最近ではSNSやYoutube等の動画コンテンツを日常的に利用するのが当たり前になってきています。
特にYoutubeは利用者を爆発的に増加させており、企業がYoutubeを活用することによるメリットも高まっています。
そこで今回は、企業がYoutubeチャンネルを作るべき理由とそのメリット、活用のポイント、YouTubeの活用事例をご紹介します
目次
企業がYoutubeチャンネルを作るべき理由
Youtubeは10代20代の若者を中心に幅広い年代の人々が利用している、ユーザー数19億人以上の動画共有サービスです。
Youtubeの利用率はSNSに次いで高く、10代20代30代で約90%、40代50代が約80~70%、60代でも40%もの利用率を誇っています。
引用:平成30年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書概要
そのような利用率を誇るYoutubeを活用することで、幅広い年代の人に自社のサービスや商品をアプローチすることができます。
またTVCMや広告に比べて、低コストでの運用が可能となり、作成した動画は資産として残り続けるので長期的なアプローチにも繋がります。
そのため、今後はSNSだけでなくYoutubeチャンネルを作り動画コンテンツを活用したマーケティングの必要性が高まってきているのです。
実際にYoutubeチャンネルを作る企業は増えており、Youtubeを活用したマーケティングを行い大きな反響を生んでいる企業も多くあります。
それでは、企業がYoutubeチャンネルを作ることで得られるメリットを見ていきましょう。
Youtubeチャンネルを作ることで得られるメリット
企業がYoutubeチャンネルを作るべき理由をご説明しました。
ここからはYoutubeチャンネルを利用するメリットを3つご紹介します。
メリット①:幅広い年代へのアプローチが可能
Youtubeは全世界、老若男女問わず幅広い年代の人々が利用しています。
そのため、今までアプローチできていなかった層や海外の人々にアプローチをすることができます。
また、TVCMや広告と違い動画コンテンツとしてずっと残るため長期に渡る商品やサービスの宣伝効果が期待できるのです。
メリット②:映像と音声による情報量の多さ
今までのような文字と画像だけのwebメディアに比べて、動画コンテンツは5000倍もの情報量があると言われています。
サービスや商品の使用感、ブランドイメージなど文字と画像では伝わりにくい部分も多くありました。
ですが、映像にすることでこれまで伝えきれなかったリアルな使用感等を伝えることができることができるようになりました。
また、美しい映像や迫力のある映像で心に訴えかけて、強く印象に残すこともできるでしょう。
メリット③:データの収集、コンテンツの改善がしやすい
Youtubeでは『Youtubeアナリティクス』というチャンネルや動画に関するデータを記録してくれる機能があります。
また、コメント機能があるため、その動画を視聴者がどう感じたのかを参考にすることができます。
Youtubeアナリティクスを活用することでインプレッションクリック率や平均視聴時間など分析に必要な様々なデータ見ることもできます。
それにより、マーケティングに必要なデータ収集を行うことができるため、効率的にPDCAを回すことが可能です。
▶YouTubeアナリティクスの見方を初心者にも分かり易く解説
Youtubeチャンネルを活用する際に気を付けるべきポイント
企業がYoutubeチャンネルを活用することによるメリットをご説明しました。
では、実際に企業がYoutubeチャンネルを活用する際に意識すべきポイントをご紹介します。
コンセプトや目的を設定する
Youtubeチャンネルを活用するにあたってまずはコンセプトと目的を設定しましょう。
目的の設定が曖昧だと動画の趣旨がぶれてしまい、本来の目的を見失うことがあります。
しっかり目的を設定し、目的を達成するためにはどのような動画を作ればいいのかを常に考えて動画制作を行うようにしましょう。
ユーザーに求められる動画を作る
ユーザーのことを無視して「企業が発信したい情報ばかり配信する」ということがよくあります。
動画を見てもらうためには、ユーザーにとって見る価値のある動画を提供しなくてはなりません。
有益な情報を発信する動画、エンターテインメント性の高い動画など視聴者が見たいと思うような動画を作ることを意識するようにしましょう。
▶YouTubeの再生回数・登録数を増やすための8つの対策をご紹介
企業のYoutubeチャンネル活用事例
では、Youtubeチャンネルを活用して成功している企業はどのような動画を上げているのでしょうか。
ここからは、実際にYoutubeチャンネルで成功している企業を見ていきましょう。
活用事例①:任天堂
新作ゲームの紹介動画のメインに配信しています。
また、人気芸人のよゐこを起用した「よゐこの○○で○○生活」はほとんどの動画が100万再生以上される人気コンテンツとなっています。
紹介動画や人気芸人に自社のゲームのプレイ動画を配信することで、ユーザーの購入意欲を刺激し、売上向上に成功しています。
活用事例②:バンダイ
仮面ライダーやプリキュアなどの子ども向けの動画が多数投稿されています。
ただの商品紹介だけでなく子どもたちが楽しめるようなエンタメ性のある動画や有名Youtuberとのコラボ動画も多数配信しています。
仮面ライダーゼロワンの変身動画では300万もの再生回数を獲得しています。
活用事例③:不動産投資の楽待
大手不動産投資サイトが運営するチャンネルです。
初心者にも分かりやすい、不動産投資に関して役立つ動画を配信しています。
物件への突撃取材や不動産投資の裏話等、深く突っ込んだ内容の動画が多く、それがユーザーの興味を引き人気を得ています。
活用事例④:B.R.CHANNEL
メンズファッションサイトが運営するチャンネルです。
「これを見れば誰でもオシャレになれる」をコンセプトに、ファッションに関する男性の悩みを解決する動画を配信しています。
動画内で自社商品を取り扱うことで、売り上げに繋げています。
Youtubeチャンネルを作るべき理由とメリット|まとめ
今回は企業がYoutubeチャンネルを作るべき理由とメリット、活用するためのポイントと活用事例をご紹介しました。
今後、Youtubeを含めた動画コンテンツはさらに伸びていきます。
YouTubeは、TVCMや広告に比べ低コストで運用することができ、動画コンテンツは資産として残り続けるため、上手く活用することができれば、国内外の多くの潜在層へアプローチすることができるでしょう。
今回ご紹介したYoutubeチャンネルの活用するためのポイントを参考にしていただき、YouTubeで動画マーケティングを行ってみてはいかがでしょうか。
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