マーケティングコラム

Instagramのレポート代行とは?運用代行との違いと費用相場

Instagramのレポートの作成方法が分からない、そもそも運用方法が分からない方に向けて、Instagramの運用代行で依頼できることを紹介しています。

Instagramのインサイト機能を活用することで、フォロワーの増加数やいいねの数、
投稿ごとの保存率など、運用の結果を把握できます。

しかし、投稿の反応に対して、それが良い結果だったのか、
今後の投稿にどのように反映したらいいのか、客観的に判断できずにお困りではありませんか?

本記事では、Instagramの企業アカウントにとって必要な要素を解説し、

Instagramを運用しているけれど、効果測定の方法がわからない
レポートに工数がかかるし、先の施策が合っているのかがわからない

など、Instagramのレポート代行と運用代行でできることをそれぞれ紹介しています。

Instagram運用にお困りのご担当者様必見です。

Instagram運用の振り返りができている企業は少ない

Instagram運用の振り返りができている企業は少ない

若年層や女性を中心に人気のSNSであるInstagramは、今や企業にとって欠かせない集客ツールでもあります。

しかし、企業アカウントを運用してはいても、インサイトから取得できる数値からの振り返りと、
改善策を反映させた、戦略的なInstagram運用を行っている企業様は少ない印象です。

Webマーケティング企業であるメディアエクシードにも、このような背景から、Instagramの数値の分析を始め、改善提案やレポート資料作成といった、レポート代行サービスを立ち上げました。

Instagramの企業アカウントに必要な要素5つ

Instagramの企業アカウントに必要な要素5つ

企業におけるInstagram運用は、プライベートアカウントとはまったく異なります。

Instagramの企業アカウントの開設・運用に求められる要素は、次の5つです。

  • ・目的の明確化
  • ・KGI・KPIの設定
  • ・他社との差別化
  • ・クリエイティブな投稿
  • ・アカウントと投稿の分析

ここからは、それぞれの項目について解説します。

①目的の明確化

事前に自社内で「何のためにInstagramを運用するのか」を最初からしっかり決めておかなければいけません。

企業のInstagramアカウントでは、以下の目的例が考えられます。

  • ・集客
  • ・自社商品サービスの認知拡大
  • ・売り上げの向上

これらを含めた目的を決めないまま、Instagramを運用しても、アカウントの方針が決まりません。

ただ「若い=SNSを使い慣れていそう」という理由で、若手社員に運用を任せきりになっていませんか?

社内でしっかり目的を明確化し、共有しましょう。

②KGI・KPIの設定

KGIとは「Key Goal Indicator」の略で、重要目標達成指標を指します。

一方、KPIとは「Key Performance Indicator」の略で、重要業績評価指標のことです。
KGIが「最終的な目標(ゴール)」であるならば、KGIに対してIの中間指標がKPIです。

Instagram運用を通じて、最終的にはどうなりたいのか、KGIをまずは数値で決め、
その後、KPIとKPIの数も具体的に決めましょう。

③他社との差別化

Instagram運用では、他社との差別化が必須です。

KGIとは別に、自社がInstagramで最終的にどのような状態になりたいのか
例:フォロワーの3割がロイヤルカスタマーになる、など)を決め、
ブランディングを行わなければいけないからです。

自社が希望するユーザーを集めるために大切なのが、アカウントの初期設定です。

アカウントの初期設定では、コンセプトやプロフィール設定、コンバージョンまでの導線など、
さまざまな要素があります。

自社の強みを活かしながら、他社と差別化を図り、プラットフォーム内で優位に立てるような戦略設計が大切です。

④クリエイティブな投稿

Instagramで「いいね」がついたり共有されやすい、いわゆる「インスタ映え」する投稿は、
一般ユーザーの間でも知見が共有され、年々投稿のクオリティも上がっています。

企業アカウントの投稿にも、高品質な写真や加工技術が求められているため、
投稿用の高品質な写真や画像(クリエイティブ)を投稿できる人材が必要です。

また、Instagramの場合、写真や画像に添える文章にもプロライティングスキルや、
フォロワーとのコミュニケーションスキルが求められます。

高品質な写真や画像、惹きつけられる文章など、企業アカウントに求められる投稿(クリエイティブ)のレベルが高いことを最初からわかっておきましょう。

⑤アカウントと投稿の分析

Instagramをビジネスアカウントにしていれば、投稿ごとのいいね数・コメント数・クリック数などがわかります。

フォロワー数が増えているのにコンバージョン率が上がらない場合、アカウントに問題点があることも多いです。

競合と比較しながら、自社プロフィールやコンセプトに問題がないか、客観的な分析が必要です。

メディアエクシードのInstagramのレポート代行でできること

メディアエクシードのInstagramのレポート代行でできること

弊社メディアエクシードでもInstagramのレポート代行を行っています。

弊社のレポート代行サービスの概要は、下記となります。

■アカウント分析&サポートプラン

①アカウントの初期設計
②アカウントの運用と企画提案
③アカウントと投稿の分析

こちらのプランでは、投稿(クリエイティブ)の制作は行わず、投稿の提案をいたします

面倒なアカウントの企画から初期設計、投稿の分析はすべて弊社で行いますので、
貴社にクリエイティブ担当がいらっしゃる場合や、すでに提携しているデザイナーがいる場合でもご依頼いただけます。

こちらのアカウント分析&サポートプランは、
画像はいいのに、なぜか伸びない
とお悩みの企業様にマッチしているプランです。

貴社でのレポート作成の手間を大幅に削減できるので、業務に集中していただけます。

しかもWebマーケティングのプロである弊社が企画から運用までアドバイスを行うため、運用の無駄がありません。

Instagramの運用・戦略設計でお悩みの企業様は、ぜひお問い合わせください。

Instagramの運用代行でできること

Instagramの運用代行でできること

Instagramの投稿制作から投稿代行、運用をまるごと依頼することを運用代行といいます。
ここからは、レポート代行と運用代行の違いと、運用代行でできることを解説します。

アカウントの初期設定

Instagram運用で、依頼主のアカウントを成長させるためには、アカウント運用全体の戦略設計とコンサルティングが必要です。

この戦略設計の一貫として、アカウントの初期設定があります。
コンセプトに沿ったプロフィールや写真の選定によって、信頼されやすいアカウント作りが可能です。

写真や動画のクリエイティブ・投稿文作成

Instagramは、写真・動画・画像のようなコンテンツで、視覚に訴えかけるSNSです。
企業アカウントとしてふさわしい品質の画像や投稿文の作成も、運用代行におまかせできます。

運用代行では、投稿の作成から投稿まで一貫して作業してくれるので、企業側で実際に手を動かすことはほとんどありません。

ハッシュタグ選定

Instagramではハッシュタグを使って、潜在顧客を集めたり、エンゲージを高めたり、UGCの生成が可能です。

ところが、ハッシュタグはやみくもに増やせばいいわけではありません。
Instagramのクリエイター向けアカウントによると、
ハッシュタグの使用は3~5のうちにおさめるといいとされています。

自社と投稿に関連があり、規模が大きすぎないハッシュタグを選定することで、より認知にリーチしやすくなります。

投稿代行

投稿代行とは、自社のターゲットユーザーが一番投稿を見る時間帯を狙って、投稿することです。

運用代行に依頼すると、自社では対応しにくい夜間の投稿でも引き受けてもらいやすく、ターゲットユーザーにリーチしやすいというメリットがあります。

広告・キャンペーン企画運用

Instagramを使った広告や、キャンペーンの企画・運用も運用代行に依頼できます。

しかし、Instagramの広告運用では、広告のクリエイティブな制作や、ターゲットユーザーの選定など、さまざまな施策の検討と運用が必要です。

したがって、個人に依頼するよりも、Webマーケティングの知識がある運用代行会社に依頼するのがおすすめといえます。

コメント確認・返信

投稿に対するユーザーのリアクション(コメント・いいねなど)に返信するなど、企業へのアクティブサポートも、インスタの運用代行の一部に含まれることが多いです。

そのほか、企業の投稿だけでなく、サービスや製品を紹介しているポストを探してコメントしたり、ユーザーをフォローするなどの対応を行っている運用代行会社もあります。

炎上対策

自社の投稿だけでなく、製品・サービスに対して誹謗中傷を行っているユーザーがいた場合、
誹謗中傷のコメントを通報・削除する行為も運用代行に含まれます。

企業アカウントでは、ステルスマーケティングや不適切なハッシュタグの使用による炎上が起こりやすいので、炎上事例を良く知っている運用代行会社に依頼することで、炎上リスクを最低限に抑えられます。

また、運用代行を通さない企業アカウントでは、個人情報の漏洩や、社員がプライベートアカウントと企業アカウントを誤って投稿してしまうリスクも考えられます。

これらの社内リスクを最低限に抑えるのも、運用代行を使うメリットと言えるでしょう。

アカウントの企画・運用コンサルティング

これから企業アカウントを開設する方や、今までのアカウントを刷新したい方に向けて、
アカウントの方向性や運用の企画・コンサルティングを行うのも運用代行の一部に含まれます。

どんなことを発信していけばいいかわからない…

という場合、企画・運用方針のコンサルティングを受けておくと安心です。

アカウント・投稿の分析とレポーティング

アカウントのインサイトから、以下の項目が見られます。

リーチしたアカウント数 指定期間に自社のフィード投稿・ストーリーズ・リールなどを
1回以上閲覧したユニークユーザー数
アクションを実行したアカウント 投稿に対するいいね・コメント・シェアなどの
リアクションがあったユーザーの数
合計フォロワー 指定期間内のフォロワーの増減・フォロワーの性別、
年代・アクティブな時間や曜日

これらの数字のレポートや、投稿ごとの分析も運用代行に依頼可能です。

コンサルティングまで引き受けている運用代行会社では、レポートからの次の施策の提案や、ユーザーニーズの分析も依頼できます。

Instagramの運用代行先と費用相場

Instagramの運用代行先と費用相場

Instagramの運用代行費用を、フリーランスと運用代行会社に依頼した場合の費用相場をまとめました。

項目 フリーランス 運用代行会社
初期費用 3~20万円 10~30万円
運用コンサルティング 要相談 10~30万円/月
クリエイティブ作成 1~5万円/月 10~40万円/月 ※
ハッシュタグ選定・投稿文作成 数千円/1投稿ごと 5~20万円/月 ※
投稿代行 3~10万円/月 5~20万円/月 ※

※投稿数は契約による

ここからは、Instagramの運用代行先をフリーランス・運用代行会社に分けて、特徴を紹介します。

フリーランス

フリーランスにInstagramの運用代行を依頼した場合、次の特徴があります。

  • ・費用が安い
  • ・コミットしてくれる
  • ・クリエイティブ作成から投稿代行まで一貫して依頼できることも
  • ・運用コンサルティング・広告運用までできるフリーランスはまれ

フリーランスにInstagramの運用を依頼すると、運用代行会社に比べて費用を抑えられるのが最大のメリットです。

また、フリーランスの場合、勤務時間による縛りがないので、夜遅めや急ぎでも対応可能な場合があります

しかし、Instagramのレポート分析や初期設計、コンサルティング対応はフリーランスごとに対応が異なるので、事前に引き受けてくれるか、またはスキルがあるかどうかの確認が必要です。

Instagram運用代行会社

一方で、Instagram運用代行会社に依頼した場合には、次の特徴があります。

  • ・費用が高額
  • ・クリエイティブのクオリティが高い
  • ・炎上対策ができる
  • ・広告運用・キャンペーン企画・運用も依頼できる
  • ・レポート分析代行・サポートプランがある

Instagram運用代行会社は、フリーランスよりも費用感は高いです。

しかし、その分フリーランスでは応相談となる運用コンサルティングや広告運用、キャンペーン企画・運用も一括して依頼できます。

運用代行会社では、Instagramのレポート代行「だけ」など、スポット業務だけでも引き受けてくれるところもあります。

依頼できる業務内容をしっかり把握して、総合的に自社の売り上げを伸ばせる運用代行先を選ぶようにしましょう。

自社で判断できない場合は、いくつかの選択肢の中から見積もりを取りながら、担当者とコミュニケーションを取ってみるのがおすすめです。

Instagram運用代行の選び方

Instagram運用代行の選び方

Instagram運用代行会社やフリーランスが乱立する中、どのような観点でInstagram運用代行を選べばいいのか迷っていませんか?

そこで、ここからは企業アカウントにふさわしいInstagram運用代行の選び方を5つ紹介します。

アカウント設計と運用戦略の提案ができる

企業の目的によって、Instagramの運用方法は変化します。

目的がしっかり決まっていない場合には、運用代行会社からアドバイスを受けることで、効率的にInstagram集客や売り上げ増加が見込めます。

そこで土台となるのがアカウント設計です。

Instagram投稿を行える代行会社は多々ありますが、アカウント設計から運用設計までトータルで行える企業となると、おのずと数が限られます。

「どんなアカウントを作ればよいか?」

を一緒に考案してくれる運用代行会社に依頼するのがおすすめです。

自社と同じジャンルの実績がある

自社と同じジャンルで、Instagram運用の実績がある運用代行会社だとより安心して依頼できます
運用代行会社の方で、過去に同じような事例があると、最短・最速でInstagram運用ので結果を出しやすいからです。

あくまで過去事例は1つのポイントにすぎませんが、確認しておくと安心です。

自社でInstagramを運用している

運用代行会社で、Instagramの運用があるかどうかも、代行会社を選ぶ1つのポイントになります。
Instagramのアルゴリズムに変化があった際のキャッチアップが迅速にできるからです。

また、自社の計測データやレポートをクライアントのアカウント運用にも活かせるのが、大きなメリットとも言えます。

レポート分析からの提案がある

Instagramのインサイトからのレポート作成は、運用代行会社であれば対応してくれるところがほとんどでしょう。
しかし、分析をもとにした次の施策や、現状の施策の変更の申し出があるかどうかは、大きな違いと言えます。

レポート提出で終わりにするのではなく、次の施策提案がある運用代行は顧客にコミットしているとも
言えるので、選ぶ際のポイントの1つに入れておきましょう。

プラン設計が柔軟

Instagramで強化するポイントは、企業によってさまざまです。
そんなときに、決め打ちのプランの中からしか選択できない場合は、無駄が多くなってしまいます。

顧客のニーズに合わせた柔軟なプランニングができる会社だと、無駄を省きながら、最大の運用効果が得られるでしょう。

まとめ|Instagramのレポート代行

Instagramのレポート代行

Instagramでレポート代行をする場合、自社の手間を減らす以外にも、効果をしっかり計測し、施策に活かさなければいけません。

レポート代行ができる運用代行は数多くありますが、投稿ごとの初速、月別のインサイト分析を
振り返ってコンサルティングを行うInstagramのレポート代行会社は、数が限られます。

Instagramのレポート方法がわからない方は、レポート方法だけでなく、そもそもアカウントの運用方法や発信内容でお悩みではありませんか?

弊社メディアエクシードでは、アカウントの初期設定から企画まで、トータルでの提案とサポートが可能です。

レポートデータを活かしたい企業様、アカウントの方向性を刷新してInstagramをビジネスに活かしたい企業様は、ぜひ弊社にご相談ください。

 

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松田 侑希

監修者

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松田 侑希

SNS運用のスペシャリスト

松田 侑希

SNS運用のスペシャリスト

既卒でメディアエクシードに入社後、コーポレートのSEOやコンテンツディレクターを担当。
一度退社し、人材業界でのライター事業に参画。
その後、SNSプランナーとして幅広い業界でのInstagramをはじめとするSNS運用の経験を積み、メディアエクシードに再度入社。

以降、クライアントの記事制作・ディレクション・ライティング指導を担当しつつ、SEO対策とSNS運用代行を織り交ぜ、多角的な集客方法の提案を行っている。
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