マーケティングコラム

SEOに効果的なディスクリプションの文字数とCTRを上げる書き方

SEOに効果のあるディスクリプションの文字数やキーワードをご紹介!CTRを上げるディスクリプションの書き方や例文、設定方法・確認方法も解説します。

ディスクリプションとは、検索したときにタイトルの下に表示されるサイトの概要を記したテキストのことですが、効果的な文章を作成することで、SEOや記事のクリック率向上が期待できます。

結論を言うと、ディスクリプションに最適な文字数は、パソコン・スマートフォン両方の閲覧環境に対応した70文字~80文字です。

加えて、ユーザーが知りたい結論に触れることで、検索エンジンが評価してくれる可能性もあります。

本記事では、ディスクリプションについての基本情報や、SEOに効果的なタイトルとディスクリプションの書き方を例文と共にご紹介しますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

ディスクリプションとは?

エンターキーにSEOボタン

SEO対策として重要な役割を持つディスクリプションですが、適切に使用するためにはディスクリプションがどのようなものであるのかについて知る必要があります。

そこで本項目では、ディスクリプションについての基本的な情報や、ディスクリプションによってもたらされるSEO効果について解説していきます。

本項目を読んでディスクリプションの基本を理解し、SEO対策にぜひ役立ててください。

ディスクリプションとはタイトルの下に表示されるページの概要

ディスクリプションとは、メタディスクリプションとも呼ばれるHTMLのメタタグの1つで、検索エンジンにページの概要を伝える役割を持ちます。

また、ディスクリプションはスニペットと呼ばれる検索結果のタイトル下に表示されやすいため、ユーザーの目に留まる可能性が高く、CTR(クリック率)に影響します。

よって、ディスクリプションに記載する内容は、検索エンジンとユーザーの双方にとって分かりやすい内容にしなければなりません。

Googleが自動抽出した文章が表示されることもある

ディスクリプションを設定しなかった場合は、Googleが本文中から検索ワードに適していると判断した部分を自動で抽出してタイトル下のスニペットに表示します。

また、ディスクリプションを設定したにもかかわらずスニペットに表示されない場合は、検索エンジンが本文から自動抽出したテキストの方が検索ワードに適していると判断している可能性があります。

自動抽出された文章は不自然である場合も多く、ユーザーの混乱を招く恐れがあるため、ディスクリプションにはスニペットに採用されるような文章を考えて設定しましょう。

ディスクリプションが適切であればCTR(クリック率)が上がる

大多数のユーザーは、検索結果に表示されるタイトルとディスクリプションを見て、自分が欲しい情報があるかを確認してから、クリックするかを判断します。

よって、コンテンツの内容を適切に説明したディスクリプションが設定できていれば、検索結果からのCTR向上に繋がります。

タイトルだけではユーザーがどのような記事なのか判断できない場合も多いため、CTRを上げるためにも適切なディスクリプションの設定を心掛けましょう。

CTR(クリック率)が上がると結果的にSEO効果も期待できる

ディスクリプションを設定することは直接SEOに影響しませんが、CTRが上がることで間接的なSEO効果に期待できます。

なぜCTRが上がることがSEO効果に繋がるかというと、検索エンジンはCTRの高いサイトをユーザーの悩みを解決する有益なサイトであると判断し、結果的に検索順位が上昇するためです。

よって、SEO対策においてCTRを上げることは非常に重要であると言えるでしょう。

SEOに効果的なディスクリプションの文字数

吹き出しSEO

SEOにおいてディスクリプションが重要な要素の1つであることは前項でご紹介した通りですが、最大限の効果を発揮するためには適切な文字数を設定する必要があります。

そこで本項目では、SEOに効果のあるディスクリプションの最適な文字数をご紹介します。

本項目を参考に、検索結果に表示される限られた文字数の中で、必要な情報を的確にユーザーと検索エンジンに伝えるよう心掛けましょう。

ディスクリプションの最適な文字数は70文字~80文字

スマートフォンで検索した場合、スニペットに表示される文字数は70文字~80文字程度であるため、ディスクリプションも70文字~80文字が理想です。

また、パソコンとスマートフォンでは検索結果に表示される文字数が異なり、文字数をパソコンに合わせてしまうと、スマートフォンで見たときに文章が省略されてしまうこともあるため注意が必要です。

Googleアナリティクスを使って閲覧されているデバイスをチェックし、スマートフォンのユーザーが多い場合は、特に短い文章で要点をまとめるよう意識しましょう。

パソコンで表示されるディスクリプションは120文字前後

スマートフォンで閲覧したときに、スニペットに表示される文字数の70文字~80文字に対し、パソコンで表示される文字数は120文字前後です。

特に企業向けのサイトでは、パソコンでの表示を想定したディスクリプションを設定することが多いですが、スマートフォンで閲覧したときに省略されてしまう場合があります。

上でご紹介した通り、ディスクリプションの文字数は70文字~80文字が望ましいですが、長くなる場合は重要なキーワードが省略されないよう前半に書くことを心掛けましょう

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CTR(クリック率)を上げるディスクリプションの書き方

CTR

CTR(クリック率)を上げることがSEO対策として重要であることは分かりましたが、具体的にどのような書き方をすれば効果が上がるのでしょうか?

本項目では、CTRの向上に効果的なディスクリプションの書き方のポイントをご紹介します。

それぞれのポイントごとに、タイトルとディスクリプションの例文も掲載しますので、ぜひ参考にしてみてください。

誰に向けた記事かを明らかにする

ディスクリプションを書く際には、誰に向けた記事なのかを明確にすることが重要です。

誰に向けた記事かを明確化し、ターゲットのユーザーに「自分ために書かれた記事だ」と思ってもらえれば必然的にCTRは上がります。

以下に、ターゲットを明確にしたタイトルとディスクリプションの例文を記載しますので、チェックしてみてください。

タイトルとディスクリプションの例文

タイトル 【最新】Googleアナリティクスのコンサルティング会社5選
ディスクリプション 「GA4の使い方がわからない」という方に向けてGoogleアナリティクス(GA4)のコンサルティングサービスを展開している会社を紹介します。
ポイント 誰に向けたページかを明確にする

ユーザーベネフィットを整理する

記事を読むことでユーザーが得られるベネフィットをディスクリプションで伝えることも、CTRを上げるためには効果的です。

ベネフィットとは、直訳すると「利益」「恩恵」という意味ですが、Webマーケティングにおけるベネフィットは、ユーザーが記事を読むことで得られる利益や効果のことを指します。

つまり、CTRを上げるためには、記事のターゲットとなるユーザーが「この記事を読めば自分の悩みが解決する」と感じるようなディスクリプションを書くことが重要です。

タイトルとディスクリプションの例文

タイトル 【GA4】Googleアナリティクスの設定手順をわかりやすく紹介
ディスクリプション 当記事ではGoogleアナリティクス(GA4)の設定方法を簡単にわかりやすく解説しています。併せて設定時にやっていた方がいい設定も紹介しています。
ポイント 記事のターゲットとなるユーザーがこの記事を読めば自分の悩みが解決するような内容にする

競合サイトの記事と差別化を図る

ディスクリプションでは、競合サイトにはない自分のサイトだけのポイントをアピールすることも重要です。

競合サイトと似たディスクリプションは、たとえ中身が異なっていたとしても、ユーザーに同じような内容が書かれた記事だという印象を与えてしまいます。

具体的な書き方としては、狙いたいキーワードで検索して上位表示される競合サイトのディスクリプションをチェックし、自分のサイトが差別化を図れるポイントを盛り込んでみてください

タイトルとディスクリプションの例文

タイトル SEO対策に強いおすすめの会社10社!会社選びのポイントも解説
ディスクリプション SEO対策に強いおすすめの会社10社を紹介しています。弊社もSEO対策に特化しており、SEO対策の費用は〇〇円~となっているので他社と比較しながらご覧ください。
ポイント 誰に向けたページかを明確にする

重要なキーワードを前半に入れる

検索上位を狙いたいキーワードがある場合は、ディスクリプションに積極的に盛り込みましょう。

スニペット内では、ユーザーが検索したキーワードが太字で表示されるため目に留まりやすく、ディスクリプションに狙いキーワードを入れ込むことでCRTが上がります。

また、ユーザーの閲覧環境によっては後半の文字が途切れてしまう場合もあるため、特に重要なキーワードは文章の前半に入れるよう意識してみてください。

タイトルとディスクリプションの例文

タイトル SEO対策に強いホームページ制作会社15選!メリットと選び方解説
ディスクリプション SEO対策に強いホームページ制作会社を15選ご紹介しています。また、ホームページ制作会社の選び方や、依頼するメリットについても解説しています。
ポイント 検索上位を狙いたいキーワードを前半に入れる

誰もが読みやすい文章を作成する

ディスクリプションは短い文章で構成されるため、限られた文字数の中で誰もが読みやすい簡潔な表現を心掛けましょう。

たとえば、初心者向けの記事であれば難解な専門用語は避け、シンプルで理解しやすい単語を使用することが重要です。

ターゲットとするユーザーにとって分かりやすく魅力的な文章を書くことが、結果的にCTRの向上に繋がります。

タイトルとディスクリプションの例文

タイトル ダサいホームページから「売れる」企業サイトへ改善する5つの秘訣
ディスクリプション 業績・集客に繋がらないダサいホームページを、売れる企業サイトにリニューアルする作り方、維持する方法や失敗しないためのポイントを徹底解説しています。
ポイント 誰でも分かるような魅力的な文章を書く

ディスクリプションに関する注意点

カラフル電球

ここまで、CTRを上げるディスクリプションの効果的な書き方を、タイトルとディスクリプションの例文を交えてご紹介しました。

ディスクリプションを使うことで、記事の概要をユーザーに簡潔に伝え興味を持たせる効果がありますが、効果を最大限に引き出すためにはいくつかの注意点があります。

本項目でご紹介する注意点を考慮せずにディスクリプションを設定してしまうと、逆効果となる場合もあるため気を付けましょう

書き方によってはページ離脱率が上がる

ページの内容がディスクリプションと一致しない場合、ユーザーがすぐにページを離れてしまう可能性が高くなります。

したがって、ディスクリプションではページの内容を適切に説明し、訪問したユーザーの期待を裏切らないことが重要です。

「想像していた内容と違った」ということがなければ、離脱されにくく、ページ滞在時間や回遊率が伸びるでしょう。

キーワードの詰め込みや羅列は避ける

キーワードを入れたいからと無理に何度も詰め込んだり羅列したりすることも、不自然な文章となりユーザーの混乱を招くため避けた方が無難です。

ディスクリプションにキーワードを入れる際は、ユーザーの読みやすさを考慮して過度な使用は避け、自然な文章となるように心掛けてみてください

また、検索されやすいからといって記事の内容にそぐわないキーワードを入れてしまうと、ユーザーからの信頼を失ってしまうため注意しましょう。

ディスクリプションは使い回さない

サイト内のページのディスクリプションがどれも同じだと、ユーザーがそれぞれのページにどのような情報があるのか把握できないため、使い回しは避けてください

また、ディスクリプションの使い回しは、検索エンジンがコンテンツの内容を正確に把握する妨げとなるため、検索順位の低下を招く原因ともなります。

ユーザーと検索エンジンに正確な情報を伝えるためにも、ディスクリプションは1ページずつ設定しましょう。

再設定後の反映には時間がかかる

ディスクリプションを再設定した場合は、即時にスニペットに反映されるわけではなく時間がかかることがあります。

理由として、ディスクリプションの再設定後は、検索の順位を決める要素を収集するロボット「クローラー」の再訪問を待つ必要があるためです。

クローラーの巡回頻度は、サイトの品質やキーワードなどのさまざまな要素によって異なるため、すぐに反映されない場合でも焦らず待ってみましょう

ディスクリプションの設定方法

掌の上に設定マーク

ディスクリプションを設定したり見直したりするタイミングは主に以下の通りです。

ディスクリプションを設定するタイミング
  • ・新規ページを公開するとき
  • ・公開ページを更新するとき
  • ・Googleアップデートがあったとき

本項目では、ディスクリプションの設定方法を、WordPressとHTMLで直接記述する方法の2つに分けて詳しく解説します。

まずは、自分のサイトで使用しているプラットフォームを確認し、本項目でご紹介する方法でディスクリプションを設定してみてください。

WordPressではデフォルトの設定機能やプラグインを使用する

WordPressには、テーマによってデフォルトでディスクリプションの設定機能がついている場合があるため、管理画面や投稿画面の下部を確認してみてください。

管理画面や投稿画面の下部に「記事の説明」や「メタディスクリプション」などがあれば、直接記入するだけでディスクリプションの設定が可能です。

デフォルトでディスクリプションを入力する場所がない場合は「Yoast SEO」や「All in One SEO」などのプラグインをダウンロードして使用しましょう。

HTML記述が必要なサイトではheadタグを使用する

HTMLでディスクリプションを設定する場合には、主にheadタグ内にメタタグを記述します。

具体的には、HTMLソースのheadタグ内部に「meta name=”description” content=”ディスクリプションの内容”」を記述しましょう。

また、headタグ以外の場所にメタタグを記述してしまうと、検索結果に反映されない場合もあるため注意してください。

ディスクリプションの確認方法

女性と男性がPC画面を確認をしている

前項では、ディスクリプションの設定方法をご紹介しましたが、設定したディスクリプションを確認する方法を知りたい方も多いのではないでしょうか?

そこで本項目では、設定したディスクリプションを検索結果とソースコードから確認する方法について解説します。

また、本項目でご紹介する確認方法を使えば、他社のディスクリプションも確認可能なので、ディスクリプションの書き方に迷った際には競合サイトも参考にしてみてください。

検索結果を確認する

最も簡単にディスクリプションを確認する方法は、検索結果のスニペットに表示された内容をチェックすることです。

しかし、スニペットには必ずしもディスクリプションが反映されるわけではないという点には注意が必要です。

もし、設定したディスクリプションがスニペットに反映されていなかった場合は、テキストの内容を一度見直してみましょう

Webページのソースコードを確認する

Webページのソースコードからもディスクリプションが確認可能です。

まずはブラウザで見たいページを開き、右クリックしてメニューを開いたら「ページのソースを表示」を選択します。

HTMLコードが表示されたら、中から「meta name=”description” 」と記述された部分を探します。

ディスクリプションはHTMLソースのheadタグ内に記述されているため探しやすいですが、見つけられない場合は「ctrl+F」でソースコード内を検索しましょう。

他社のディスクリプションも確認できる

上記の方法を使用することで、競合である他社サイトのディスクリプションも確認が可能です。

他社のディスクリプションは検索結果からも確認可能ですが、後半部分が省略されている場合も多いため、全文をチェックしたいならソースコードを確認する方法がおすすめです。

他社のサイトを参考にする場合はただ真似をするだけではなく、自分のサイトの強みを反映させた独自性のあるディスクリプションの作成を心掛けましょう。

SEOに効果的なディスクリプションの文字数と書き方|まとめ

本記事では、SEOに効果的なディスクリプションの書き方やCTR(クリック率)を上げるための方法を、タイトルとディスクリプションの例文と共にご紹介しました。

適切なディスクリプションを設定することでCTRが上がりSEO効果が期待できますが、効果的なテキストを考える自信がない方はプロに任せるのも1つの手です。

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Yamada Atsushi

監修者

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Yamada Atsushi

SEOスペシャリスト

Yamada Atsushi

SEOスペシャリスト

新卒でデジタルマーケティング会社に入社しSEO対策の営業・Webディレクターを経てメディアエクシードに参画。
大手ポータルサイトからECサイトなど、様々なジャンルのお客様に対してSEO対策を基軸としたWeb集客全般に対応。

現在は取締役兼営業本部長として、経営戦略の策定からチームマネジメントなど社内体制の改善業務も担当。
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