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強調スニペットの出し方は?表示されやすくなるポイントと非表示の方法

「Webサイトの流入数を増やすために、強調スニペットとして表示されるようにしたい」という方も多いです。ここでは強調スニペットの出し方や、表示されるためのポイントと非表示にする方法を解説します。 

Google検索エンジンでの検索結果に表示される強調スニペット、あなたも見たことがあるかもしれません。

この強調スニペットですが、メリットばかりではなくデメリットも多く存在するのはご存じですか?

この記事では賛否両論ある強調スニペットの出し方やポイント、そして強調スニペットのメリット・デメリットについてまとめてみました。

強調スニペットの特徴を押さえて、SEO対策を行いましょう。

強調スニペットって何?特徴とメリットについて

パソコンのキーボード

SEO対策を行う上で外せない知識の1つである強調スニペットは、完結に言うと答えや情報を簡潔に表示する機能です。

特定のキーワードで上位表示させていると、勝手に強調スニペットとして表示されていることがありますが、意図的に強調スニペットとして表示させる方法はありません。

質問に対する簡潔な回答

強調スニペットとは、上述の通りGoogleの検索結果ページで検索キーワードに関する答えや情報を検索結果に簡潔に表示してくれる機能です。

Googleの検索結果上で強調して表示されるため、ユーザーの注目を集められるというのが特徴です。

強調スニペットが表示される場所は「検索結果の最上部」

強調スニペットは、Google検索結果ページの最上部に表示されます。

強調スニペット

このようにGoogle検索結果で広告枠と自然検索欄の間に表示されることもありますが、普通のGoogle検索結果よりも目立つ場所に表示されるのが特徴です。

そのため、上手くいけば強調スニペットによる多くの流入数が期待できます。

強調スニペットの種類

強調スニペットには、以下のような種類があります。

【テキストスニペット】
検索キーワードに関するテキスト情報を表示するもの

【動画スニペット】
YouTubeの動画を再生できるように表示するもの

【画像スニペット】
検索キーワードに関する画像を表示するもの

【表スニペット】
検索キーワードに関する答えを表形式で表示するもの

【リストスニペット】
手順が必要な情報は順番付きでリスト表示されるもの

このように、一般的なテキストスニペットだけではなく、強調スニペットには幅広い種類があります。

企業・サイトの信憑性UPするメリットがある

強調スニペットに掲載される情報は正確かつ信頼性の高いものなので、企業やサイトの信頼性が高まることが期待できます。

ユーザーが情報を探している際に、強調スニペットに掲載されている企業やサイトが信頼性の高い情報提供者であると認識されるためです。

強調スニペットとナレッジグラフの違い

2つを比べている

強調スニペットとよく混合されることが多いナレッジグラフですが、ナレッジグラフとはPCのGoogleで検索した際に表示される場所やイベントの詳細の部分です。

また、強調スニペットとナレッジグラフの大きな違いとして、強調スニペットはWebページから一部を抜粋したものを表示させているのか、ナレッジパネルはGoogleが使用している知識ベースから引っ張ってきている関連情報をまとめたものなのかという違いがあります。

ナレッジグラフの詳しい解説は下記をご覧ください。

【注意】強調スニペットのデメリット

パソコンを見つめて悩んでいる女性

強調スニペットは、確かにGoogle検索結果の最上位部に表示されて目立つのはありますが、メリットばかりではありません。

ここでは、強調スニペットのデメリットについて解説します。

強調スニペットのデメリット①|クリック数が減る可能性もある

強調スニペットに掲載された情報がユーザーの求める情報と一致している場合、その情報を読んだだけで満足してしまう可能性が上がるため、ユーザーがクリックする必要がなくなることがあります。

そのため、もともと検索結果で上位表示されていたサイトなどは、強調スニペットに上がることでクリック数が減少する可能性がある点には注意が必要です。

強調スニペットのデメリット②|強調スニペットは日々変化する

強調スニペットはGoogleのアルゴリズムによって自動的に生成されるため、表示内容が日々変化することがあります。

強調スニペットとして選ばれていたのに、次の日には別の記事の強調スニペットに変わっていた、といったことも少なくありません。

強調スニペットを活用したいと考えている場合は、常にコンテンツを最新の状態に保ち、強調スニペットに掲載される情報を正確に反映することが重要です。

強調スニペットを非表示にする方法

デメリットも多い強調スニペットですが、強調スニペットを非表示にする方法はHTMLを用いた3つの方法があります。

【nosnippetタグ】

このタグは強調スニペットを表示させたくないページ自体に設定することが出来るタグです。

headタグ内に以下の記述を行ってください。

<meta name=”robots” content=”nosnippet”>

【data-nosnippetタグ】

このタグでは強調スニペットに表示させたくないテキストをタグで直接指定することができます。

強調スニペットに選ばれたくない文章に対して、下記の記述を行ってください。

<span data-nosnippet>強調スニペットに表示させたくない文章</span>

【max-snippetタグ】

このタグでスニペットで使用される文字数を設定し、強調スニペットに選ばれなくすることが可能です。

強調スニペットに選ばれるだけの文字数があれば強調スニペットに選ばれる確率があがりますが、逆に言えば選ばれるだけの文字数に達していなければ強調スニペットに選ばれる確率が下がります。

50文字で設定する際は下記の記述で行ってみてください。

<meta name=”robots” content=”max-snippet:50”>

この3つのタグによって強調スニペットが非表示になりますが、設定を誤ってしまったり場合によってはトラフィックが減少してしまう可能性があるため注意が必要です。

強調スニペットの出し方とポイント

ポイント

現状では意図的に強調スニペットとして表示させる方法はありません。

ここでは、強調スニペットとして表示しやすくするにはどうすればいいかを解説します。

強調スニペットの出し方①|SEO対策で1ページ目に表示させる

Googleの検索エンジンに評価されれば、自然と強調スニペットに表示されやすくなります。

つまり、強調スニペットを表示させるにはまずSEO対策を行い、検索エンジンの1ページ目に表示されるように運用する必要があります。

強調スニペットを出すための第一歩として、効率の良いSEO対策を行う際はぜひ下記の記事を参考にしてみてください。

また、弊社ではSEO対策をはじめとしたコンテンツマーケティングのサービスを幅広く展開しています。

強調スニペットを出すためのノウハウが整っているのはもちろんですが、強調スニペットのデメリットもしっかりとおさえながらサイトの運用を行っています。

「効率よくサイトの運用を行いたい」
「SEO対策について、プロのマーケターにコンサルティングしてもらいたい」

こういったお悩みを抱えたWEB担当者様はぜひ株式会社メディアエクシードにご相談ください。

強調スニペットの出し方②|KWに対して簡潔な回答を記載する

Google検索エンジンは、ユーザーが探している情報に近い答えをなるべく提供しようとします。

そのため、ユーザーが知りたい答えを簡潔にまとめておくことで、Google検索結果で上位に上がり強調スニペットでも表示されやすくなります。

1~2文程度で簡潔にまとめられると良いでしょう。

強調スニペットの出し方③|適切なHTMLのマークアップを活用する

Googleの検索エンジンでは、クローラーがページ情報をHTMLタグなどを中心に認識しています。

つまり、適切なHTMLのマークアップを使うことで、Googleが強調スニペットを適切に抽出しやすくなります。

HTMLタグのマークアップは、W3Cが定義するHTMLタグを考慮することがポイントです。

また、ページ情報の親子関係を見出しに落とし込むことで、クローラビリティの高いページを作れ強調スニペットに表示されやすくなります。

強調スニペットの出し方④|Googleのプライバシーポリシーに準拠する

Googleはユーザーのプライバシー保護を重視しており、個人情報の取り扱いに関する規約が定められています。

これに準拠しなければ、強調スニペットが表示されないことがあります。

そのため、ポリシーに関する理解は最低限必要なので事前に調べておくことをおすすめします。

強調スニペットの出し方⑤|リストタグを使用する

強調スニペットを出しやすくするためには、HTML上でリストタグを使用するのが良いです。

HTML上で箇条書きになっている所にリストタグを使用すると、Googleが情報を正しく理解できるようになるため強調スニペットにも選ばれやすくなります。

リストタグは下記のように使用してみてください。

「・」の箇条書きリストタグ

<ul>
<li>・項目1</li>
<li>・項目2</li>
<li>・項目3</li>
</ul>

番号のリストタグ

<ol>
<li>1, 項目1</li>
<li>2, 項目2</li>
<li>3, 項目3</li>
</ol>

それぞれに合わせた箇条書きリストタグを使用することがポイントです。

強調スニペットの出し方⑥|強調スニペットが確認されていないキーワードで狙う

強調スニペットは前述の通り競争が激しく次の日には強調スニペットが変わっている、といったこともある不安定な施策といえます。

そのため、キーワードも「強調スニペットが確認されていないキーワード」で強調スニペットを狙うという手も、ライバルが少なく狙いやすい傾向にあります。

強調スニペットを狙う際は、キーワードにも注目してみましょう。

強調スニペットの出し方⑦|見出しを疑問形にしてみる

見出しを疑問系にしつつ、その問いに対して簡潔な文章にすることで強調スニペットに選ばれる確立も上がります。

強調スニペットがある理由として、ユーザーの問いに対して的確な答えを出してあげることが目的であるため、それを記事内で再現することでGoogleもその内容を認識できます。

強調スニペットを出すためのポイントとデメリットも知ろう|まとめ

強調スニペットとは、Googleの検索結果ページに表示される、特定のキーワードに関する簡潔な回答や情報を強調したものです。

強調スニペットが表示される場所は検索結果の最上部であり、クリックされやすいことからSEO対策には欠かせない要素となっています。

強調スニペットを出すためのポイントとしては、

「適切なHTMLのマークアップを活用すること」
「キーワードに対して簡潔な回答を記載すること」
「Googleのプライバシーポリシーに準拠すること」

が挙げられます。

一方、強調スニペットのデメリットとしては、もともと検索上位に入るようなサイトの場合だと反対にクリック数が減る可能性があることや、強調スニペットが日々変化することがあります。

もし、強調スニペットを非表示にしたい場合はnosnippetタグ・data-nosnippetタグ・max-snippetタグを用いて非表示にしましょう。

株式会社メディアエクシードでは、強調スニペットを表示させるための記事の上位表示や、効率的なSEO対策をメインにサービスを展開しています。

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とお考えの方はぜひ株式会社メディアエクシードにご相談ください!

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この記事を書いた人

メディアエクシードのカワウソことまるです。動物全般愛おしい、趣味は料理。

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一言でいえば、少数だからこその強みを生かした「痒いところに手が届く会社」です。

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