・YCD広告ってなに？
・YCD広告のメリット・デメリットは何がある？
・YCD広告導入の注意点があれば合わせて知りたい
この記事では、このような悩みにお答えします。
インターネットが日常となった昨今ではユーザーのWebリテラシーが高まったことにより、Webコンテンツ内の広告は著しくアクセスされにくくなりました。
YCD広告はレコメンドウィジェット広告とも呼ばれ、「あなたにおすすめの情報」としてアプローチを仕掛けるため、ユーザーに広告と思わせずアクセスを狙えるのが特徴です。
この記事ではYCD広告のメリット・デメリットや注意点について詳しく解説していくので、ぜひ参考にしてください。
目次
YCD広告とは？
YCDとはYahoo!コンテンツディスカバリーの略称で、Yahoo!ニュースやYahoo!メディアパートナーのページ下部に表示される「あなたにおすすめのコンテンツ」の部分に表示される広告のことです。
通常の広告では「広告」や「スポンサーリンク」として表示されるため、広告嫌いのユーザーからは見向きもされません。
しかしYCD広告は「コンテンツ」として自然な形で紹介されるため、ユーザーも広告とは思わずにアクセスしてくれる特徴があります。
YCD広告のメリット
YCD広告には3つのメリットがあります。
・リーチできるユーザーの範囲が広い
・低単価でコンテンツ配信ができる
それぞれのメリットについて、詳しく解説していきます。
YCD広告のメリット①｜関心が高いユーザーにアプローチできる
YCD広告が配信される場所は、Yahoo!ニュースなどの記事下部にある「あなたにおすすめのコンテンツ」の部分になります。
ユーザーがニュース記事を読み終えて他の記事を読む意欲が高い状態で目にする部分に広告が表示されるため、自然な流れでユーザーにアクセスを促すことが可能です。
「あなたにおすすめの情報」として紹介されるYCD広告は、興味を持ったユーザーが自分の意志で広告をクリックするため、広告とは思わずに遷移先ページからのコンバージョンも期待できます。
YCD広告のメリット②｜リーチできるユーザー範囲が広い
YCD広告は特殊なアルゴリズムによって、ユーザーに最適なコンテンツが表示される仕組みとなっています。
こちらが指定したターゲット層だけでなく、広告内容に興味関心がありそうなユーザーに自動でアプローチを仕掛けてくれるため、予想を上回る集客効果が期待できるでしょう。
YCD広告を目にしたユーザーは「広告」ではなく「コンテンツ」として認識するため、普段なら広告は絶対にクリックしないユーザーに対してもコンテンツを訴求することができます。
広告に嫌悪感を抱くユーザーに対して、広告と気付かれないように自然な流れでアプローチできるのもYCD広告の大きなメリットです。
YCD広告のメリット③｜低単価でコンテンツ配信できる
Web広告といえば数万円〜数百万円単位で広告費用がかかるのが一般的ですが、YCD広告はなんとクリック単価9円という低価格から広告配信を始めることができます。
莫大な広告費を支払わずに効果的なアプローチができるため、新規ユーザーの獲得はもちろんオウンドメディアの集客や新製品の認知拡大など、さまざまな事業に広告費を分散できるのも魅力です。
YCD広告も他の広告媒体と同様に月々の予算設定ができるので、莫大な請求に頭を悩ませる心配は無く安心して利用できます。
YCD広告のデメリット
低単価から広告配信ができて集客効果も期待できるYCD広告ですが、デメリットが2つあります。
・コンテンツページの準備が必要
それぞれのデメリットについて、詳しく解説していきます。
YCD広告のデメリット①｜審査が厳しい
YCD広告はYahoo!ニュースやYahoo!メディアパートナーなどの掲載面に広告を配信することになるため、Yahoo!が実施しているコンテンツの審査に合格する必要があります。
YCDにはベース審査とエディトリアル審査の2つがあり審査基準の詳細が明らかにされていないため、他の広告媒体よりも審査に合格するのは難しいです。
合わせてYCDの審査基準は随時変更されているため、「ユーザーに不快を与えない内容であるか」「商品PRだけの記事になっていないか」という基本的な部分は最低限押さえておく必要があるでしょう。
YCDの審査結果によってはYahoo!ニュースの全てに配信できる場合と、一部のYahoo!メディアパートナーのみへの配信になる場合もあります。
YCD広告を導入したいと思っても、場合によっては審査に合格するまでに時間がかかり過ぎる点がデメリットと言えるでしょう。
YCD広告のデメリット②｜コンテンツページの準備が必要
YCDを始めるにはコンテンツページの準備が必要であり、集客サイトの構成を作ったりコンテンツから広告への導線を考えたりするなど、コンテンツマーケティングのノウハウが必要になります。
しっかりとしたサイト設計がされていないと読者がただ楽しむだけのコンテンツとなり、いくら低単価のYCD広告であっても広告費が無駄になってしまうリスクがあるので注意しましょう。
逆に商品PRの毛色が強いコンテンツではYCD広告の審査に合格できないため、商品PRとユーザーの満足度を損なわないバランスの良いコンテンツ作成が求められます。
YCD広告審査の注意点
YCD広告審査にはYCDが定める基本的な項目をチェックするベース審査と、掲載媒体ごとに独自で定めた基準でチェックするエディトリアル審査の2つがあります。
具体的な審査基準が公表されていないため審査不合格になることが多いと言われていますが、過去に審査不合格となったサイトの特徴を把握すれば合格できる確率を高めることは可能です。
・コンテンツとしての内容が薄いサイト
・FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSに誘導するページ
・訪問と同時に強制的にソフトウェアが起動するようなサイト
・ユーザーの視界を妨げるバナー広告が貼られているサイト
・ページ離脱時に強制的に広告が表示されるサイト
・サイトを開くと自動で動画や音声が流れるサイト
・会員登録やシェアなどの条件設定があるサイト
上記に該当するようなサイトやページはYCD広告審査に落ちやすいので、注意しながらサイト設計を行いましょう。
YCD広告｜まとめ
YCD広告はユーザーに「広告」としてではなく「あなたにおすすめのコンテンツ」としてアプローチを仕掛ける、集客力に優れた広告媒体です。
しかしYCD広告の導入には、YCDが定める厳しい審査に合格するためのコンテンツページ作成が必要になります。
Webマーケティングのプロである株式会社メディアエクシードでは、YCD広告に負けずとも劣らない低価格から広告運用のお手伝いをさせていただいております。
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この記事を書いた人
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