「Yahoo!ショッピングで自社の商品を売っているけれど、いまいち売上が伸びない」「ブランドや商品の認知度をもっと上げたい」といった悩みを抱えている企業担当者や店舗事業者も多いのではないでしょうか。
Yahoo!ショッピングで売上を伸ばすためには、広告を上手く運用することが大切です。
しかし、Yahoo!ショッピング広告には複数の種類があり、それぞれ特徴が異なるため、特に初めて広告を出すという人には少しわかりにくい部分があります。
この記事では知っておきたいYahoo!ショッピング広告の基本、Yahoo!ショッピング広告の種類や目的に応じた広告の選び方、費用目安、成果を出すための運用のポイントなどについてわかりやすく解説します。
Yahoo!ショッピング広告とは?まず知っておきたい基本

Yahoo!ショッピング広告は、LINEヤフー株式会社が運営するECショッピングモール「Yahoo!ショッピング」のなかに掲載できる広告です。
商品の画像やテキストを使った広告が掲載でき、ユーザーに対して商品の魅力を視覚的に伝えられる点が強みです。
Yahoo!ショッピングで広告運用が重要な理由
Yahoo!ショッピングは、決済方法にPayPayが追加されたことなどにより、従来の中高年のユーザーに加えて、若年層の利用も増加しています。
また、Yahoo!ショッピングは大手企業だけでなく個人事業主も含めて幅広い事業者が参入しており、国内最大級の出店店舗数を誇ります。
そのため、多くのユーザーに自社の商品を知ってもらう、かつ競合他社に負けないためにも、Yahoo!ショッピングでの広告運用が重要であると言えるのです。
Yahoo!広告とYahoo!ショッピング広告の違い
Yahoo!広告とYahoo!ショッピング広告は混同しやすいですが、大きな違いがあります。
Yahoo!広告はYahoo! JAPANの検索結果画面や提携サイトなどに配信される広告で、サイト誘導・認知・獲得全般などが目的となります。
一方、Yahoo!ショッピング広告はYahoo!ショッピングのモール内でのみ配信される広告で、商品露出・購買などを目的とした広告です。
Yahoo!ショッピング広告には4つの種類がある

Yahoo!ショッピング広告の基本がわかったところで、ここからはYahoo!ショッピング広告の4つの種類をご紹介します。
バナー・テキスト広告
バナー・テキスト広告はディスプレイ広告とも呼ばれるもので、Yahoo!ショッピングのトップページや総合ランキング、検索結果ページなど、多くの人の目に留まりやすい場所に配信される広告です。
入札すれば必ず掲載される、認知度を上げることができるといったメリットがある一方、他の種類に比べて広告掲載費用が高めである、広告制作の準備に手間やコストがかかるといったデメリットがあります。
なお、バナー・テキスト広告は、季節に関係なく常にトップページにある広告枠が多い「通常広告」と、季節性の高い特集に掲載する広告枠が多い「販促広告」の2種類にわけられます。
アイテムマッチ広告
アイテムマッチ広告は、Yahoo!ショッピングの検索結果やカテゴリページに表示されるリスティング広告で、商品カテゴリー単位での配信ができる点が大きな特徴です。
他の種類よりも低予算(最低25円〜)で広告運用ができる、広告の管理画面で掲載順位を確認できることはメリットですが、キーワードではなく「商品カテゴリー」に対してしか広告の入札をすることができないため、細かなターゲティングができない点はデメリットと言えます。
ソリューションパッケージ広告
ソリューションパッケージ広告は、Googleの検索結果画面やYahoo! JAPANトップページなど、Yahoo!ショッピング以外の場所に配信できる広告です。
Yahoo!ショッピング外で自社の商品をアピールすることができる、新規顧客をYahoo!ショッピングへ誘導できるなどのメリットがある一方、Googleに広告を表示したい場合には審査に合格しなければならないリターゲティング配信の場合は短期間では効果が出にくいといったデメリットがあります。
PRオプション広告
PRオプション広告は、Yahoo!ショッピングの検索結果ページの上部に商品を表示させることを目的とし、スコアを上げるための料率オプションのことです。
料率は1.0%~30.0%の範囲で設定可能で、広告費は「販売価格×料率(%)」で決定されます。
購入が成立しない限り広告費が発生しない「コンバージョン課金型」のため、予算管理がしやすいというメリットがある一方、料率を高くすれば必ず上位表示されるわけではない(商品名やキャッチコピー、説明文の明瞭さや、ストアの販売実績やレビューなどの信頼指標も加味される)ことがデメリットとなります。
【目的別】Yahoo!ショッピング広告の選び方

続いては、自社の目的に応じたYahoo!ショッピング広告の選び方をご紹介します。
売上向上を優先したい場合
「すでにYahoo!ショッピングに出店しているがなかなか商品が売れない」「どうしても売りたい商品がある」など、とにかく売上向上を優先したい場合は「PRオプション広告」がおすすめです。
PRオプション広告を活用することで販売商品を上位表示させることができ、アクセス数を増やすことができます。
Yahoo!ショッピングでの購入の7〜8割は検索経由と言われているため、検索結果で上位表示させることで売上拡大が期待されます。
認知度を上げたい場合
まずはストアやブランドの認知度を上げたい、多くの人に知ってほしいという場合は、「バナー・テキスト広告」が適しています。
Yahoo!ショッピングのトップページや総合ランキングなど、目立つ位置に広告を配信できるため、多くのユーザーの目に触れる機会を増やせます。
新規顧客の流入を増やしたい場合
アクセス数や売上が横ばいであり、新規顧客の流入を増やしたい場合は、「ソリューションパッケージ広告」がおすすめです。
Googleの検索結果ページや、Yahoo! JAPANのトップページなどに広告が配信されるため、Yahoo!ショッピング以外からの新規流入増加を狙えます。
加えて、リターゲティング機能も備わっているため、一度興味を持ったユーザーに対してサイド広告を配信することもできます。
初めてYahoo!ショッピング広告運用をする場合
Yahoo!ショッピング広告の出稿経験がない場合、「アイテムマッチ広告」が向いています。
クリック課金型で最低25円という少額から始められるため、まずは低予算からスタートさせて様子を見る、ということも可能です。
また、掲載したい商品を選んで入札するだけで設定が完了し、バナー制作が不要という手軽さも魅力です。
Yahoo!ショッピング広告にかかる費用相場

Yahoo!ショッピング広告にかかる費用は、広告の種類によって大きく異なります。
| 広告の種類 | 特徴 | 費用相場 |
|---|---|---|
| アイテムマッチ広告 | クリック課金型広告 | ・1クリック25円~ ・月に数千円~数万円 |
| PRオプション広告 | 成果報酬型広告 | ・販売価格×1%~30% ・月に数千円~数万円(設定する料率による) |
| バナー・テキスト広告 | 広告枠を買うスタイル | ・1枠30,000円~ (目安) |
| ソリューションパッケージ広告 | クリック課金型広告 | ・月に1万円~数万円 |
Yahoo!ショッピング広告で成果を出すための運用方法

ここからは、Yahoo!ショッピング広告を効果的に運用するためのポイントを解説します。
最初からすべての商品に広告をかけない
Yahoo!ショッピングに出品しているすべての商品へ広告を出すのではなく、まずは売れ筋商品や利益率の高い商品など、成果が期待できる商品に絞って出稿しましょう。
広告費を分散させず、限られた予算を有望な商品に集中させることがポイントです。
まず少額でテストし、クリック数や注文数などの結果を確認したうえで、広告を出す商品を増やしていくと効率的に運用できます。
広告データをもとに入札や配分を見直す
広告は一度設定したら終わりではなく、日々データを確認し改善していくことが大切です。
クリック数やクリック率だけでなく、注文数や購入率、広告費、ROASなどを商品ごとに確認しましょう。
成果の高い商品には予算を増やし、広告費をかけても成果につながらない商品は入札額を下げる・出稿を停止するなど、データをもとに広告費を配分することが重要です。
広告と商品ページをセットで改善する
広告によって商品ページへのアクセスを増やせても、ページの内容が購入につながらなければ売上は伸びません。
広告運用とあわせて、商品画像や商品説明、価格、送料、レビューなどを見直すことが大切です。
例えば、広告のクリック数は多いのに注文が少ない場合は、商品ページに購入を妨げる要因がないか確認しましょう。
イベントや季節に合わせて広告を調整する
Yahoo!ショッピングでは、季節やイベントによって商品の需要が変化します。
母の日や父の日、クリスマス、年末年始などのイベントだけでなく、夏物・冬物など季節性のある商品も需要が高まる時期を見極めて広告を調整しましょう。
需要が高まる前から広告を準備し、在庫や価格、キャンペーンなども合わせて整えておくことが重要です。
また、繁忙期には成果の高い商品へ予算を集中させる方法も有効です。
商品情報を充実させる
広告運用では広告そのもののデザインや入札額だけでなく、広告の対象となる商品情報を充実させることも重要です。
商品名や画像、商品説明などを分かりやすく整え、ユーザーが商品の特徴やメリットを把握できる状態にしましょう。
広告を出す前に商品情報を見直し、ユーザーが検索したときに選ばれやすい商品ページを作ることが大切です。
Yahoo!ショッピング広告に関するよくある質問

最後に、Yahoo!ショッピング広告に関するよくある質問とその回答をご紹介します。
初心者におすすめのYahoo!ショッピング広告の種類は何ですか?
初めて広告を出す場合の選択肢の一つとして「アイテムマッチ広告」があります。
「アイテムマッチ広告」はクリック課金型で少額から始められるため、まずは小規模なテスト運用から実施することができます。
また、バナー制作が不要であり、広告出稿に必要な準備を抑えながら始められます。
少ない予算からでも始められますか?
「アイテムマッチ広告」は、少額から出稿を始められるため、広告運用にかけられる予算が限られている場合でも導入しやすい広告形式です。
また、最初からすべての商品に広告を配信するのではなく、売れ筋の商品や利益率の高い商品など、広告を配信する商品を絞ることで、限られた予算を特定の商品に集中させることができます。
まずは一部の商品から広告を配信し、クリック数や売上などの状況を確認しながら、配信する商品や予算を調整していくことで、自社の商品や広告の目的に合わせた運用につなげやすくなります。
Yahoo!ショッピング広告は外部委託すべきですか?
Yahoo!ショッピング広告の運用経験がなく、社内にもWebマーケティングに詳しい人材がいない場合は、広告運用代行会社などの外部サービスに委託することも選択肢の一つです。
広告運用代行会社では、広告の出稿設定だけでなく、配信する商品の選定や予算調整、運用状況の分析、改善施策の提案など、広告運用に必要な業務を支援してもらえる場合があります。
自社だけで運用するための知識や人員が不足している場合でも、専門的な知見を取り入れながら広告運用を進めやすくなります。
Yahooショッピング広告とは?広告の種類と選び方を解説|まとめ

この記事では、Yahoo!ショッピング広告の基本、Yahoo!ショッピング広告の4つの種類の特徴や目的に応じた広告の選び方、費用目安、成果を出すための運用のポイントなどを解説しました。
Yahoo!ショッピングにおいて、売上を伸ばすために広告配信は必須とも言えますが、4つの種類の広告の使い分けや、効果を出す運用は簡単なものではありません。
自社でYahoo!ショッピング広告の運用が難しいと感じる場合は、ぜひ広告運用代行会社への依頼も検討してみてください。
株式会社メディアエクシードでは、デジタルマーケティングの専門性を活かし、データに基づいた戦略と誠実な顧客対応で、高い投資収益率を実現しています。
広告効果を素早く把握し、再アプローチによるリターンを可能にしているため、広告運用をお考えの際はぜひ、ご相談ください。
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