ブログやメディアサイトの記事一覧などでよく目にする「サムネイル(サムネ)」ですが、
「そもそもサムネイルって何?」
「サムネイルを作るために何をしたらいいかわからない」
上記のようなお悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。
今回は、サムネイルの役割から作成方法・おすすめのツールや注意点まで紹介します。
目次
「サムネイルを表示させる」とは?
サムネイルとは、英語に直すと「Thumb nail(親指の爪)」となり、簡単に言ってしまうと「動画や画像を親指の爪くらい縮小して表示した画像」のことを指します。
沢山の情報があふれたインターネットで、ひとつひとつ情報の中身を確認することはユーザーにとってかなりの労力となってしまいます。
しかし、サムネイルは、クリックをして開かなくても見るだけで概要や雰囲気がすぐに分かるように表示されているため、自分の欲しい情報がそこにあるかどうかを判断する基準として利用されています。
サムネイルの役割
サムネイルには主に3つの役割があります。
・ユーザビリティが向上する
・世界観の統一
ここでは、上記3つのサムネイルの役割について説明していきます。
画像で注目を惹いて、コンテンツをユーザーに見てもらいやすくする
インパクトの強いサムネイルが表示されていれば、ユーザーの目を引きやすくなります。
投稿の概要が一目でチェックできるコンテンツはクリックされやすくなり、サイトのアクセス数も自然と増加するでしょう。
ユーザビリティが向上する
サムネイルは情報の凝縮や要約にも役立ちます。
適切なサムネイルを表示させることで、コンテンツの要点や魅力を的確かつ簡潔に伝えることが可能です。
テキストだけでは伝えられない情報や感情を視覚的に表現し、興味を引くことでユーザーは情報を素早く理解しやすくなります。
世界観の統一
例えばサムネイルが草木や花などの自然で揃えられていると、シンプルな見た目のサイトでも「植物にまつわる記事が掲載されている」とサムネイルだけで認識することができます。
見た目の統一感から、ユーザーは目的のコンテンツをストレスなく選ぶことができるようになるでしょう。
サムネイルとアイキャッチの違い
アイキャッチとは、名前の通りユーザーの目(=Eye)を引き付ける(=Catch)ための画像です。
通常はブログなどの記事の最初に表示されており、見出しのような役割を持っています。
アイキャッチは表示される画像のサイズが大きいため、盛り込める情報が多いことが特徴であることに対し、サムネイルはアイキャッチを縮小して表示された画像となります。
表示させるサムネイルに適した画像選び
サムネイル制作において、どのような画像を使用するかはとても重要です。
コンテンツの内容に合った効果的なサムネイルを作成するために、これから紹介する選び方を参考にしながら画像を探してみましょう。
イメージを決める
はじめに、サイトの雰囲気や記事の内容に合わせてイメージとなる画像を探します。
「勢いやインパクトを重視したい」
「ユーザーに不安を煽りたい」
「元気でパワフルな印象を与えたい」
などジャンルや伝えたいことの種類は様々です。
そのイメージを固めるために、目的に近いキーワードで画像を検索してみましょう。
Google画像検索
Google画像検索は、インターネット上にあるキーワードに当てはまる画像を検索でき、検索範囲もGoogleなだけあってとても大きいです。
また、「キーワードは思いつかないけど持っている画像に似たものを探したい!」という場合に使える類似画像を検索できる機能もあります。
Pinterestという名前に耳なじみのない方もいるかもしれません。
Pinterestとは、インターネット上のキーワードに当てはまる画像や動画を効率的に集められるSNSです。
ピンときた検索結果があれば、いつでも見返せるようにカテゴリーを分けながらブックマークすることができます。
表示する画像の選び方
画像を探す際は3つの選び方に注目してみてください。
・画質の良い画像を選ぶ
・人の画像を使用する
ここでは、上記3つの画像の選び方について説明していきます。
記事の内容に合ったものを選ぶ
サムネイルにこだわる上で必要になってくる画像ですが、「野球」についての記事なのにサムネイルが「水泳」の写真やイラストを使用していてはどちらの内容が正しいのか混乱してしまいますよね?
ただオシャレだなと思って選ぶのではなく、内容に適しているかを基準に選ぶことも大切です。
画質の良い写真を選ぶ
表示されるサムネイルのサイズが小さければあまり気にしなくてもいいかもしれませんが、サムネイルがしっかり見えるようなサイトであれば画像は画質のいいものを選びましょう。
しかし、あまりにも画質が良いものを使用すると読み込みに時間がかかってしまい、ユーザビリティに影響する可能性があるので注意が必要です。
人の画像を使用する
雑誌などを読むときに文章よりも先に写っている人を見てしまうように、人は人の顔を無意識で優先的に認識します。
文字単体のサムネイルよりも、人の画像が使用されたサムネイルの方がユーザーの記憶にも残りやすくなるでしょう。
高品質の無料素材サイト
高品質な素材は無料でも入手することが可能です。
以下のサイトはいずれも著作権フリーで使用できます。
サイトによって揃っている素材のジャンルも違うので、どのような画像が必要なのか考えながら探してみてください。
サムネイル制作を外注する
YouTubeでも、最近はどのチャンネルを見てもクオリティの高いサムネイルが多く表示されています。
そんな中で、
「毎月、YouTube動画編集作業だけで手一杯…」
「内容は良いのに、何故かクリックされない…」
「思ったようにサムネイルをデザインできない…」
とお悩みではありませんか?
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1日に大量のサムネイル作成を経験している弊社だからこそ、再生回数の見込めるサムネイルを提供することができます。
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サムネイルを表示させる上での注意点
サムネイルを表示させる前に、3つのポイントについて注意する必要があります。
・内容を誇張しすぎていないか
・文字が見きれていないか
ここでは、上記3つの注意点について説明していきます。
著作権侵害をしていないか
使用している画像に著作権が存在した場合、許可なく使用すると著作権侵害になります。
有名なキャラクターや商標を無断で使用することも同様に著作権や商標権の侵害になるため、サイトに表示させる前にそのようが画像がないか確認することが重要です。
また、素材サイトの画像でも使用する前に適した画像の使い方をしているかどうか、サイトのロイヤリティを確認しておきましょう。
内容を誇張しすぎていないか
「釣り画像」「サムネ詐欺」という言葉があるように、サムネイルがコンテンツの内容と違う内容になっていたり過度な誇張がされていると、ユーザーの信頼を損なってしまう可能性があります。
アピールすることは興味を持ってもらうために必要ではありますが、過剰な表現は控えましょう。
文字が見切れないか
実際に表示されるサムネイルのサイズと作成したサムネイルのサイズが違う場合、文字が見切れてコンテンツの魅力が上手く伝わらなくなることが考えられます。
サムネイルを表示させる前に確認しておきましょう。
サイズが合っていてもサムネイル内の文字がはみ出そうなくらいギリギリの位置にあると読みづらくなってしまうので、文字を配置する場所にも注意が必要です。
おすすめのサムネイル作成ツール
「サムネイルを作ってみたいけど、どのツールを使えばいいかわからない」という方もいるのではないでしょうか。
ここでは代表的なデザインツールを紹介いたします。
Canva
Canvaは何千種類ものテンプレートを無料で使用できるデザインツールです。
テンプレートは既に完成されているようなクオリティの高いものが多く、こだわりがなければ文字だけ変えてそのまま掲載することができます。
作業時間に時間をとられたくない方・手軽に作りたい方におすすめです!
Photoshop・Illustrator
Photoshop・IllustratorはAdobe社が提供している、世界でもっとも有名なデザインツールです。
どちらも自由度が高く、レイヤーを何枚も重ねて細かく調整することが可能でほとんどのプロデザイナーが使用しています。
独自の世界観を表現したい方、自分なりのこだわりがある方におすすめです!
サムネイルの効果と適切な表示方法は?|まとめ
サムネイルは、ユーザーにコンテンツのイメージと魅力を理解してもらいやすくする画像を指します。
自分に適したツールを使いこなすことで、より品質の高いサムネイルを作成することが可能です。
そして、そのサムネイルがコンテンツの内容やユーザーの目的に適切にマッチしていればユーザーはより興味を持ちやすくなり、結果としてサイトのPV数にも良い影響を与えることがあります。
ブログやメディアサイトだけでなく、YouTubeでもサムネイルはユーザーが視聴する動画を選ぶ基準となっています。
弊社ではYouTubeのサムネイル制作代行を行っており、ご要望に合わせて魅力的かつ効果的なサムネイルを提供することが可能です。
しかし、ユーザーにとって魅力的なサムネイルが表示されていてもコンテンツの内容が良くないとCVにはつながりません。
弊社ではサムネイル制作代行だけでなく、Webサイトの内部分析から改善提案・コンテンツ制作や記事のブラッシュアップ案の作成など、幅広くSEO対策をお手伝いさせていただきます。
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