Googleの検索アルゴリズムが日々改善され、従来通りのSEOや小手先の施策は通用しづらくなっている中で、大切になるのがSEO対策ツールです。
SEO対策ツールは、運営サイトの分析や競合サイトの調査、リンクのチェック、キーワード選定など目的別にたくさんあります。
本記事では、適切なツールはどれなのか?機能や特徴、費用などを中心におすすめのSEO対策ツール25選を紹介していきます。
目次
検索順位チェックツール
上位表示していないページを把握し改善しながらサイトを運用することが、SEO対策において重要となります。
SEOチェックツールを活用して上位のキーワード順位を確認し、自分が運営するサイトの管理から始める必要があります。
ここでは、検索順位をチェックするツールを見ていきましょう。
SEO競合調査ツール – Sparkling – (無料)
「SEO競合調査ツール – Sparkling -」は、弊社メディアエクシードが運営するSEOの競合調査ツールです。
指定したキーワードを入力することで、サジェストキーワードの解析や上位10位の関連サイトの解析を行います。
特徴としては、サジェストキーワードと指定した競合ページのURLを入力することで、同時に解析処理が可能となります。
文字数やページ内の単語使用数、リンクの数、見出しの解析なども行うことができる便利なツールと言えるでしょう。
Gyro-n SEO(無料)
「Gyro-n SEO」は、株式会社ユニヴァ・ペイキャストが運営する高機能SEOツールです。
SEO順位チェックから競合サイトの順位比較、サジェストキーワードなどを解析することができます。
特徴としては、自社だけでなく競合サイトの検索順位を定点観測できるため、状況に応じた施策を打つことが可能になります。
無料版でも十分使えますが、解析キーワード数や競合サイトの数を増やしてがっつり活用したいという方は、月額4500円~の有料版を検討してみると良いでしょう。
GRC(無料)
「GRC」は、有限会社シェルウェアが運営する老舗の検索順位チェックツールです。
特徴としては、Google・Yahoo!・Bingのそれぞれの検索エンジンや競合サイト、検索キーワードの表示順位を一目でチェックすることが可能です。
無料版の場合は、3つのURLと20個のキーワード、2サイトの追跡調査ができますが、それ以上増やしたいという方は、年額4860円~の有料版を検討してみてくだい。
Nobilista(有料)
「Nobilista(ノビリスタ)」は、株式会社IIPが運営する検索順位チェックツールです。
検索順位の自動計測はもちろん、取得したデータを時系列グラフで表示することや、キーワード毎の検索ボリュームやSEO難易度も確認できるなど、競合分析にも強いツールです。
また、IT製品比較サイトであるITreviewにて、Ahrefs等の世界的に使用されているSEOツールと並んで、High Performer賞を受賞するなど、ユーザーからの満足度も高いという特徴があります。
料金プランもお手頃価格で設定されており、パーソナルプランは月額990円と安価で利用できます。
7日間の0円トライアルも実施中なので、まずは無料で始めてみることをおすすめします。
SEOチェキ!(無料)
「SEOチェキ!」は、株式会社ロプロスが運営する老舗のSEOチェックツールです。
指定したURL・キーワードを入れると、GoogleとYahoo!のそれぞれの検索順位を計測することができます。
特徴としては、検索順位の計測だけでなく、SEOの内部対策の診断も行うことが可能です。
追跡機能はないものの、無料で誰でも簡単に使用できる魅力的なツールと言えるでしょう。
BULL(有料)
「BULL」は、株式会社ディーボが運営する検索チェックツールです。
クラウド型ツールのためPCを起動する必要がなく、Google・Yahoo!・Bingのそれぞれの検索順位を確認することができます。
特徴としては、Googleのアルゴリズムの変動と検索順位が比較でき、早期に手を打つことが可能です。
外出時や休日の順位チェックが必要という方は、月額1100円~利用してみると良いでしょう。
被リンクチェックツール
被リンクの調査は、SEO対策をする上で重要な施策の1つです。
被リンクをチェックするツールを用いて、自社や競合サイトの被リンクの数を確認する必要があります。
ここでは、被リンクのチェックツールについて見ていきましょう。
Ahrefs(有料)
「Ahrefs」は、ウクライナ・シンガポールを拠点としたAhrefs社が開発した被リンク分析ツールです。
自社・競合サイトの被リンクや上位コンテンツ、流入キーワード、ドメインの数などを把握することができます。
特徴として、被リンクの調査を中心としたコンテンツ分析、上位キーワード調査などさまざまな機能を使って競合比較することが可能です。
本格的に被リンク分析を始めたいという方は、月額99ドル~利用してみると良いでしょう。
Open Site Explorer(有料)
「Open Site Explorer」は、アメリカを拠点としたMoz株式会社が運営する被リンク分析ツールです。
自社・競合サイトの被リンク調査やリンク元のぺージ状況など被リンクに関する情報を全面的に把握することができます。
特徴として、自社の現状把握はもちろん、競合サイトのURLを元に被リンク状況やドメイン調査など深くSEO分析することが可能です。
自社だけでなく多くの被リンクを調査したいという方は、月額99ドル~利用してみると良いでしょう。
Majestic SEO(有料)
「Majestic SEO」は、イギリスを拠点としたMajestic社が運営する被リンクの分析チェックツールです。
自社・他社サイトのURLを入力し、手軽に被リンクや被リンクの数、被リンク先のドメインを調べることができます。
特徴として、被リンクの質や量を解析する機能が備わっているため、ドメインの品質を調べることが可能です。
これから被リンク分析を始めたいという方は、月額49.99ドル~で利用してみると良いでしょう。
キーワード調査ツール
SEO対策において、キーワードを選定しコンテンツ作成することは重要な手段となります。
ここでは、選定すべきキーワードを調査できるツールを見ていきましょう。
Übersuggest(無料)
「Übersuggest」は、アメリカを拠点としたニールパテルさんとマイクカモさんが運営する調査キーワードツールです。
キーワードの月間検索ボリューム、サジェスト関連キーワードなどを一目で確認することができます。
特徴として、サジェストキーワードを大量に抽出し、検索ボリュームの詳細を把握することが可能です。
サジェストキーワードと検索ボリュームを無料で一気に調べられる非常に役立つツールでしょう。
OMUSUBI(無料)
「OMUSUBI」は、株式会社エスプールが運営するキーワード調査ツールです。
指定したキーワードをマインドマップ化して、関連キーワードの把握が可能です。
特徴として、ユーザーの検索意図をキーワードマップで知ることができます。
手軽にサジェストキーワードの検索ニーズを知りたいという方は、おすすめでしょう。
Keyword Tool(有料)
「Keyword Tool」は、海外の会社が運営するキーワード調査ツールです。
関連キーワード、検索キーワード、検索ボリュームを細かく調べることができます。
特徴として、Google、YouTube、Bing、Amazon、eBay、Play Store、Instagram、Twitterからキーワードを検索することが可能です。
YouTubeやAmazon、eBayのサジェストキーワードを同時に調べたいという方は、月額68ドル~利用してみると良いでしょう。
キーワードプランナー(無料)
「キーワードプランナー」は、Google広告が運営するキーワード調査ツールです。
Googleの検索ボリュームやキーワードの調査、関連キーワードの選定を行うことが可能です。
特徴として、Google広告と併用して使うことができ、Google検索ボリュームと検索予測を取得することができます。
リスティング広告も合わせてやりたいという方は、おすすめでしょう。
競合調査ツール
SEO対策を行う時に、上位表示されている競合サイトを調査して自社サイトの課題点を見つけることは重要となります。
ここでは、競合サイトの状況を確認できるツールを見ていきましょう。
Ginzametrics(有料)
「Ginzametrics」は、DemandSphere株式会社が運営する競合調査ツールです。
競合サイトがSEOを狙うキーワードの順位やSEO効果の検証を調べることができます。
特徴として、35か国の海外検索エンジンに対応していて、潜在競合サイトなども調査が可能です。
月額100,000円~となりますが、これ1つで競合のさまざまな動向を知ることができる優秀なツールと言えるでしょう。
SimilarWeb(無料・有料)
「SimilarWeb」は、イギリスを拠点としたSimilarWeb株式会社が運営する競合調査ツールです。
競合サイトのアクセス状況や流入の経路・比率を上位5サイトまで確認することができます。
有料版もありますが、無料版でも競合サイトの情報を十分調べることができるでしょう。
eMark+(無料・有料)
「eMark+」は、株式会社ヴァリューズが運営する競合調査ツールです。
自社と競合を比較し、アクセス数、ユーザー属性、1人あたりのセッション数、ページビュー数を把握することができます。
一部の機能は無料で利用できますが、有料版は初期費用100,000円・月額100,000円~の料金プランとなります。
コピーコンテンツチェックツール
コピーコンテンツは、SEOにおいてかえって悪影響を与える可能性があります。
ここでは、自社が作成したコンテンツがコピーコンテンツなのかどうかチェックするツールを見ていきましょう。
影武者(有料)
「影武者」は、CROCO株式会社が運営するコピーコンテンツチェックツールです。
作成した記事がコピーコンテンツか確認することができます。
無料のツールとは一味異なり、コンテンツの重複・類似箇所を的確に洗い出すことが可能です。
月額4320円で利用することができ、コンテンツ作成を外注している方は役立つツールとなるでしょう。
無料コピペチェックツール(無料)
「CopyContentDetector」は、株式会社ウェブサークルが運営する無料コピーコンテンツチェックツールです。
類似度、一致率判定、テキスト判定などコピペチェックに必要なほとんどの機能が使用することができます。
会員登録の必要もなく使用制限もないため、誰でも簡単に使用することができるでしょう。
順位変動チェックツール
Googleのアルゴリズムがアップデートされることによって、検索順位に大きく影響を受け順位が変動することがあります。
そのため、順位変動チェックツールを活用すると、順位変動の原因や改善策を見つけやすくなります。
ここでは、順位の変動をチェックするツールについて見ていきましょう。
サクラサクlabo(無料)
「サクラサクlabo」は、サクラサクマーケティング株式会社が運営する順位変動チェックツールです。
PC・スマホの順位変動率やリアルタイムの変動率を確認することができます。
サクラサクlaboのユーザー会員になると、過去のデータをCSVで保存できるため過去データを参照したいという方は、重宝するでしょう。
namaz(無料)
「namazu」は、株式会社ディーボが運営する順位変動チェックツールです。
namazuが指定するキーワードジャンルの変動率を日付別で確認することができます。
実際にアップデートがあったかどうかの判断材料として、活用できるでしょう。
panguin(無料)
「panguin」は、イギリスを拠点にarracuda社が運営する順位変動チェックツールです。
panguinは、Googleアナリティクスと連携してパンダアップデートやペンギンアップデートなど、アルゴリズムの影響を受けたかどうか把握することができます。
セッションが減った時など、直近の変動を見てアルゴリズムの影響を確認することができるでしょう。
アクセス解析ツール
SEOの施策した後、効果測定や動向を把握することは必須となるでしょう。
アクセス解析ツールは、サイトの訪問者や検索順位、ページ流入経路、コンバージョン経路などを知ることができます。
ここでは、アクセス解析ツールについて見ていきましょう。
Googleアナリティクス(無料・有料)
「Googleアナリティクス」は、Googleが提供するアクセス解析ツールです。
Googleアナリティクスは、訪問数やページビュー数、使われたデバイスなどユーザーに関する幅広いデータを見ることができます。
特徴として、コンバージョン数に加えて、ユーザー行動や訪問した経路を解析すること可能です。
無料で使える機能が多く幅広いデータを取得できるため、一度導入し活用してみると良いでしょう。
OBVIO(無料)
「OBVIO」は、株式会社シェアードバリューが運営するアクセス解析ツールです。
OBVIOは、「Googleアナリティクスの画面の見方が難しい…」という方に向けて開発され、初心者の方でも見やすく活用できるツールとなります。
Googleアナリティクスの使い方に少し混乱するという方には、非常に役に立つツールとなるでしょう。
忍者アクセス解析(無料・有料)
「忍者アクセス解析」は、忍者ツールズ株式会社が運営するアクセス解析ツールです。
忍者アクセスは、検索キーワードやユーザーの割合などを表やグラフで把握することができます。
有料版は月額1260円で利用することができ、初めて解析ツールを導入するという方から本格的に分析するSEO担当者の方におすすめでしょう。
内部診断ツール
検索結果の上位を目指すには、コンテンツ・リンクの質を上げて自社サイトの価値を高める必要があります。
ここでは、SEOの内部対策ができているか確認するチェックツールについて見ていきましょう。
Google Search Console(無料)
「Google Search Console」は、Googleが提供する内部診断ツールです。
Googleの検索結果における表示回数・クリック数・サイト訪問前のデータ・サイトの問題など確認することができます。
自社サイトのパフォーマンスを管理できるSEO対策に非常に便利なツールでしょう。
Screaming Frog SEO Spider Tool(無料)
「Screaming Frog SEO Spider Tool」は、イギリスを拠点にスクリーミングフロッグ株式会社が運営する内部診断ツールです。
サイトドメイン・ページURL・タイトル・キーワード・メタディスクリプションやhタグなど一覧を表示することができます。
特徴として、自社サイトだけでなく他社サイトの情報も一覧にして表示することが可能です。
自社サイトの改善点を効率的に見つけることができるでしょう。
Screaming Frog SEO Spider Tool
SEO高屋のSEOチェックツール(無料)
「SEO高屋のSEOチェックツール」は、高屋友明さんが運営する内部診断ツールです。
タイトル・キーワード・インデックス数・被リンクのチェックなどを1度で様々な情報を取得することができます。
測定効果はあくまでも参考となりますが、あらゆる情報をチェックすることができるでしょう。
itomakihitode.jp(無料)
「itomakihitode.jp」は、株式会社ディーボが運営する内部診断ツールです。
上位10位のページのタイトルタグ、メタキーワード、インデックス数などを自社サイトと比較することが可能です。
無料版は1日1回の使用になりますが、有料版だと制限なく使えるため複数のサイトを運営している方に、おすすめでしょう。
その他のSEO対策ツール
他にもSEO対策ツールがあります。
ここでは、その他のSEO対策ツールについて見ていきましょう。
EmmaTools(有料)
「EmmaTools」は、株式会社EXIDEAが運営するWEBサイトの分析・改善ツールです。
AIとビックデータを活用して、対策キーワード、コンテンツの質、コンバージョンなどサイトに必要な改善策を導き出すことができます。
専門的な知識がなくとも、効率的にSEO対策ができるでしょう。
Wayback Machine(無料)
「Wayback Machine」は、アメリカを拠点とした非営利組織のInternet Archiveが運営する過去の運営履歴チェックツールです。
Wayback Machineは、過去にどのようなサイトを運営していたのか調べることができます。
過去の年や月日を選択し、サイトのページやコンテンツをチェックすることが可能です。
自社や競合サイトにおいて、過去のページやコンテンツを参照したい時に活用できるでしょう。
PageSpeed Insights(無料)
「PageSpeed Insights」は、Googleが提供するスコア計測ツールです。
PageSpeed Insightsは、サイトのページ表示速度を「0~100」のスコアで判定することができます。
判定後、ページ表示速度を向上させるための改善案も導き出してくれる役に立つツールでしょう。
SEO対策ツールのおすすめ31選|まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介したツールの中には「こんなツールがあったのか!」と思われる方も多いかもしれません。
SEO対策ツールは無料でも十分に使えるものが多いため、有料のツールを使うときは「使用頻度」と「利便性」を考えて活用すると良いでしょう。
SEO対策ツールを活用して自身のサイトのクオリティ向上にお役立てください!
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