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オウンドメディアの効果的な集客方法は?集客アップのポイントを解説

オウンドメディアの概要から集客に使用する目的やメリット、具体的な集客方法や改善するためのポイントまで解説しています。本記事を読めば、オウンドメディアを効果的に運用する方法が分かります。

近年、集客目的でオウンドメディアを運用する企業が増えてきています。

オウンドメディアを始めたいけど何を準備すれば良いか分からない、始めてはみたものの集客に繋がっていないと、悩んでいる担当者の方も多いのではないでしょうか?

実際、オウンドメディアが成功し集客に大きく貢献している企業がある一方で、運用を開始した企業の約9割が失敗していると言われています。

そこで本記事では、オウンドメディアで集客する目的から、具体的な集客方法・集客を伸ばすためのポイントまで解説いたします。

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オウンドメディア集客とは?

オウンドメディアについて

オウンドメディアで集客するとはどういうことを指すのでしょうか?

ここでは、そもそもオウンドメディアとは何か、集客に使う目的・メリットについてご説明いたします。

オウンドメディアとは何か?

オウンドメディアは、「自社で保有するメディア」を指します。

本来はパンフレットや自社サイト全てを指す言葉でしたが、オンラインマーケティングの中では情報発信をするブログのようなメディアの意味で使われることが多いです。

オウンドメディアの役割やメリットも、合わせて抑えておきましょう。

オウンドメディアで集客する目的

オウンドメディアを運用する目的は企業によって様々です。

ここでは代表的な3つをご紹介します。

認知拡大

自社の製品やサービスをまだ知らないユーザーに向けて認知を広げる目的です。

認知度の低い企業やサービスの場合、企業名やサービス名で検索してもらえることは少ないです。

課題を解決する記事から流入してもらうことで、顧客との接点を作ることができます。

見込み顧客の獲得

リードと呼ばれる見込み客を増やすのも、オウンドメディアを運用する目的として多いです。

見込み顧客は、まだ自社の製品やサービスを購入・利用したことはないものの、興味や関心は持っており、いずれ顧客となる可能性があるユーザーを指します。

サービス概要資料やホワイトペーパーのダウンロード・メルマガ登録などで顧客との接点をより強固にする役割を果たします。

購入・申し込みの後押し

商材によっては直接成果に繋げることも可能です。

オウンドメディアは主に自社製品やサービスと関連のある情報を発信しますが、例えばセール情報やサービスの強みなどを記事で紹介することで、それが最後の一押しとなり購入に至ることがあります。

オウンドメディア集客のメリット

上記のように、様々なファネルのユーザーにアプローチできるのが、オウンドメディアの1番のメリットと言えます。

マーケティングの世界では、パーチェスファネルという消費行動の流れを認知→興味・関心→比較・検討→購入・申込の4つの段階に分類する考え方があります。

広告やSNS等では、基本的にその内1つのファネルにしかアプローチできませんが、オウンドメディアでは記事の内容を変えることで、どのファネルのユーザーにも柔軟にアプローチ可能です。

オウンドメディアの集客方法4選

オウンドメディアの集客アップ方法

次に、オウンドメディアへの具体的な集客方法を4つご紹介いたします。

これらを上手に組み合わせて、集客に繋げましょう。

集客方法①|SEO

SEOとは、GoogleやYahoo!でユーザーが特定のキーワードで検索した際に、より上位にコンテンツが表示されるよう対策することです。

ユーザーが日々課題解決のために様々な検索をしている中で、自社の製品やサービスに関連するキーワードが検索された際に、上位に自社のコンテンツが表示されるようにすることが大切です。

基本的にはSEOでの流入が最も多くなるため、オウンドメディアを運用する上で1番に対策をするべき方法と言えます。

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集客方法②|Web広告

Web広告とは、リスティング広告やディスプレイ広告といったオンライン上の広告を指します。

リスティング広告とは、Google等でユーザーが検索したキーワードに連動して表示される広告のことです。

SEOと似ていますが、SEOは検索結果の上位に表示するのに時間がかかる可能性があるのに対し、リスティング広告は費用をかければ確実に上位に表示することが可能です。

予算にもよりますが、SEOで上位に表示されるようになるまでは、リスティング広告も配信して認知を広げるのも有効です。

ディスプレイ広告とは、Webサイトやアプリの広告枠に表示される画像や動画、テキスト等の広告のことです。

Yahoo!ニュース等で、ニュース記事に混じって小さな文字で広告と表示された画像の広告を見たことがあるのではないでしょうか?

配信手法は様々ありますが、例えばリターゲティングというメニューでは、自社サイトに1回以上訪問したユーザーに対して広告を出すことができます。

オウンドメディアの場合、1つ記事で訪問されたとしても1度きりになり、その後の集客に繋がらないことが多々あります。

リターゲティング広告を配信すれば、1度訪問したユーザー、すなわち接点のあるユーザーの再来を促すことが可能です。

集客方法③|SNS

SNSとは、Twitter・Instagram・Facebook・TikTokといったソーシャルネットワークサービスを指します。

うまくいけば爆発的に認知を広げられたり、ファンを獲得できたりと近年注目されている手法です。

投稿内でオウンドメディアの紹介をしたり、プロフィールのリンクにURLを設定しておけば、オウンドメディアへの流入の増加も見込めます。

Instagramは10~30代の女性、Facebookは30代以上のビジネスパーソン、TikTokは10~20代の男女といったように、媒体によって利用者の層が異なりますので、自社の製品やサービスにあった媒体を選ぶのが大切です。

日々の投稿やユーザーへのリプライなど工数はかかりますが、基本的には無料で利用できるので、試して損はない集客方法と言えます。

集客方法④|外部リンクの獲得

ここでのリンクとは、他のWebサイトやオウンドメディアに、自社オウンドメディアのURLが掲載され、そのリンクをクリックしたユーザーが流入することを指します。

関連性の高いWebサイトや著名なサイトにリンクが掲載されると、検索エンジン側から良質なコンテンツであると判断され、SEOにも良い影響を与え検索の上位に表示されやすくなります。

ただし、リンクを掲載してもらうために特別何かができるわけではありませんので、リンクを掲載したくなる質の高いコンテンツを更新し続けるのが大切です。

オウンドメディアで集客を伸ばすための3ステップ

オウンドメディアの集客をさらに上げるステップ

最後にオウンドメディアで集客を伸ばすための3ステップをご説明いたします。

細かな方法やポイントは商品やサービスによっても様々あり多岐に渡りますが、どんなオウンドメディアであってもまずは下記の3ステップを意識しましょう。

ステップ①|ターゲット・KPIを明確にする

まずは、集客したいターゲット、KPI(目標数値)を考えるのが大切です。

そして、その際にはより具体的に考えることで効果が出やすくなります。

ターゲットであれば、ペルソナと呼ばれるサービス・製品の具体的なユーザー像を考えてみるのがオススメです。

例えば、高級化粧品の通販を取り扱う企業の場合、下記のようなペルソナが想定されます。

・性別:女性
・年齢:25歳
・所在地:岐阜県
・職業:市役所勤め
・年収:400万円
・趣味:YouTubeでお笑いの動画を見る、映画鑑賞
・情報収集メディア:Instagram、TikTok
【備考】
ドラックストアで安価な化粧品を買うことが多かったが、
最近はお金に余裕が出てきて肌に優しい化粧品に興味が出てきている。
家の近所には興味のある化粧品を買える場所がない。

どのような目的を達成するのかも、具体的な数値にして考えてみましょう。

上記の高級化粧品の通販を取り扱う企業の場合は、下記のようなイメージになります。

・3か月以内に売り上げを10%アップする
・半年以内に通販サイトへの流入数を2倍にする

このように、ターゲットとKPIを明確にすると、自ずとオウンドメディアにどういうコンテンツを載せるべきかが見えてきます。

ステップ②|キーワードの選定

オウンドメディアを運用する上で肝になるのが、キーワードの選定です。

キーワード選定には様々な方法がありますが、まずはステップ①で考えたペルソナがどういうキーワードを検索しそうか考えてみます。

上記の高級化粧品の通販を例にすれば、「ファンデーション 肌に優しい」「ファンデーション デパコス おすすめ」のように、課題を解決するための検索や、同年代が使っている化粧品を調べる検索が想定されます。

まずは、検索される可能性があるキーワードを思いつく限り挙げて、一覧にまとめてみましょう。

次に、Googleキーワードプランナーというツールで、月間でどのくらい検索するユーザーがいるかを調べます。

この時のポイントとして、検索数が少なすぎると上位に表示されても見てもらえる数が少なく、逆に多すぎると競合が強く特に開始してすぐは上位に表示させるのが困難ですので、まずは検索数が少なすぎず多すぎずのキーワードで、記事を作成するようにしましょう。

ステップ③|定期的に分析・調整する

最後に、最も大切なのが定期的に分析・調整を繰り返すことです。

オウンドメディアを作りいくつか記事をアップして、それだけで成功することはまずありません。

「Googleアナリティクス」というツールで、各記事が読まれた時間や目標に繋がった数、離脱数など様々な指標を確認できます。

どういう記事が有効なのか、どこで離脱しているのかを分析し、新たな記事の作成に活かしたりページの構成を変更するなど、常に調整を加える必要があります。

調査や分析を効率よく行える古いバージョンの旧GA(ユニバーサルアナリティクス)は7月1日にサポートが終了し、「Googleアナリティクス4」に移行します。

弊社ではGA4の設定代行も行っていますので、Googleアナリティクスを導入したい方やGA4の移行設定がまだお済ではない方は是非ご相談ください。

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トリプルメディアを活用する

トリプルメディアを活用する

企業と消費者の接点となりうるメディアを3つに分類したフレームワークを、トリプルメディアと呼びます。

その内の1つが今回ご紹介したオウンドメディアで、その他にペイドメディアとアーンドメディアがあります。

ペイドメディアは、広告など費用を払って掲載するメディア媒体、アーンドメディアは、SNSやブログなど第三者によって情報発信が行われるメディアのことを指します。

トリプルメディアを組み合わたり、並行して運用したりすることで、より効果を高められますので、オウンドメディアに加えて他2つの活用も意識してみてください。

オウンドメディアの集客方法・効果的に運用するポイント|まとめ

本記事では、オウンドメディアで集客する目的や具体的な集客方法、集客を伸ばす方法について解説いたしました。

オウンドメディア集客は効果が出るまでに時間はかかりますが、分析・調整を繰り返し長く継続することで、集客に大きく貢献する可能性がある方法です。

今回、様々な集客方法を解説いたしましたが、まずは質の高いコンテンツを更新し続けることがオウンドメディアを成功させる1番の秘訣です。

分析・調整を繰り返して、ユーザーが求めるコンテンツを作成し続けるよう意識しましょう。

株式会社メディアエクシードでは、お客様のお悩みに合わせた最適なコンサルティングを行い、SEOの観点からオウンドメディア運営のアドバイスをさせていただきます。

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この記事を書いた人

メディアエクシードのカワウソことまるです。動物全般愛おしい、趣味は料理。

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一言でいえば、少数だからこその強みを生かした「痒いところに手が届く会社」です。

王道のWebマーケティングだけではなく、弊社が自社プロダクトの集客のために、独自で編み出したマーケティング手法を持っており、
そのノウハウの中からクライアント様の業態に合った最適な集客プランをご提案させていただいております。

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