マーケティングコラム

【ターゲット別】病院・クリニックの集客方法と原因から見る成功ポイント

病院・クリニックの集客をアップさせるための基本知識を完全網羅!既存患者の満足度を高める方法や来なくなった患者を呼び戻す方法も解説しています。

「看板や広告は出したけど変化がない」
「周囲に病院が少ないはずなのに患者が増えない」
「集客に力を入れたいけど何から始めればいいのか……」

病院やクリニックを経営する上で避けて通れない集客ですが、どうしていいのか分からないとお悩みの方は多いと思います。

病院に特化した集客方法は、大きく分けてオンラインとオフラインの2パターンがあり、患者の属性に合わせて最適な手法を組み合わせる必要があります。

本記事を読むだけで、病院やクリニックの集客に必要な全ての知識を身に付けることができますので、ぜひ参考にしてみてください。

原因から見るあなたの病院・クリニックで”今実践すべきこと”

病院の外観

「新規患者を増やすために集客したい」「既存患者の減少を食い止めたい」そんな現状を打破するためには、集客を強化するだけでなくサービスの改善を優先した方が良いケースもあります。まずはあなたの病院で集客を強化するべきなのかを確認しましょう。

集客かサービス強化どちらを優先すべきか見分けるには、1ヶ月の患者数に占める新規患者の割合を参照することが大事です。

集客に尽力すべき病院・クリニック 満足度向上に尽力すべき病院・クリニック
1ヶ月の患者数のうち、新規患者が10%以上 1ヶ月の患者数のうち、新規患者が10%未満

新規の患者が10%未満なら病院・クリニックの集客に力を入れるべき

1日の全患者数における新規患者の割合が10%未満の場合、あなたの病院やクリニックは認知度が低く、患者に選んでもらえていない状態と言えます。

日本医療新報の調査によると、開業後2年~3年を経た病院の初診率は10%前後に収束していきます。

初診率が経過とともに一定の値に収束しつつあることが見てとれます。一般的な内科診療所の場合、開業後 2 〜 3 年経つと初診率 10%前後に落ち着きます。

引用:日本医療新報『数値で読み解く診療所経営』

新規患者を増やすための集客に力を入れることで、あなたの病院が開業1年目なら20%以上を、2年目~3年目なら10%前後を目標に新規患者の集客を増やしていきましょう。

新規の患者が10%以上なら既存患者の満足度アップに力を入れるべき

1日の全患者数における新規患者の割合が10%以上にもかかわらず、患者数が減少傾向にある場合は来院した患者の満足度を高めるための改善が急務です。

以下のグラフの通り、新規の患者が10%以上いる場合は、患者数が減少することなく増加していくはずです。しかし、患者数が減少しているということは、患者の定着率が低いと言えます。

『数値で読み解く診療所経営』より「開設時からの患者数と初診数、初診率の年次推移」

出典:日本医療新報『数値で読み解く診療所経営』

本記事では患者の不満を改善して定着率をアップさせる方法も解説しているので、そちらを実践後、新規患者を受け入れる余力があれば集客方法の改善を検討してみてください。

年配層の新規患者を集めるならオフラインの集客方法が効果的

新聞の折り込みチラシ

病院・クリニックで年配層を中心に新規患者を増やしたいなら、オフラインの集客がおすすめです。

なぜなら、年配層は地域密着型の病院や知り合いからの紹介で受信する患者が多いため、直接患者と接する機会を増やした方が効果が期待できるからです。

具体的に以下の特徴を持つ病院におすすめの集客方法と言えます。

オフライン集客がおすすめの病院・クリニック
  • ・地域に密着した総合病院や総合診療所
  • ・年配の患者が多い整形外科・眼科など
  • ・知り合いからの紹介で受診する患者が多い

①野外看板

病院・クリニックの地域での認知拡大を高めるなら、地域住民の目に付きやすい電柱や道沿いの野立て看板、バスなどに広告を掲出するのがおすすめです。

主な野外看板 特徴 広告費の相場
電柱広告 ・掛看板と巻看板などの種類がある
・道路に面しているので視認性が高い
・背景色や文字色などに規定がある
・低料金での広告掲出が可能
※都市部は広告費が高いので注意
・最初は看板制作費が必要
月額:1箇所あたり2,000円~6,000円
看板制作費:1枚あたり1,6000円前後
※別途、法的手続き・取付の費用が発生
野立て看板 ・道路に面した看板設置が可能
・通行人や車両運転手へのアピールが可能
・サイズによって料金が異なる
・道路使用許可申請や交通誘導員配置の費用が発生
※設置時のみ
1畳サイズ:15万円前後
2畳サイズ:35万前後
※別途、デザイン・法的手続きの費用が発生
※広告枠が空いているなら管理会社に要相談
バス広告 ・取り扱い広告代理店が限られる
・車内と車外に掲出可能
・地域や路線で絞りやすい
・地域住民の目に触れやすい
・1週間~1ヶ月の短期掲出が可能
・車内放送やモニターでの広告もある
車内広告月額:1枚あたり6,00円~3,000円
車外広告年額500,000円~1,000,000円
※広告掲出場所・車両・バス運行会社によって異なる

特に、あなたの病院・クリニックが奥まった路地にある場合は、病院の看板が通行人の目に入らず認知を得られていない可能性もあります。

野外看板は集客効果を測りにくくはありますが、地域住民への認知拡大は確実に狙えるので、真っ先に検討してみてほしいオフラインの集客方法です。

野外看板を出す場合は屋外広告物許可申請などの法的手続きが必要となるため、広告取扱業者に依頼するのが一般的です。

費用は看板の場所・種類・大きさによって違いますが、初回は看板制作費が発生するため、年単位で看板を掲出できるよう計画を立てておきましょう。

②新聞などの折り込みチラシ

あなたの病院・クリニックに年配の患者が多い場合、年配層への認知拡大を狙うのであれば折り込みチラシもおすすめです。

新聞の購読者が少なくなったと耳にしたことがあるかもしれませんが、日本新聞調査会の調査によると60代の64.6%、70代以上の80.4%が月極めで新聞を購読していることが分かっています。

『第16回 メディアに関する全国世論調査(2023年)』より図20-2新聞の読み方(性・年代別)

出典:日本新聞調査会『第16回 メディアに関する全国世論調査(2023年)』

折り込みチラシは有益な情報であれば取っておくことがあるという年配層も多いので、健康に役立つ豆知識など医療に関係する情報も合わせてお伝えするのがおすすめです。

また、「ポスティングであれば若年層にもアピールできるのでは?」と感じるかもしれませんが、ポスティングやDMは嫌がられる傾向が強いので、避けるべきでしょう。

③コミュニティバスなどの時刻表

年配層や自動車を持っていない方の利用率が高いコミュニティバスの時刻表は、病院やクリニックの広告を掲載するのにおすすめです。

コミュニティバスは運行地域や路線が狭く、ターゲットを絞りやすいので、病院やクリニックの周辺地域にピンポイントでアピールできます。

コミュニティバスの時刻表は保存している家庭も多く、定期的に目に入る可能性が高いため、不調の際に目に留まれば来院してもらえることも予想されます。

車体や車内の広告を募集している場合もあるので、地域の広告代理店または地方自治体のサイトを確認してみましょう。

④既存患者の口コミ効果

知り合いから面と向かって「〇〇病院はおすすめ」といわれる効果は、インターネット上に溢れる口コミよりも効果が絶大と言えます。

・年配の患者が多い
・患者の居住範囲が狭い
・歯科・眼科など定期健診を行っている

という病院やクリニックの場合は特に、知り合いの良い口コミは患者の来院動機に繋がりやすい傾向にあります。

コントロールができない長期的な計画にはなってしまいますが、既存患者の満足度を高めて、自然に良い口コミを広めてもらえるようにしていきましょう。

幅広い年代の患者を集めるならオンラインの集客方法が効果的

オフラインの集客方法に続いて、多くの病院・クリニックにおすすめなオンラインの集客方法を解説していきます。

オフラインの集客方法にはホームページ制作やGoogleマップ対策などがありますが、まずは何から始めればいいか見極めるために、下のフローチャートを参考に何から始めるべきか確認していきましょう。

病院集客のフローチャート

オフライン集客は病院・クリニックの中でも患者のスマホ利用率が高い場合に効果的なので、総合的に対策することで集客アップが期待できます。

①Googleマップへの表示

体調に不調を感じる場合、かかりつけ医がなければインターネットで検索して病院を探すことが多く、検索時に真っ先に目に入るのがGoogleマップです。

Googleマップの画像

Googleマップは検索する場所に応じて最適化(ローカライズ)されているため、検索ワードを入力すると近隣にあるおすすめの病院・クリニックが表示されます。

試しに自分の病院がGoogleマップに表示されているか、「地域名 科目名」(例:「新宿 耳鼻科」)などで検索してみましょう。

検索結果が1位に表示されている場合は問題ありませんが、下位に表示されている場合はMEO対策というGoogleマップの表示を上位に上げる施策が必要となります。

また、Googleマップに表示されない場合は、Googleビジネスプロフィールの登録が必要なので、以下の手順で行ってみましょう。

ステップ1 https://www.google.com/intl/ja_jp/business/をクリック
ステップ2 「今すぐ管理」をクリックして病院・クリニック名を入力
ステップ3 ビジネスの種類として「店舗」を選択し、次へをクリック
ステップ4 ビジネスカテゴリを入力し、次へをクリック
例:皮膚科・眼科・歯科・総合内科など
ステップ5 病院の住所を入力し、次へをクリック
※あなたの病院がすでに登録されている場合は「オーナー確認」に進む
ステップ6 電話番号とホームページのURLを入力して、次へをクリック
ステップ7 以下の方法でオーナー確認を行う
・電話番号
・はがき
・メール
・テキストメッセージ
・動画
※電話番号なら最短で確認されるのでおすすめ
ステップ8 営業時間や病院の説明などを登録すれば完了

GoogleビジネスプロフィールやMEO対策は専門会社に依頼すると迅速に完了するので、気になる方は無料相談・無料見積もりを申し込んでみてください。

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②ホームページ制作

MEO対策と合わせて行いたいのがオンライン集客の要となるホームページ制作です。ホームページはGoogleマップに紐付けすることが可能なので、もしホームページを作成していない場合は、準備しておくのがおすすめです。

Googleマップのホームページリンクが分かる画像

ホームページを準備する場合は以下の要素をおさえて、ユーザーが受診しやすい導線を意識する必要があります。

良いホームページの例
  • ・患者が事前に知りたいこと(診察時間・場所・値段)がすぐ分かる
  • ・病院の外装や内装が分かる写真で受診しやすくなっている
  • ・診察する医師の顔写真と経歴を記載して安心感がある
  • ・予約方法が一目で分かるようになっている

ブログ・日記・コラムなどを取り入れている病院・クリニックもありますが、優先順位は低く、まずは患者にとって必要な情報が網羅されているかを意識してください。

また、ホームページを作成しておけばGoogleアナリティクス(GA4)といったアクセス解析ツールを利用して、ホームページの流入状況も把握できます。

後ほど解説しますが、クオリティの高いホームページ制作はwebの知識が必要なため、GA4の設定も合わせて依頼できるホームページ制作会社に依頼しましょう。

③ホームページ改善

すでに病院・クリニックのホームページがある場合は、患者がほしい情報が記載されているかという視点で再確認してみましょう。

特に、病院・クリニックの周囲に競合が多い場合はホームページが分かりにくいと、Googleマップで上位を取っていても患者は他の病院を受診してしまいます。

悪いホームページの例
  • ・診察時間と予約方法が別のページにあり、患者が欲しい情報が見つかりにくい
  • ・ホームページの更新ができておらず、情報が古いまま
  • ・パソコンにしか対応しておらず、スマホで見た時に表示が崩れている
  • ・病院の外観や内装の画像がなく、イメージが湧かない

ホームページの改善点は自分では気づかないこともあるので、ホームページ制作代行会社に相談して分析・診断してもらうのがおすすめです。

④ポータルサイトに掲載

Googleマップへの表示やホームページ制作が完了したら、病院・クリニックを集めたポータルサイトの掲載依頼も検討してみましょう。

主なポータルサイト 利用者数 掲載料金
caloo 約800万人 無料
※有料プランでは写真やインタビューの掲載が可能
病院なび 約1,400万人 無料
EPARK 約4,500万人 初期費用:150,000円
月額:15,000円~
※プランによって変動あり

掲載料が不用なポータルサイトも多く、検索キーワードによっては上位に表示されているので、賢く利用すれば病院・クリニックを探しているユーザーへの露出を増やせます。

検索結果に表示されるポータルサイトが分かる画像

ただし、ポータルサイトは競合となる病院・クリニックも登録されており、自然に比較されてしまうので、差別化されていないとポータルサイトからの流入は望めません。

そのため「Googleマップで上位表示されている」「受診に繋がるKWでホームページが上位表示されている」といった場合は、ポータルサイトへの掲載を無理に行う必要はないと言えます。

⑤SNSやYouTubeを運用

女性や若年層の患者が多い病院・クリニックでは、Googleマップやホームページと合わせてSNSアカウントやYouTubeチャンネルの運用がおすすめです。

特に、以下の項目に該当する病院・クリニックは、SNSやYouTubeを運用すれば高い集客効果を実感できるでしょう。

SNS・YouTubeでの集客がおすすめの病院・クリニック
  • ・SNSなどを日常的に利用している患者が多い
  • ・医師が個性的で競合との差別化が可能
  • ・施術前・施術後の症例写真が重視される
  • ・受診する患者の居住地域が広い

また、SNSアカウントやYouTubeチャンネルはGoogleマップにも紐付け可能なので、ホームぺージと合わせて病院選びで悩んでいる患者に強いアピールを行うことも可能です。

GoogleマップのSNSアカウント表示場所が分かる画像

ただし、SNSやYouTubeの運用は長期に渡って多大なリソースを割く場合もあり、アカウント設計を間違えると思った集客効果を得られない可能性もあります。

SNSアカウントやYouTubeチャンネルの運用代行会社に依頼することで、アカウント設計から相談でき、リソースの削減にも繋がるので、検討してみましょう。

⑥SNS広告

SNS広告はInstagramやXなどのSNSに表示される広告のことで、ユーザーを性別・年齢・居住地域・興味関心といった属性で絞れるので患者と似たユーザー層に直接アピールできます。

SNS広告は「今すぐ受診したい!」という患者ではなく、「病院を吟味してから……」という患者が多い以下のような施術や科目のある病院・クリニックと相性が良く、上手く広告運用できれば高い集客効果を生み出すでしょう。

SNS広告と相性の良い病院・クリニック
  • ・医療脱毛
  • ・美容整形
  • ・歯のホワイトニング
  • ・歯の審美矯正
  • ・美容皮膚科
  • ・産婦人科

ただし、SNS広告にも「広告費がかかる」「広告出稿の細かいルールがある」といったデメリットがあり、広告運用経験がないと集客効果を得られません。

特に、医療広告の場合は薬機法や厚生労働省の定める「医療広告ガイドライン」を守る必要があるので、自分で広告運用したいという場合でも広告のプロによるダブルチェックを行うと安心です。

SNS広告は行わなくていい病院がほとんどで、先に示した項目に当てはまったとしても患者のほとんどが地域住民である場合は、Googleマップとホームページで充分と言えます。

⑦リスティング広告

リスティング広告はGoogleやYahoo!の検索画面上位に表示される広告のことで、SNS広告と違い、上手にKWを選べれば「今すぐ受診したい!」という患者にもアピールできます。

リスティング広告の位置が分かる画像

画像のように、Googleマップよりも上位に表示されるため、魅力的に思えるかもしれませんが、SNS広告と同じく薬機法や医療広告ガイドラインを遵守する必要があるので初期段階で行うべき集客方法ではありません。

「全国に複数の系列病院・クリニックがある」「患者を全国から集めたい」という状態でなければ、リスティング広告やSNS広告に費用を割く必要はないと言えるでしょう。

⑧ネット予約の導入

Googleマップ・ホームページと患者の流入経路を整えたうえで、ネット予約を導入すれば予約の取りやすさから受診に繋がる可能性が高くなります。

ネット予約のメリット
  • ・患者自身が予約状況を確認し、予定のない日に受診できる
  • ・予約に関する電話対応の時間を削減できる
  • ・予約システムによっては電子カルテとの紐づけが可能
  • ・予約システムによっては順番待ちのお知らせも可能

ネット予約は基本的に外部システムを利用するため料金は発生しますが、電話予約と併用するメリットは大きいのでおすすめの集客方法と言えます。

おすすめの予約システム 特徴 費用
ヨヤクル ・ネット・LINEなどの予約方法に対応
・自動音声電話での予約対応が可能
・電子カルテとの連動で作業効率アップ
初期費用:176,000円
月額:9,900円
※その他オプション多数
CureSmile ・ネット・電話・LINEなどの予約方法に対応
・順番予約・時間予約にも対応
・待合室に診察番号の表示が可能
初期費用:110,000円
月額:15,400円
※LINE予約付きの場合
※その他オプション多数
レジタス ・LINEでの予約・キャンセル・リマインドが可能
・メール・SMSのメッセージ送付可能
・操作しやすいスケジュール管理画面
見積もりによる

充分な患者数を保つために既存患者の不満を改善して定着率アップ

患者に丁寧な診察を行う医師

新規患者を対象としたオフライン・オンラインの集客方法を解説してきましたが、初診を増やしたとしても「次回もこの病院に来よう」と思ってもらえなければ集客は安定しません。

集客対策と並行して、既存患者が不満に感じていることはないかを調査・改善していきましょう。

本項では、多くの病院・クリニックで行われている満足度調査の結果をもとに、患者が不満に感じることが多い、以下の4つの改善方法を解説していきます。

患者の不満を改善する方法
  • ・診察までの待ち時間が長すぎる
  • ・医師やスタッフの態度が悪い
  • ・病院の施設・設備が古すぎる
  • ・希望する施術を受けられない

待ち時間の不満を改善:可能であれば完全予約制を採用する

病院・クリニックの規模に関係なく不満として挙げられるのが「診察までの待ち時間の長さ」です。厚生労働省の令和2年受療行動調査によると患者の約24%が待ち時間の長さに不満を感じていると分かっています。

項目 満足 普通 不満 その他 不詳
診察までの待ち時間 32.7% 41.0% 24.1% 0.1% 2.0%
診察時間 45.0% 44.0% 7.2% 0.1% 2.7%
医師による診療・治療内容 59.9% 31.6% 5.4% 0.3% 2.8%
医師との対話 61.3% 29.7% 6.1% 0.3% 2.7%
医師以外の病院スタッフの対応 63.5% 30.3% 3.5% 0.2% 2.4%
診察時のプライバシー保護の対応 57.2% 36.8% 2.7% 0.5% 2.8%
病院に対する全体的な満足度 64.7% 29.1% 3.8% 0.2% 2.3%

参照:厚生労働省『令和2年受療行動調査(統計表)』

待ち時間の不満を改善するなら完全予約制の導入し診察時間をコントロールするのが最もおすすめですが、病院によっては当日受診が多く完全予約制は不可能という場合もあると思います。

無理に完全予約制を取り入れる必要はないので、まずは、

・定期受診の患者は会計時に次回予約を確認する
・暇つぶしできるように雑誌・テレビ・漫画などを置く
・ホームページに込み合う時間を記載する

といった、すぐに行える対策から始め、待ち時間の短縮に繋がっているか、患者の不満が改善しているかを確認していきましょう。

さらに、費用に余裕があれば、電子カルテやネット予約を導入するとスタッフの作業効率を良くなり、待ち時間が短くなる場合もあるので検討してみてください。

診察・受付時の対応の不満を改善:口コミを参考に現状を見直す

診察・受付時の対応に不満を感じる患者も多く、Googleマップの口コミに

・診察時間があまりにも短く、満足できる説明でない
・医師が高圧的な態度で、言葉遣いも悪い
・デリカシーに欠ける発言を大声で言われる
・受付スタッフが冷たく、不愛想すぎる

といった、内容を書かれたという病院・クリニックも少なくないはずです。

もちろん、口コミは個人の主観ですし、中にはすべてに悪評を書いて回っているユーザーもいるので、口コミ1つに振り回される必要はありません。

ただし、口コミの母数は少ない場合や同じ指摘の口コミが複数ある場合は、悪い口コミの数が少なくても改善を検討するべきと言えます。

目を見て説明したり、診察の終わりに「何か気になることはありますか?」と聞いたりするだけで、柔らかい印象を与えられるので小さなところから改善していきましょう。

施設への不満を改善:家具や壁紙の変更など簡単に改装する

費用に余裕がある場合に行いたい改善ではありますが、施設があまりにも古い・印象が暗いという場合も患者の不満に繋がることがあります。

可能であれば、外装の塗り替え・壁紙の張り替え・家具の買い替えなど簡易的な改装を行い、病院やクリニックの印象改善に繋げてみましょう。

真っ先に解決したい課題というわけではないので、オフラインやオンラインでの集客に費用をかけた上で、患者が増えて経営が安定してから検討してみてください。

ニーズのズレによる不満を改善:可能であれば新しい診療項目を追加する

患者の求める施術が行えない場合は患者が他の病院やクリニックに移動してしまい、これまであなたの病院で行っていた施術も新しい病院で受けるようになることが考えられます。

皮膚科であれば美容医療、歯科であればホワイトニングなど、患者のニーズに合わせて新施術を取り入れることは、競合との差別化にも繋がります。

患者の声にしっかりと耳を傾け、患者が必要としている施術を見極めたうえで、可能であれば新施術として追加していきましょう。

ただし、ニーズに振り回され過ぎて、得意でない診療科目や施術を増やすとクレームの原因にもなるので、無理は禁物です。

来なくなってしまった患者に再来院を促すために再認知を獲得

スマホで前に行っていた病院を発見した女性

既存患者の満足度をアップさせた後は、あなたの病院・クリニックから離れていった患者に再来院を促すための施策を行っていきましょう。

1度離れてしまった患者を呼び戻すのは簡単ではありませんが、患者が不満に感じていた部分が改善されているなら可能性はあります。

・地域住民からの評判が悪く、地元での集客を諦めていた
・少し離れた周辺地域から患者を集めるのが困難

といった病院・クリニックは、集客を増やすために患者を呼び戻す必要があるので、どのような変化があったのかを伝え、再受診を促していくのがおすすめです。

①新聞などの折り込みチラシで宣伝する

あなたの病院・クリニックに年配患者が多い場合、他の病院に行ってしまった患者に再度認知してもらうために新聞の折り込みチラシで病院の変化をアピールしましょう。

オフライン集客でもお伝えした通り、60代以上の新聞購読率は高く、病院・クリニックの立地に合わせた地域に絞ってチラシ配布ができるのでおすすめと言えます。

もちろん、新聞の折り込みチラシであれば以前受診していた患者だけでなく、新規患者に対しても呼びかけられるので、有効活用すれば患者を集めることが可能です。

②LINEでメッセージを送る

あなたの病院・クリニックがすでにLINE予約を導入している場合は、患者にLINEで再受診を呼びかけるのもおすすめです。

・新施術の開始
・病院・クリニックの改装
・季節の変わり目の注意喚起

といった内容を送れば、病院の変化をアナウンスしたり、再受診を呼びかけたりすることができます。

患者が友だち登録を解消していない限り、広告費を使わず再認知が得られるので積極的に利用していきましょう。

③オンライン集客で再認識させる

これまで、Googleマップやホームページに力を入れていなかったなら、オンライン集客の一環としてMEO対策を行うだけでも来なくなってしまった患者に情報を伝える効果があります。

患者が他に良い病院を見つけていなければ、現在も不調を感じた際にネット検索を活用して病院やクリニックを探していると考えられます。

足の遠のいた患者を呼び戻すためのリソースはないと悩んでいるかもしれませんが、新規患者を対象にした集客をしっかり行えば、自然に既存患者にも届くので安心してください。

病院の集客に必須のホームページ制作やMEO対策は専門会社に賢く丸投げ

病院やクリニックの集客を大きく左右するのは「ホームページの質」と「Googleマップの上位表示」の2つです。

この2つを解決するにはデザインやMEO対策の知識・経験・ノウハウが必要不可欠ですし、自分で行おうとすると莫大な時間を使うことになるでしょう。

そこで、ホームページ制作やMEO対策の実績があるWebマーケティング会社に依頼すれば、効率よく最短最速で集客効果を得られます。

プロに依頼するメリット
  • ・経験・ノウハウの豊富なプロに依頼すれば、効率よく集客ができる
  • ・既存患者の満足度アップや技術の向上に時間を使える
  • ・クオリティの高いホームページ制作が可能
  • ・面倒なGoogleビジネスプロフィールやGA4の設定も合わせて依頼可能

中でも弊社は自社メディアを運営しているので上位表示させるノウハウに長けており、メディア立ち上げ後わずか1年で「アップルウォッチバンド」といったKWの上位表示を実現しています。

「面倒な作業が多い」「リソースが割けない」「正直パソコンは苦手」という理由から、オンライン集客を後回しにしていた方も是非、弊社にご相談ください。

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病院・クリニックの集客方法に関するよくある質問

クエスチョンマークを持っている医師

最後は、病院・クリニックの集客を行う際に、よくある疑問3つを解説していきます。

病院・クリニックの集客に着手し始めた方がつまずく部分でもあるので、目を通してみてください。

①最近のニーズに合わせて美容医療の施術も始めたが、患者が来ないのは何故?

あなたの病院・クリニックで新施術を開始したのに新規患者の受診が増えない場合は、新施術を始めたことが患者に伝わっていない可能性が高いと言えます。

私も長年通っている病院の新施術開始を院内掲示で知った経験がありますが、それだけでは病院・クリニックに来たことのない新規患者に伝わることはありません。

・ホームページの目に入りやすい場所に新施術のお知らせを置く
・Googleマップの「商品」部分に新施術を追加する
・ポータルサイトに情報の更新を依頼する

といった方法で、あなたの病院・クリニックの受診を検討している人にも伝わるようにしておきましょう。

②Googleマップに病院の悪い口コミが書き込まれていたらどのように対応すればよいか?

全体と比較して悪い口コミの数が少なければ、真摯な回答を返信しておけば問題ありません。

しかし、あまりに悪い口コミの数が多い場合や同じ指摘がされている場合は、口コミを書き込んだ患者以外も同じような不満を抱えている可能性が高いと言えます。

悪い口コミに対して誠意の感じられる回答を返信するだけでなく、同じ指摘が複数あるなら実際に改善していく必要があるでしょう。

③ホームページのブログやコラムは何を書けばよいか?

病気の予防法や医師の目線だからこそ言える専門的なテーマについて書くと良いです。

また、「喉が痛い」「たちくらみがひどい」といった患者の悩みに沿ったキーワードに関するコラムを執筆し、検索上位表示を実現することで病院の認知拡大につながります。

ただし、病院に行く前に自分の症状を調べる人がいても地域は絞りにくく、直接集客には繋がりにくいため本格的にSEO対策をしていくならweb戦略の専門家に相談したうえで実施するのが賢明です。

病院・クリニックにおすすめの集客方法|まとめ

今回は、病院・クリニックが行うべき集客方法として「オフライン集客」と「オンライン集客」を解説してきました。

病院・クリニックの集客は簡単ではなく、集客と同時に現状を分析・改善して既存患者の満足度を高める努力をしなければ患者のリピート率は上がりません。

多くの病院で効果を発揮するのがオンライン集客ですが、知識・技術・経験が必要な専門分野でもあります。

Googleマップ対策やホームページ制作・改善は専門会社に依頼し、あなたは既存患者の満足度アップに最大限のリソースを使うといったように効率良い集客計画を立ててみてください。

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この記事を書いた人

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