近年多くの企業が集客や広報のためにSNSを活用しており、Instagramもその1つです。
この記事では、Instagramと他のプラットフォームの違い、Instagram運用によって得られる効果、Instagram運用の効果測定のやり方・注意点などについて詳しく解説します。
これを読めば、自社のビジネスにInstagramを運用するべきか判断できるようになるでしょう。Instagram運用を検討している人はぜひ参考にしてください。
目次
Instagram運用とは?他のSNSとの違いは?
Instagram運用とは、企業や個人がInstagramを活用してお店を紹介したり、集客や販売促進を目的にしたプロモーションを行うマーケティング手法のことを指します。
近年多くのビジネスがSNSを活用したマーケティングを行っていますが、主に活用されているSNSは下記の3つです。
- ・Twitter(現:X)
それぞれのSNSには下記のような特徴があります。
Twitter(現:X) | |||
---|---|---|---|
国内のユーザー数 | 約3,300万人 | 約2,600万人 | 約4,500万人 |
主なユーザー層 | ・20〜40代が中心 30代以下は女性ユーザーがおよそ60%を占める |
40代の男性中心 | ・20代中心 年齢層が上がるほど男性が多い |
特徴 | ・フォロワーだけに投稿が届く 視覚に訴えることができるため購買に繋がりやすい |
・いいねボタンやシェア機能がある 集客数を増やしたいときに最適なツール |
・リツイート機能があるため拡散力がある 定期的な投稿を通じてユーザーとの距離を縮めやすい |
それぞれのプラットフォームに強みやユーザー層の違いがあります。
Instagramは他の2つのSNSと比較してもユーザー層の幅が広いことから、運用している企業が多いです。
Instagram運用によって期待される効果
Instagram運用によって期待される効果は下記の3点です。
- ・拡散されやすい
- ・視覚によるアピールがしやすい
- ・購買行動に直結しやすい
ここでは、それぞれの効果について解説します。
拡散されやすい
Instagramにはリツイート機能やシェアボタンがないため、拡散力がないと思われがちです。
しかし、Instagramにある下記のような機能を効果的に使って、適切に運用すれば、FacebookやTwitterに劣らないほどの拡散力があります。
機能 | 特徴 |
---|---|
ハッシュタグ | キーワードやトピックを分類するもの。#(ハッシュタグ)の後に特定のキーワードをつけることで投稿がタグ化される。 |
ジオタグ | 写真などのデータにつける位置情報のこと |
リール | 最大90秒のショート動画の投稿・視聴ができる機能 |
ストーリー | 動画や写真を通じて日常の瞬間をシェアする機能。投稿してから24時間後に自動的に削除される。 |
IGTV | 最大60分の長めの動画を投稿・視聴できる機能 |
視覚によるアピールがしやすい
Instagramは動画や画像の投稿が主体のSNSです。そのため視覚的で、商品の特徴を直接的にアピールでき視聴者の印象に残りやすいという特徴があります。
また、一般的な画像の投稿だけでなく、リールやIGTVなど動画の投稿もできるため、投稿したい内容やメッセージによって使い分けることも可能です。
購買行動に直結しやすい
Instagramでは投稿画像にショッピングタグを付ければ、商品をクリックするだけでユーザーを購入ページへ移すこともできます。つまり、視覚的に商品をアピールするだけでなく、購買行動に直結させられるということです。
洋服や化粧品など「商品」だけでなく、ホテルやツアーなどの「サービス」の販売にも対応しています。
Instagramに決済機能はついていませんが、ショップ機能がありECサイトにユーザーを移すことも可能です。
消費行動をアプリ内でほぼ完結させられるため、ユーザーはストレスを感じることなく購買行動を楽しめます。
Instagram運用で効果を感じた企業の特徴
つづいて、Instagram運用で効果を感じた企業の特徴について紹介します。
下記はECマーケティング会社が2022年に年商1億円未満の企業でInstagram運用に効果を感じた担当者221名に実施したアンケート調査の結果です。
- ・Instagram運用を始めて1年半以上の企業の割合が74%以上にのぼる
- ・フォロワー数が300〜5,000人ほどの企業が43%を占める
- ・投稿回数については1日に1回が36.2%で最多となっており、1週間に2〜3回程度(23.1%)、1日に2〜4回程度(19.5%)とつづく
- ・既存商品・サービスの情報や商品・サービスの使い方や活用方法に関する投稿が多い
- ・機能についてはストーリーズが最も人気があり(60.2%)、フィード(44.3%)、リール(43.9%)につづく
この調査結果を参考にしながら、あなたの企業でもInstagram運用のやり方や進め方について考えてみてください。
Instagramの効果測定方法は?
Instagramの運用を始めたら効果を測定する必要があります。
下記の2つの方法を使って、効果測定をしましょう。
- ・KGIを設定する
- ・KPIを設定する
それぞれの方法について詳しく解説します。
KGIを設定する
KGIとは”Key Goal Indicator”の略で「最終的に達成したい最重要目標」のことを指します。
下記がKGIの代表例です。
- ・売上高アップ
- ・購入数アップ
- ・ブランド認知向上
- ・コミュニティの拡大
企業の経営戦略や事業戦略、あるいは外部環境の変化に基づいてKGIを最初に設定しましょう。
KPIを設定する
KPIとは”Key Performance Indicators”の略で「重要業績評価指標」という意味を持ちます。言い換えると、KGIを達成するためのプロセスを数値で評価するための指標です。
Instagram運用で主に使われるKPIは下記の通りです。
KPIの例 | 詳細 |
---|---|
フォロワー数 | 自社のアカウントをフォローしたInstagramのユーザー数 |
インプレッション数 | 投稿・ストーリー・プロモーションが表示された合計回数 |
リーチ数 | 投稿・ストーリー・プロモーションを一度でも視聴したユーザーの総数 |
プロフィールビュー数 | プロフィールを表示したユーザーの総数 |
クリック数 | 住所リンク、「電話する」ボタン、「メッセージ」ボタン、「メール」ボタン、Webサイトリンクがクリックされた総数 |
エンゲージメント数 | 投稿に対して「いいね」やコメントをされた合計回数 |
保存数 | 投稿を保存したアカウントの合計数 |
1つのKGIに対して、複数のKPIを設定するのが一般的です。自社が設定したKGIに対してどのKPIで数値を測るのが最も効果的であるのかよく検討しましょう。
Instagramの効果測定における注意点
最後にInstagramの効果測定をする際に注意すべき点について解説します。
下記の2点に注意しましょう。
- ・定期的にデータを確認する
- ・長期的な視点で考える
ここではそれぞれの注意点について詳しく解説します。
定期的にデータを確認する
Instagram運用の効果を測定する際には定期的にデータを確認するようにしましょう。
Instagramにおけるデータの確認には、Instagram内にある「インサイト」を活用するのがおすすめです。
下記のようにビジネスアカウントのトップ画面右上にある三本線のマークをクリックして、「インサイト」のボタンをクリックすると、フォロワー数やインプレッション数などの数値が分かります。
定期的にデータを確認することで、投稿や実施したキャンペーンが適切であったのかを把握したり、改善点が分かり成果が出ない状況から脱却するための糸口が見つかりやすくなったりするでしょう。
そして、投稿やキャンペーンなど運用した際にどのような変化があったのかを記録しておいてください。今後の運用の際に役立つ指標になります。
長期的な視点で考える
Instagramの運用の効果はすぐに出ないことが一般的です。特に、Instagram運用があなたの企業の認知度を高めたり、購入に結びつけることを目的にしている場合は尚更です。
ユーザーと信頼関係を築くことが大切で、これには時間がかかります。また、全てのキャンペーンや施策が上手くいくとも限りません。
そのため、Instagram運用の効果については長期的な視点で考えることが必要です。
Instagramのアカウントを集客で活用したいなら、プロに相談!おすすめ代行3選
ここまでご紹介したように、Instagramを集客で活用したいなら、長期的なマーケティングや施策を行う必要があります。
しかし、普段の運用で手一杯でなかなか投稿の振り返りまでできずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
Instagramのアカウントを伸ばしたいならば、運用代行やSNSコンサルティングのプロに相談しましょう!
株式会社EMOLVA
株式会社EMOLVAでは、InstagramのみならずTikTokやTwitter(X)の運用代行・コンサルティングを行っています。
代表である榊原氏自身がインフルエンサーとしても活動している方で、実際に自分でコンテンツ企画を行って運用しながら得たノウハウを提供してくれる企業です!
また、EMOLVAではインフルエンサーマーケティングの支援も行っています!集客においてインフルエンサーマーケティングは必要不可欠ですので、コンサルティングと一緒に相談してみては?
株式会社SAKIYOMI
株式会社SAKIYOMIは、InstagramをメインとしたSNSマーケティングをメイン事業にしている会社です。
SAKIYOMIはInstagramをメディアのように運用しており、有益な情報を発信し続けることでユーザーが「繰り返しチェックしたい!」とアクションを起こすような投稿をしています。
株式会社メディアエクシード
メディアエクシードも、Instagramアカウントを活用した集客を行っています!
Instagramからの認知をあげたい・購入や問い合わせにつなげたいという企業様のサポートを行います。
長い間自社のYouTubeチャンネルを運用していたノウハウをInstagramのリール動画に活用し、よりリーチの高い動画制作やアカウント運用を行いますので、動画制作でお困りの方はぜひお気軽にお問い合わせください!
まとめ:Instagram運用は効果的!ぜひ活用しよう
この記事ではInstagram運用によってもたらされる3つの効果と、運用時における効果測定方法について解説しました。
Instagramは他のSNSと比較すると、幅広い世代のユーザーが使っているため多くのビジネスで運用されている媒体です。
また、視覚に訴えられたり、購買行動に直結しやすかったりと、他のプラットフォームにはない強みや特徴もあります。
この記事を参考にしながら、ぜひあなたの会社でもInstagram運用について検討してみてください。
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当ブログの運営をしている株式会社メディアエクシードは、少数精鋭のWebマーケティング会社です。
一言でいえば、少数だからこその強みを生かした「痒いところに手が届く会社」です。
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そのノウハウの中からクライアント様の業態に合った最適な集客プランをご提案させていただいております。
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