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【SEOとリスティング広告は併用がおすすめ】2つの特徴とその理由

SEOとリスティング広告のメリット・デメリット、2つを併用するのがオススメな理由を解説しています。この記事を読めば、SEO・リスティング広告のそれぞれの特徴や、併用した場合の効果、併用しなかった場合のリスクなどが分かります。

検索エンジンを使用したWeb集客施策には、SEOとリスティング広告の2種類があります。

どちらも、GoogleやYahoo!等の検索結果に自社サイトやオウンドメディアを表示し、ユーザーを流入させる意味では同じですが、得られる効果や特徴は全く異なります。

そのため、SEOとリスティング広告のどちらか1つだけではなく、併用して状況や目的に応じて上手く使い分けるのがオススメです。

この記事では、それぞれの特徴やメリット・デメリット、併用すべき理由を解説いたします。

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SEO対策のメリットとデメリット

メリットとデメリットについて

SEO対策とは、検索エンジンで特定のキーワードが検索された時、検索結果に自社サイトやオウンドメディアが上位に表示されることを目的とした施策を指します。

検索エンジンから高評価が得られるほど、検索結果の上位に表示される仕組みです。

この章では、SEO対策のメリット、デメリットについて解説いたします。

▶SEO対策で検索順位UP!成果を上げるポイントと対策の注意点を解説

SEO対策のメリットと特徴3つ

SEO対策のメリットは大きく3つあります。

1.コストを抑えられる

最大のメリットは、検索結果に表示させること自体にコストがかからない点です。

コンテンツ制作に業務コストや外注費がかかる場合はありますが、一度質の高いコンテンツを制作すれば、コストをかけずに上位に表示させられますので、費用対効果の高い施策と言えます。

2.リスティング広告と比べてクリック率が高い

SEOとリスティング広告が検索結果の同じ順位に表示された場合、SEOの方がクリック率が高くなる傾向にあります。

ユーザーの一定数は広告を避けるため、同じ掲載順位の場合SEOの方がクリック率が高くなります。

3.幅広いユーザーに有効

SEOでは、潜在層から顕在層まで幅広いユーザーにリーチすることができます。

特定のキーワードで上位表示させる以外にも、様々な検索クエリでの流入が期待できますので、顕在層だけでなくキーワードに関連した潜在層へも幅広くリーチ可能です。

また、見込み顧客を獲得するには接触頻度を増やすことが大切ですが、リスティング広告で潜在層のユーザーと何度も接触するのは、仕組み上困難です。

SEOは潜在層のユーザーとの接点を持つのに適しています。

SEO対策のデメリット2つ

SEOには多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。

ここでは、SEOのデメリット2つを解説いたします。

1.成果が出るまでに時間がかかる

SEO対策を行ったとしても、成果が出るまでには時間がかかります。

状況に合わせた調整を繰り返し行うことで、徐々に上位に表示されるようになるものですので、SEOは時間がかかると理解しておきましょう。

また、時間や工数をかければ必ず上位に表示されるわけではありませんので、成果に繋がらない可能性があるという点も、注意が必要です。

2.検索エンジンのアップデートに左右される

GoogleやYahoo!といった検索エンジンでは、頻繁にアップデートが行われます。

アップデートがあると、それまでは検索結果の1位に表示されていたサイトが、全く表示されなくなることも起こりえます。

評価基準やユーザーの検索ニーズの変化によって掲載順位が変わりますので、コントロールできない部分が多いというのも、SEOのデメリットの1つとして挙げられます。

SEO対策のコスト

前述の通り、SEOでは検索結果に表示させること自体に費用がかかりません。

そのため、社内でSEOの知識がある人や、コンテンツ制作やライター等の技術者がいれば、費用をかけずに成果を得られます。

ただし、コンテンツ制作や状況に合わせた施策の実施等で工数はかかりますので、業務コストが大きい施策であることは理解しておきましょう。

リスティング広告のメリット・デメリット

パソコンで検索をする人

リスティング広告とは、ユーザーが検索したキーワードに合わせて検索結果に表示される広告のことです。

設定している予算や広告・LPの品質等によって、検索結果に表示される順位が変動します。

また、ページタイトルの横に「広告」の文字が入りますので、SEOと区別できるようになっています。

この章では、リスティング広告のメリット・デメリットを解説いたします。

▶リスティング広告運用の費用はいくら?メリット・デメリットも解説

リスティング広告のメリットと特徴4つ

リスティング広告のメリットは大きく4つです。

1.即効性がある

リスティング広告は、開始してすぐに検索結果の上位に表示させることができます。

キーワードの選定や検索結果に表示するテキストの作成を、自動的に行ってくれる機能もありますので、LPさえあれば広告を配信でき、配信開始までの工数も少なく済みます。

2.ターゲットを絞りやすい

リスティング広告では、キーワード、地域、年齢、性別など細かくターゲットを指定できます。

そのため、ターゲットとしているユーザーやコンバージョンを獲得したい地域のみに配信できるのも、大きなメリットです。

SEOは潜在層から顕在層まで幅広いユーザーにリーチできると解説しましたが、リスティング広告は顕在層のユーザーに狙い撃ちで配信するのに適しています。

3.検索結果に表示させる内容を指定できる

リスティング広告は、検索結果に表示させる内容を全て指定できます。

SEOでもある程度の指定はできますが、長すぎると途中で切れてしまったり、検索エンジン側で変更されてしまったりと、全てを指定することはできません。

リスティング広告であれば、検索結果に表示する内容を指定できるのに加え、電話番号や住所を表示できたり、直接資料請求のフォームに飛ばす機能があったりするのも、メリットと言えます。

4.分析の幅が広がる

リスティング広告を配信していると、分析の幅が広がります。

SEOでは確認できないキーワードやクエリの傾向を見られますので、ユーザー心理を理解するのに役立ちます。

リスティング広告のデメリット・注意すべき点

リスティング広告もメリットだけではなく、デメリットもあります。

ここでは、リスティング広告のデメリット2つを解説いたします。

1.コストがかかる

リスティング広告は、ユーザーがサイトに流入するごとにコストがかかります。

特に競合の出稿が多いキーワードは1クリック当たりの単価が高くなりやすく、BtoB商材では1クリックに1,000円以上かかる場合もあります。

コストが大きくなりやすい施策であることは、理解しておきましょう。

2.クリック率がSEOより低い

前章でも記載しましたが、リスティング広告はSEOよりクリック率が低くなる傾向にあります。

広告には反応しないユーザーや、リスティング広告とSEOの選択肢がある場合、SEOを選ぶユーザーが多いため、リスティング広告の方がクリック率は低くなります。

リスティング広告のコスト

リスティング広告は、ユーザーがサイトに流入する度にコストがかかります。

成果を出すためには、ある程度予算をかけて広告を配信し、機械学習や分析に必要なデータ量を蓄積する必要がありますので、ごく少額で配信するのも難しいです。

ただし、配信準備に手間がかからないのと、自動的に単価等の調整を行ってくれる機能もあるので、工数は少ない施策と言えます。

【SEOとリスティング広告を併用した方が良い】その理由とは

疑問に思っている人達

ここまでの解説で、SEOは費用は抑えられるが時間がかかり、リスティング広告は費用はかかるが即効性があると、ご理解いただけたかと思います。

SEOとリスティング広告は強みと弱みが異なりますので、併用して上手く使い分けることをオススメします。

この章では、SEOとリスティング広告を併用するべき理由を解説いたします。

お互いの特徴やそのメリットを活かす

SEO、リスティング広告にはそれぞれメリットとデメリットがあります。

最大限成果を出すためには、お互いのメリットを活かしデメリットを補完することが大切です。

例えば、SEOとリスティング広告を併用していれば、SEOで上位に表示されるようになるまではリスティング広告の即効性を活かして広告の配信を強化し、SEOの評価が上がってきたらリスティング広告を抑制するといった、状況に合わせた調整が可能となります。

また、SEOでユーザーとの接触回数を増やして見込み顧客を増やし、リスティング広告で顕在層に当てて見込み顧客を刈り取るといった、役割分担も有効です。

アクセス数が伸びやすい

SEOとリスティング広告を併用することで、アクセス数が伸びやすくなります。

SEOで上位に表示されているのに、リスティング広告を出す意味があるのかと疑問に思う方もいるのではないかと思います。

SEOとリスティング広告どちらも上位に表示されていれば、画面の占有率が高くなりクリック率が上がります。

特に、企業名やサービス名等の指名ワードでは、SEOとリスティング広告どちらも上位に表示させて、できる限りユーザーを取りこぼさないようにするのがオススメです。

ユーザーのニーズを把握しやすくなる

リスティング広告では、コンバージョンしたユーザーが何の検索クエリで流入したか確認可能ですが、SEOでは確認ができません。

すなわち、SEOと並行してリスティング広告を配信することで、SEOだけでは確認できない情報が得られるのです。

リスティング広告でコンバージョンに繋がっている検索クエリを分析し、コンテンツへ反映すればユーザーのニーズを満たすコンテンツ制作ができ、SEOの評価にも繋がります。

「SEO対策だけ」「リスティング広告だけ」は要注意

注意点

SEOとリスティング広告どちらかのみを行っている場合は、アップデートや競合によって、状況が大きく変わる場合があるので要注意です。

例えば、SEOのみでは、検索エンジンのアップデートがあった場合に、主要なキーワードの掲載順位が下がる可能性があります。

リスティング広告のみでは、広告を出す競合他社が増えたり入札を強化したりした場合、予算内で広告を上位に表示できなくなる可能性が考えられます。

いずれにしても、外部の影響を受けて状況が大きく変わる可能性がありますので、いざという時に対応できるよう、併用することをオススメします。

SEOとリスティング広告の併用がおすすめな理由と特徴|まとめ

ここまで、SEOとリスティング広告の特徴やメリット・デメリット、併用するべき理由について解説しました。

SEOとリスティング広告は似ていますが、得られる効果やメリット・デメリットは全く異なるということが、分かっていただけたかと思います。

それぞれの強みを活かして弱い部分を補えるよう、上手く使い分けることが大切です。

また、Web施策は日々状況や環境が変わるので、SEOとリスティング広告を併用して、どちらかで成果が出なくなった時に、もう一方で補えるよう準備をしておきましょう。

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この記事を書いた人

メディアエクシードのカワウソことまるです。動物全般愛おしい、趣味は料理。

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一言でいえば、少数だからこその強みを生かした「痒いところに手が届く会社」です。

王道のWebマーケティングだけではなく、弊社が自社プロダクトの集客のために、独自で編み出したマーケティング手法を持っており、
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