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リスティング広告とは?運用するメリットや効果的な運用方法も解説!

リスティング広告のメリット・デメリットについて詳しく解説しています。
効果的にリスティング広告を運用したい方は必見です。

この記事では、このような悩みにお答えします。

・リスティング広告を自社で配信するべきか迷っている
・リスティング広告を配信したいが、何から始めるべきか分からない
・リスティング広告の運用を始めたが、思ったような成果が出ていない

リスティング広告は多くのユーザーが利用するGoogleやYahoo!などの検索結果で、SEO上位表示のサイトより上に表示できるため費用対効果が高い広告として多くの企業が採用しています。

しかしリスティング広告のデメリットを知らずに運用を開始してしまうと、思ったように成果を上げることができないでしょう。

この記事でリスティング広告のメリット・デメリットをしっかりと把握して、効果的な運用を開始していきましょう。

リスティング広告とは?

いろんなデバイスのリスティング

リスティング広告とは検索連動型の広告であり、ユーザーの興味関心が高い検索行動に合わせて広告を表示するため広告からアクセスを集めやすいのが特徴です。

リスティング広告を打つ代表的な媒体としてはGoogleとYahoo!があり、検索結果の一番上に表示されるため広告費用に見合ったアクセスを集めやすいと言えます。

GoogleやYahoo!で自社サイトを上位表示させるSEO対策には最低でも半年以上の時間がかかりますが、リスティング広告を導入すればSEO1位のサイトよりも更に上位に表示できるのが大きなメリットです。

リスティング広告はクリックされた時だけ費用が発生する仕組みであるため、決められた予算内で運用することもできます。

ディスプレイ広告の種類や特徴、リスティング広告との違いを解説!

リスティング広告の特徴

PCで設定をしているイラスト

リスティング広告の大きな特徴は、ターゲティングの自由度と配信内容の柔軟性です。

リスティング広告を上手く運用すれば、確度の高いユーザーを自社のWebサイトに誘導することができます。

オーガニック検索とリスティング広告の違い

GoogleやYahoo!の検索結果にはリスティング広告とは別に、オーガニック検索と呼ばれるものが表示されています。

オーガニック検索とリスティング広告は検索結果に表示される面では同じですが、その特徴には大きく違いがあります。

大きな違いは費用とコントロールのしやすさの2つです。

オーガニック検索は無料で検索結果に表示し自社サイトへ流入させることができるのに対し、リスティング広告はクリックされる毎に費用がかかります。

一方で、オーガニック検索はコントロールできる要素が少ないのに対し、リスティング広告は配信するキーワード・広告文・時間帯や地域等、多くの要素をコントロール可能です。

また、オーガニック検索で上位表示するためには充実したコンテンツを作成したり手直ししたりと膨大な時間と工数がかかりますが、リスティング広告では短時間で設定可能で、すぐに上位表示させられるという特徴を持っています。

掲載場所

リスティング広告は、検索結果の1番上や最後、また2ページ目以降に表示されることもある広告です。

Google・Yahoo!が主要媒体ですが、2022年の5月からはMicrosoftの検索エンジンであるBingでもリスティング広告の提供が開始されました。

徐々に国内でのシェアを伸ばしており、ビジネスシーンでの利用の多い検索エンジンですので、BtoB商材ではMicrosoft広告も試すと良いでしょう。

掲載フォーマット

リスティング広告の掲載フォーマットは基本的にテキストです。

主に「見出し」「説明文」「表示URL」の3つの要素で構成されており、見出し・説明文は審査基準や文字数の規定はあるものの、自由に設定することができます。

また、広告表示オプションという機能も設定することができ、見出しや説明文だけではカバーできない商品やサービスの特徴や詳細情報等を追加することができます。

広告表示オプションも、オーガニック検索にはないリスティング広告ならではの特徴です。

リスティング広告のメリット

メリットの風船を持つ男性

リスティング広告を運用するメリットは4つあります。

・少ない費用から広告が出せる
・最短1日で広告が出せる
・見込み顧客にアプローチできる
・広告の管理が容易である

それぞれのメリットについて、詳しく解説していきます。

リスティング広告のメリット①少ない費用から広告が出せる

リスティング広告はクリック連動型広告であり、クリックされた回数に応じて費用が発生する仕組みで、最低出稿金額が少ないため少ない費用からでも広告を出すことができます。

クリック単価は配信するキーワードによって変動しますが、Google広告キーワードプランナーなどの無料ツールを使用することでキーワードごとの広告費を見積もることが可能です。

リスティング広告は5〜10万円程度の比較的少ない予算でも成果を上げることは可能ですが、適切なターゲットに向けたキーワードを選定する必要があります。

リスティング広告のメリット②最短1日で広告が出せる

リスティング広告はアカウントを作成して広告審査が終わればすぐに広告の出稿が可能であり、Googleの広告審査は1営業日以内に結果が出るため最短1日で広告を出すことが可能です。

広告の代表であるテレビCMでは実際に広告が配信されるまで数ヶ月の期間を必要とし、メルマガや交通広告にしても数週間以上の準備が必要となります。

リスティング広告は早く広告が出せるだけではなく、興味関心が高いユーザーに対してのアプローチに長けているため、他の広告媒体より早く成果を出しやすい点もメリットです。

リスティング広告のメリット③見込み顧客にアプローチできる

リスティング広告はユーザーが検索したワードに連動して表示される特徴があるため、見込み顧客へのアプローチに長けています。

特にトランザクションクエリやDoクエリ・Buyクエリなどの購買意欲が高い検索ワードで広告を表示することができれば、コンバージョンに至りやすいユーザーにアプローチできるのでおすすめです。

ただしコンバージョンに至りやすいキーワードはクリック単価が高くなりやすいため、予算内でも十分なアクセスが見込めるキーワードを選定する必要があるでしょう。

リスティング広告のメリット④広告の管理が容易である

リスティング広告はパソコンの管理画面から広告の配信継続や停止などをボタン一つで行えるため、リアルタイムでメンテナンスや改善が行える特徴があります。

リスティング広告の配信開始や終了日の設定に加えて、特定の曜日だけ配信するなどの細やかな配信設定にもすぐに対応することが可能です。

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リスティング広告のデメリット

デメリットの風船を持つ男性

リスティング広告を運用するデメリットは3つあります。

・広い認知拡大には不向き
・費用が高額になる場合がある
・運用や改善に手間がかかる

無駄な広告費を避けるためにも、それぞれのデメリットについて詳しく解説していきます。

リスティング広告のデメリット①広い認知拡大には不向き

リスティング広告はユーザーが検索したキーワードに連動して広告が表示される仕組みであるため、自身で設定したキーワードに関連した検索ユーザーにしか広告が表示されません。

「とにかく多くのユーザーに見てもらいたい」といったアプローチには不向きと言えるでしょう。

リスティング広告のデメリット②費用が高額になる場合がある

検索ユーザーの購買意欲が高いキーワードは人気が高く競合も多いため、費用が高額になりやすいので注意が必要です。

人気のキーワードだとクリック単価が1,000円を超えるものもあるため、予算内で成果を出すにはクリック単価を抑えつつも集客が見込めるキーワード選定が必要となるでしょう。

リスティング広告のデメリット③運用や改善に手間がかかる

リスティング広告で費用対効果の高い成果を上げるためには、運用結果を分析して改善を繰り返していく必要があるため専門的な知識が必要になります。

安定したアクセスを集められるようになるためにはひたすら分析と改善が必要であり、Webマーケティングの知識に疎い人にはハードルが高い広告とも言えるでしょう。

リスティング広告が向いているビジネス・向いていないビジネス

チェックリスト

リスティング広告は、今まさに課題を感じているユーザーやサービス・製品を探しているユーザーにリーチすることができ、上手く運用すれば非常に効果的な施策ですが、商材によっては成果が出しづらいこともあります。

ここでは、リスティング広告が向いているビジネスと向いていないビジネスを解説いたしますので、リスティング広告を実施するか検討する際に参考にしてみてください。

向いているビジネス

リスティング広告が向いている商材は下記の通りです。

・検索ニーズが高い商材
・オンラインで契約や購入、予約が完了する商材
・高価な商材

美容院・エステサロン・飲食店・フィットネスクラブ等、常に多くのユーザーが検索しているような商材は、今まさにその商品やサービスを求めているユーザーにアプローチができるため、リスティング広告に向いています。

また、ECサイトやオンライン英会話など、オンラインでアクションが完結する商材はその場でコンバージョンに繋げることができ効果的です。

キーワードによっては1クリック当たり1,000円以上かかることもあるため、高額な商材であるほど費用対効果が合いやすくなります。

向いていないビジネス

リスティング広告が向いていない商材は下記の通りです。

・検索ニーズがあまりにも低い商材
・安価な商材

専門的な知識や経験が必要な商材や季節や時期による変動が大きい商材等、あまりにも検索ニーズが低い商材はリスティング広告に向きません。

また、前述の通りクリックされる度にコストがかかるので、1,000以下の安価な商材やサービスは費用対効果が合わない可能性が高いです。

リスティング広告の費用

金銭とグラフ

続いて、リスティング広告の費用に関して解説いたします。

リスティング広告で費用が発生する仕組みを理解しておきましょう。

クリック課金制

ここまで解説してきた通り、リスティング広告はクリックが発生する毎に費用がかかりますので、広告が表示された時点では費用は発生しません。

1回のクリックにかかる費用は入札オークションによって決められ、「1回のクリックでいくらまで払う」と決めた単価の設定額と、広告の品質の高さによって順位が決まります。

単価の設定額はキーワード毎に手動で設定することもできますし、機械学習に任せて自動で変動するよう設定することも可能です。

品質の高さは広告とキーワードの関連性の高さやランディングページの利便性等から判断されますので、クリック単価を抑えるためには広告文やランディングページの改善が必要となります。

費用を細かくコントロール可能

リスティング広告では、1日の上限予算を設定することができ、予算設定は簡単に変更可能です。

そのため、例えば土日にセールを行うため平日の2倍の金額で配信するといった調整が簡単にできます。

また、停止や再開の操作も1クリックでできるので、他施策の獲得状況に合わせて配信を強化したり抑制したりと柔軟に調整できます。

必要な費用の目安

リスティング広告費用は中小企業の場合だと月額10〜100万円程度と開きがあり、広告ジャンルや商品によって実際にかかる費用は変わります。

リスティング広告にかける予算をあらかじめ明確にしておくことで適切な運用ができるようになるため、自社のジャンルや商品に合った広告予算を立てましょう。

予算の目安は「1ユーザーあたりの獲得利益×目標件数」で算出でき、1ユーザーあたりの獲得利益が1万円・目標件数が100件であれば、おおよそ100万円のリスティング広告予算で目標を達成できると考えられています。

リスティング広告の運用を成功させるための5つのポイント

掌

最後にリスティング広告の運用を成功させるための5つのポイントを解説します。

リスティング広告を開始したものの、あまり成果が出ていないという方は是非参考にしてみてください。

適切なアカウント設計

まず、運用を成功させるにあたって重要なのが適切なアカウント設計を行うことです。

リスティング広告では、キャンペーン・広告グループ・キーワードの階層に分けて設定しますが、キーワードをキャンペーン・広告グループにどのように分類するかが重要になります。

おすすめは、あまりキャンペーンや広告グループを分けすぎないことです。

かつてはキャンペーンや広告グループを細かく分け手動で1つ1つのキーワードの単価を設定するのが良しとされていましたが、現在は単価の設定等を自動入札に任せてしまった方が成果が出やすい傾向にあります。

機械学習が上手く回るようにするためには1キャンペーン当たりのCVのデータ量を多くするのが重要ですので、キャンペーンを分けすぎずCV数を確保できる構成にする必要があります。

配信の目的や商材によっても適切なアカウント設計は変わりますが、むやみにキャンペーン・広告グループを分けるのはおすすめしません。

ターゲットを絞ったキーワードの選定

リスティング広告で成果を出すためには、キーワードの選定が何よりも大切です。

商材・サービスに関心があるユーザーが検索していそうなキーワードを登録する必要があります。

キーワードを選定するときにおすすめなのが、Googleが提供しているキーワードプランナーを使うことです。

キーワードプランナーで商材名や商材のカテゴリワード等で検索すると、想定されるキーワードの一覧が表示されます。

商材から大きく外れるキーワードは除いて、まずは網羅的に配信すると良いでしょう。

ある程度配信すれば、各キーワードの傾向が見えてきますので、獲得状況やクリック単価を見て停止したり、CVを獲得したクエリを追加したりすることで、さらに獲得を伸ばすことができます。

魅力的な広告文を作成する

魅力的な広告文を作成することも、成果を出す上で重要です。

魅力的な広告文にすることでユーザーの目を惹きやすくなりクリック率が改善することはもちろんですが、広告文の品質が高くなることでクリック単価の抑制にも繋がります。

現在は見出し・説明文を複数登録して、その中からユーザーが検索したクエリや過去の成果からCVに繋がりやすいと判断されたテキストが自動的に表示される仕組みとなっています。

管理画面で各見出し・説明文の表示回数や評価を確認できますので、評価に合わせて入れ替えを行いましょう。

対象外の検索語句を除外する

ある程度配信したら対象外の検索語句を除外するようにしましょう。

キーワードにはマッチタイプがあり、完全一致・フレーズ一致・部分一致のいずれかで登録をします。

各マッチタイプの詳細は下記の通りです。

完全一致

登録したキーワードと完全に一致する検索語句、もしくはその類似パターンに該当する検索語句の場合に広告が表示

フレーズ一致

登録したキーワードと同じ意味の内容を含む場合に広告が表示

部分一致

登録したキーワードに関連性が高いと判断された検索語句に対して表示

完全一致のみ配信する場合は、基本的にキーワードと完全に一致する検索語句のみで広告が表示されるので対象外のクエリは発生しづらいですが、フレーズ一致・部分一致で配信する場合、全く関係のない検索語句にも広告が表示される可能性があります。

関係のない検索語句で表示されクリックされてしまった場合、無駄なコストとなってしまいますので、定期的に対象外の検索語句は除外するようにしましょう。

配信結果から分析し改善を繰り返す

成果を出し続けるためには配信開始して終わりではなく、結果を分析して改善を繰り返すことが大切です。

自動化が進んでいることもあり、キーワードやクエリの細かな調整は媒体が自動で行ってくれるようになっていますが、その分広告文やランディングページ等、クリエイティブ面での改善が重要になってきています。

リスティング広告は、オーガニック検索と比較すると時間をかけず簡単に検索結果の上位に表示させられる特徴がありますが、安定した成果に繋げるためには継続的な改善が必要となります。

リスティング広告の運用代行に依頼するのもオススメ

株式会社メディアエクシード

リスティング広告を運用するなら、運用代行に依頼するのもおすすめです。

安定した成果を出すためにはある程度の工数がかかり、専門的な知識やノウハウも必要となります。

運用代行に依頼すると手数料がかかりますが、それを上回る成果が出ることも多くあります。

株式会社メディアエクシードでは、リスティング広告運用代行の実績を数多く有しており、これまでにたくさんのお客様から嬉しいお言葉を戴いております。

無料ヒアリングの実施によりお客様の費用感を把握し、予算内でも成果に繋げることが可能なキーワード選定や広告用のLP制作も請け負っているので必要なポイントだけに絞ったサポートも可能です。

リスティング広告運用を検討の際にはぜひ、株式会社メディアエクシードの無料相談・無料見積もりにお問い合わせ下さい。

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リスティング広告とは?運用するメリットや効果的な運用方法も解説|まとめ

リスティング広告は上手く運用すれば、確度の高いユーザーにリーチでき、安定して多くのコンバージョンを獲得できる可能性のある施策です。

費用がかかるので単価が安い商材には向きませんが、それ以外の商材であれば1度は試してみるべき施策と言えます。

また、柔軟性が高く簡単に配信開始できる特徴を持つ一方で、安定して成果を出し続けるためには継続的に分析・改善を繰り返す必要があります。

まずは配信開始時のアカウント設計・キーワードの選定を適切に行ったうえで、継続してキーワードやクエリ、クリエイティブの改善を行いましょう。

株式会社メディアエクシードでは、Web広告運用のセカンドオピニオンも行っております。

今の運用代行会社だと思った以上の成果がでないとお悩みの方も、是非株式会社メディアエクシードにご相談ください!

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この記事を書いた人

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一言でいえば、少数だからこその強みを生かした「痒いところに手が届く会社」です。

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