストアップした上で費用を確認しておけば、より正確な見積もりが可能となり、思わぬ追加費用に悩まされることもなくなります

また、スケジュールの延長やリニューアル後の不具合に備えて、納期や契約期間も確認しておきましょう。

ホームページリニューアルを成功させる代行会社の選び方

男性二人の会話シーン

リニューアルの費用相場がサポート内容によって変わることは当然ですが、代行会社によっても大きく変わるのはなぜでしょうか。その答えは、ホームページリニューアルの需要と供給にあります。

・実績が豊富な会社はユーザーからの信頼を得やすくリニューアルの依頼が集中する
・すべての依頼を受けられなくなった会社はリニューアルの費用を引き上げる

このような循環から、実績が豊富な会社はサービスを開始したばかりの会社より高い費用を設定している傾向にありますが、会社を選ぶ際に注目すべきは費用と実績だけではありません

本項目では、サービス内容にも焦点を当てながら、ホームページリニューアルを成功させる代行会社の選び方について解説していきます。

リニューアルを成功させる代行会社の選び方
  1. ①目的・要望に沿ったサービスで実績がある会社を選ぶ
  2. ②サポート・アフターフォローが充実している会社を選ぶ
  3. ③webマーケティングに幅広く対応できる企業を選ぶ

目的・要望に沿ったサービスで実績がある会社を選ぶ

すでに言及した内容でもありますが、ホームページリニューアルを成功させるためには、自社の目的・要望に沿ったサービスを提供している会社を選ぶことが肝心です。

サービス内容は代行会社のWebサイトで確認するほか、問い合わせフォームから目的・要望を伝え、どのような提案がされるか回答を確認してみるのも良いでしょう。

数百件の実績をうたっていてもサービス内容が不明瞭であれば参考にならないため、「ホームページリニューアルで集客を増やした実績はありますか」など具体的な質問を投げるのが有効です。

また、代行会社の運営力や勢いを見るために、Webサイトでは下記の項目も確認してみてください。

代行会社のWebサイトの確認ポイント
  • ・どのような企業と取引しているか
  • ・スタッフ紹介ページが充実しているか
  • ・採用に力を入れているか
  • ・良質なコンテンツを発信しているか
  • ・コンテンツの更新頻度が高いか

各種サービスの中でも集客のノウハウがあることが重要

ホームページリニューアルにおける各種サービスの中でも、集客のノウハウがあることは必ず確認しておきたいポイントです。

元々知名度が高い企業・商品のホームページを除き、新しいコンテンツを作成したりデザインを整えたりするだけのリニューアルでは、ユーザーの目に留まることはありません。

そもそもホームページを見てもらえなければ、リニューアルを行っても意味がないので、SEO対策などホームページにユーザーを集めるノウハウを持った会社を選ぶようにしましょう。

サポート・アフターフォローが充実している会社を選ぶ

ホームページからの問い合わせや集客を目的とする場合、リニューアルして終わりではなく、運用・管理など継続的なサポートが必要となります。

SEO対策を取り入れたコンテンツ作成を定期的に行ったり、ホームページへのアクセス状況を分析して新たな施策を講じたりと、アフターフォローが充実した代行会社を選ぶようにしましょう。

24時間受付の問い合わせフォームを設けている会社や迅速な対応をモットーとしている会社を選べば、ホームページに何らかの問題が生じても早期解決が望めるはずです。

なお、「リニューアル作業をA社、リニューアル後の運用・管理をB社に」と代行会社を分けてしまうと、システム対応などに余計な手間や費用がかかってしまうので、あまりおすすめはできません。

集客を目的とするならリニューアル後の運用・保守も重要

運用
・不具合の監視
・コンテンツの更新
・アクセスの分析
・SEO対策
保守
・不具合の原因究明
・ホームページの復旧

アフターフォローの中でも、ホームページへのアクセス状況を分析する「運用」や、不具合が生じたホームページを復旧させる「保守」は重要です。

運用・保守を自社で行うケースもありますが、プログラミングやSEO対策など専門的なスキルを要することから、リニューアル作業と一貫して代行会社に依頼するのがおすすめです。

また、費用によっては運用・保守だけ別の会社に依頼するという選択肢もありますが、リニューアル作業を行った会社の方がホームページの構造への理解が深く、円滑な対応が期待できます。

webマーケティングに幅広く対応できる企業を選ぶ

ホームページのリニューアル後に集客の戦略が見えていない場合は、webマーケティングに幅広く対応できる企業を選ぶのが大切です。

webマーケティングに幅広く対応できる企業は、SEO対策・SNS運用や動画マーケティングなどあらゆる集客のノウハウを持っているため、ホームページリニューアル後の集客の成功確率が上がります。

例えば、SEO対策にも長けている企業の場合、ホームページのリニューアルと同時にSEOの戦略の見直しとコンテンツの作成を依頼することが可能です。

コンテンツの作成やコンサル費用はかさんでしまいますが、ホームページのリニューアルと集客を両立させることができます。

ホームページリニューアルを成功させる併用施策

PCを打つ人

ホームページリニューアルを代行会社に依頼する場合、さまざまな施策に対応できる代行会社を選ぶことが重要なポイントとなりますが、どのような施策に注力すれば良いのでしょうか。

本項目では、ホームページリニューアルを成功させる3つの併用施策について解説していきます。ホームページからの問い合わせが伸びずに悩んでいる方は、ぜひ下記の施策を取り入れてみてください。

リニューアルを成功させる併用施策
  1. ①SEO対策やSEO分析でホームページへの集客を増やす
  2. ②MEO対策でビジネス情報をGoogleマップに表示させる
  3. ③SNSの公式アカウントを運用する

SEO対策やSNS運用でホームページへの集客を増やす

自然検索ユーザーにリーチするSEO対策やSNS運用は、ホームページのリニューアル後に継続的に行い、集客のために長期的に実施することをおすすめします。

問い合わせを増やすには、リニューアルしたホームページを多くのユーザーに見てもらうことが絶対条件となるので、SEO対策やSNS運用は、必須と言えます。

なお、ホームページ設計にSEO対策を含む代行会社も多いですが、別途費用を計上している場合の費用相場は月額10万円~30万円程度です。

MEO対策でビジネス情報をGoogleマップに表示させる

MEOとはMap Engine Optimization(マップ検索エンジン最適化)の略称で、マップ検索エンジンの検索結果に特定のホームページを上位表示させる対策をMEO対策と呼びます。

マップ検索エンジンの検索結果は通常の検索結果よりも上部に表示されるほか、競合相手が少なく潜在顧客を呼び込みやすいという特性があるため、地域に根差したビジネスにおいてはとても有効です。

さらに、MEO対策の費用相場は月額3万円~5万円と他の施策と比べて安いので、集客を目的としているホームページにおいて実施しない手はありません。

SNSの公式アカウントを運用する

企業の認知度を上げてホームページへの集客を増やす施策として、SNSにおける公式アカウントの運用も有効です。

食品を取り扱う企業であれば自社製品の写真をInstagramで投稿するなど、業種に合ったSNSを選んで運用していくと、認知度が上がりホームページへのアクセスも増えていきます

SNS運用を代行会社に依頼した場合の費用相場は10万円~50万円程度となりますが、定期ミーティングや広告運用を含むなどサポート内容によっては50万円を超えるケースもあります。

リニューアル成功への近道は制作・集客を一貫して依頼すること

株式会社メディアエクシード

ホームページリニューアルには多くの工程・要素があり、どのような発注をするかは千差万別ですが、制作から集客まで一貫して依頼することがリニューアルを成功させる近道となります。

メディアエクシードはWeb事業のプロとして、ホームページ制作はもちろんSEO対策・MEO対策・SNS運用などさまざまな施策で実績を上げ、多くのクライアントに高度なサービスを提供してきました。

そして何より、クライアントに寄り添って目標を達成することを大切にしているので、リニューアル後の運用・保守などアフターフォローも万全です。

相談・見積もりが無料なほか、「ホームページ秘書サービス」というWeb業務の定額サービスも実施しているので、ホームページリニューアルを検討している方は下記のボタンから気軽にお問い合わせください。



ホームページリニューアルを依頼する際の注意ポイント

スーツでポイント

最後は、ホームページリニューアルを依頼する際の注意ポイントについて解説していきます。

無計画に代行会社を選びホームページリニューアルを進めてしまうと、後から取り返しのつかないトラブルに巻き込まれる可能性もあるので、注意して見ていきましょう。

リニューアルを依頼する際の注意ポイント
  1. ①ドメイン・サーバーの所有権
  2. ②対応するブラウザ・OSの種類
  3. ③リニューアルのタイミング

ドメイン・サーバーの所有権

ホームページ制作と切って離せないのが、Web上の住所となる「ドメイン」やWeb上の保管庫となる「サーバー」です。

既存のホームページを制作したのがA社で、ドメイン・サーバーの所有権もA社が持っているとします。そこで、リニューアルをB社に依頼する場合は、ドメイン・サーバーの変更が必要になります。

リダイレクト設定により旧ドメインから新ドメインにユーザーを移動させるなど、対策ができないわけではありませんが、これらの対策はSEO効果に致命的な影響を与えます。

ホームページ制作の契約前には、必ずドメイン・サーバーの所有権について確認するようにしましょう。そして、ドメイン・サーバーの変更を余儀なくされた場合は、下記項目を確認してください。

確認項目
ドメイン変更
・リダイレクト設定を行ったか
・リニューアル後のサイトが正しく表示されているか
・リンク先のページが正しく表示されるか
・問い合わせフォームが問題なく使えるか
・ECカートが問題なく使えるか
サーバー変更
・旧サーバーのデータがすべてコピーできているか
・リニューアル後のサイトが正しく表示されているか
・リンク先のページが正しく表示されるか
・問い合わせフォームが問題なく使えるか
・ECカートが問題なく使えるか

対応するブラウザ・OSの種類

パソコンやスマホをサーバーに接続する「ブラウザ」や、動作を管理する「OS」、これらのソフトフェアもホームページを閲覧するにあたり必要不可欠です。

しかし、ブラウザやOSにも多くの種類があるため、リニューアルしたホームページがどの種類のブラウザ・OSに対応できるのか確認しておく必要があります。

パソコンプラウザ
・Internet Explorer
・Google Chrome
・Safari
・Microsoft Edge
スマホブラウザ
・Google Chrome
・Safari
パソコンOS
・Windows
・Mac
スマホOS
・iOS
・Android

上記に挙げた一般的なブラウザ・OSに対応できるか、パソコンにもスマホにも対応しているか、基本的にはこの2点を確認しておけば問題ないでしょう。

リニューアルのタイミング

ホームページリニューアルにはタイミングも重要です。企業や業界によって違いはありますが、適切なタイミングには下記のような例が挙げられます。

リニューアルの適切なタイミング
  • ・アクセスや問い合わせが低迷しているとき
  • ・機能やデザインが古くなったとき
  • ・コンテンツが増えて構造が複雑化しているとき
  • ・セキュリティ対策が不十分なとき
  • ・新しい商品やサービスを発売するとき
  • ・既存の商品やサービスをリニューアルするとき

とりわけ、新商品の発売に合わせたホームページリニューアルは、商品ならびに企業の魅力を最大限にアピールする最高の手法ともなります。

新商品の発売や新サービスの提供を計画している企業は、アピールのチャンスを成果へとつなげるため、SEO対策を駆使したホームページリニューアルを検討してみてください。

ホームページリニューアルの相場と代行会社の選び方|まとめ

本記事では、ホームページリニューアルを代行会社に依頼した場合の費用相場・サポート内容・注意点、そして代行会社の選び方について解説してきました。

ホームページの目的にもよりますが、「問い合わせや顧客を増やしたい」「商品やサービスを購入してもらいたい」というケースでは、SEO対策を取り入れたリニューアルが必要不可欠です。

メディアエクシードでは、制作から運用までSEO対策を主軸とした施策でクライアントを徹底サポートします。見積もりは無料なので、ホームページリニューアルを成功させたい方は、ぜひ一度ご相談ください

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 HASSY

監修者

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HASSY

WEB制作スペシャリスト

HASSY

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大学を卒業後、新卒社員としてメディアエクシードに入社。以降新規・リニューアル問わず多数のサイト制作に携わる。
現在はクライアントからのご要望を伺い、お見積もりから設計、コーディング、技術的な設定や提案など包括的に担当。

お客様の事業規模や展望も伺い、実現したい未来を考え、ずっとご利用頂けるWEBサイトや仕組み作りの提供を心がけています。

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