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リンク切れとは?チェックにおすすめの無料ツール4選と対策について

リンク切れの放置はユーザービリティやクローラビリティを低下させるため、無料のチェックツールで定期的にチェックする必要があります。
リンク切れのないWebサイトは、ユーザーや検索エンジンから評価されやすくなります。

Webサイトを運用していく上で、リンク切れを放置するとユーザーやSEOの観点からネガティブに映ってしまうので、対策しなければいけません。

手動で対策もできますが、チェックツールを活用することで時間をかけることなくリンク切れをチェックできます。

この記事では、リンク切れの原因や放置するデメリット、対策に有効なチェックツールを紹介します。

これからWebサイトを運用する人はもちろん、リンク切れに困っている人はぜひ参考にしてみてください。

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リンク切れって?

Googleで検索する人

リンク切れとは、Webサイトに設置されたリンク先のページにアクセスできない現象のことを言います。

リンク切れのページにアクセスすると、「404 not found」という表示が表れますが、これはページデータが見つからず、表示できない状態を意味します。

サイトを構築する上でリンク切れがないように注意してリンクを設置するはずですが、何故リンク切れが発生するのでしょうか。

リンク切れの原因について解説

原因

リンク切れが発生するのには原因があります。

なぜリンク切れが発生するのか、その原因を理解しておきましょう。

不完全なURLでのリンク

設置したリンクのスペルに誤字脱字があると、不完全なURLとなってアクセスできなくなります。

また、リンクをコピーアンドペーストする段階で間違えることで間違ったURLを設置してしまい、間違いに気付かないためにリンク切れが発生します。

スペルの誤字脱字やコピーアンドペーストでのミスは、Webサイトを運用していく上で誰でも起こすものですが、改めて確認をするようにしましょう。

リンク先にアクセスできなくなっている

設置したリンク先のページが閉鎖・削除されることでリンク切れが発生します。

設置時にはアクセスできたリンクであっても、時間が経つことで閉鎖もしくは削除されていることがあり、主に作成日や更新日が古いリンクほど、ページが閉鎖・削除されやすくなります。

運用しているWebサイト内の内部リンクであっても、ページの削除やURLの変更の際に内部リンクの修正を行わないことでリンク切れとなります。

この場合、Webサイトを編集している段階でURLを修正することでリンク切れを防ぐことができます。

なお、Webサイト外の外部リンクであれば、運用するWebサイトのリンクではないのでリンク先ページの閉鎖・削除によるリンク切れは対策ができません。

リンク先のページの閉鎖・削除は予測が難しいため、定期的なチェックが必要になります。

ドメインの変更・失効

ドメインとはWebサイトがインターネット上のどこにあるのかを判別するアドレスのことで、WebサイトのURLに使われています。

ドメインを取得するにはサーバーからのレンタルやドメイン取得サービスから取得する方法があり、ドメインは自分の好きな文字や数字を並べて自由に変更することができます。

しかし、変更される前のリンクが設置してあるページでは変更前のリンクが適用されなくなるため、リンク切れが発生します。

また、ドメインを使い続けるには有効期限以内での更新が必要ですが、更新を忘れるとドメインが失効され、リンクが使えなくなることでリンク切れが発生します。

ドメインとサブドメインの違いとは?SEOのメリットもご紹介

リンク切れを放置してはいけない?その理由とは

プログラムが書かれたパソコン

リンク切れとなったリンクを放置したままにすると、どのようなリスクが考えられるでしょうか。

リンク切れを放置してはいけない理由を紹介していきます。

ユーザービリティが低下してしまう

ユーザービリティとはWebサイトやアプリケーションの操作性のことで、ユーザービリティが高いほど使いやすいということになります。

Webサイトを訪れたユーザーがリンクをクリックすると、ページが見つからない、もしくはアクセスできないという表示がされると、そのWebサイトへのユーザーの信頼は低くなってしまいます

知りたい情報にアクセスできない、無駄なクリック作業をしたということでユーザーの満足度も下がり、このようにリンク切れを放置すると、ユーザービリティが低下してしまいます。

また、更新頻度が低いWebサイトと認識され、情報の信憑性も低くなってしまい、古いページだと思われることで、記載している情報が信用されなくなり、Googleからの評価も落ちてしまうのです。

クローラビリティの低下でSEOに悪影響が出る

検索エンジンでは、クローラーがWebサイトを巡回しページ情報を蓄積(インデックス)することを指します。

この際、蓄積した情報や巡回のしやすさから、検索結果でのWebサイトの表示順位を決定する仕組みになっています。

クローラーの巡回のしやすさをクローラビリティといい、クローラーはリンクをたどってWebサイトを巡回しているため、リンク切れが発生していると巡回ができずそこでインデックスが止まってしまいます

スムーズな巡回ができないことでクローラビリティが低下し、Webサイトの評価が下がって検索結果で優先的に表示されなくなり、それに連動してSEO(検索エンジン最適化)にも悪影響を及ぼします。

リンク切れを放置することで、Webサイトの検索順位を下げてしまうことになるのです。

リンク切れの対策を行おう

プログラムを書く人

リンク切れは誤字脱字や修正漏れなどによって発生するため、事前に防ぐことは難しいです。

リンク切れが発生していた場合の対策を万全にすることで、リンク切れを発見し修正することができるため、ここからはリンク切れへの対策について紹介していきます。

カスタム404ページを作る

カスタム404ページとは、アクセス先のページがエラー(404 not found)表示された場合に、ユーザーをトップページや検索欄へ誘導するようなページのことです。

エラーページが表示されると、ユーザーの満足度は低下することは上述で紹介しましたが、エラーページが表示された状態からトップページへ戻ったり検索欄から探しているページを検索できるようなページを設置することで、ユーザービリティの低下を防ぐことができます。

あくまでカスタム404ページは、著しいユーザービリティの低下を少なくするために設置する目的があるので、リンク切れを発見したらすぐに修正するようにしましょう。

リンク切れのチェックを行う

リンク切れはいつ起こるかを予測するのが難しいので、リンク切れが発生していないか定期的にチェックすることで対策できます。

しかし、Webサイト内のリンクを全てチェックするのは非効率ですし、目視でのチェックは新たなリンク切れを引き起こす可能性があり、そもそも手動では膨大な時間がかかります。

リンク切れをチェックするには、専用のチェックツールを利用するのがおすすめで、ツールであれば自動的にチェックしてリンク切れが発生しているリンクを検出してくれます。

検出されたリンクを修正するだけでいいので、効率的にリンク切れを対策することができます。

【リンク切れのチェックにおすすめ】無料ツール4選紹介!

パソコンの操作をしている人

リンク切れチェックツールは基本的に無料で利用できます。

有料プランのものもありますが、無料のチェックツールは初心者から上級者まで幅広く使えて、シンプルな使いやすさになっています。

ここでは無料のリンク切れチェックツールを4つ紹介します。

無料チェックツール|1. W3C Link Checker

W3C Link Checker

引用:W3C Link Checker

W3C Link CheckerはWeb技術の標準化を推進する非営利団体が提供するチェックツールで、ツールをインストールする必要がないため、ブラウザからアクセスして利用できます。

チェックしたいWebサイトのURLを入力し、チェックボタンをクリックするだけでリンク切れを検出してくれます。

リダイレクト(古いページへアクセスしたユーザーを新しいページへ自動的に転送する)を覗いたチェックやチェック範囲の設定など、様々なオプション機能もあります。

ただし、英語対応のみとなっていて、日本語で表示されません。

利用する場合には翻訳する必要があるため、注意が必要です。

無料チェックツール|2. Dead-link-checker.com

Dead-link-checker.com

引用:Dead-link-checker.com

Dead-link-checker.comもインストール不要のチェックツールで、WebサイトのURLを入力し、チェックボタンをクリックすると自動的にチェックしてくれます。

Dead-link-checker.comはチェック状況をリアルタイムで表示します。

チェックしたリンク数を表示してくれるので、チェックに要する時間を予測できるのと、エラーがあった場合はリンク切れが発生しているリンクと、そのリンクが設置してあるページの数を表示してくれます。

使い勝手が良く、難しい設定も必要ないので初心者でも使いやすいツールです。

無料チェックツール|4. takotubo.jp

takotubo.jp

引用:takotubo.jp

takotubo.jpもブラウザ上で利用できるチェックツールで、チェックしたいWebサイトのURLを入力すれば自動的にチェックが開始します。

チェック結果を一覧で表示したり、リンク切れしているアンカーテキスト(リンク先のページの内容をユーザーに理解させるテキスト)やURLを検出したりする機能も備わっています。

無料チェックツール|5, Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソール

引用:Googleサーチコンソール

Googleが提供しているGoogleサーチコンソールは、自分のWebサイトの検索順位や表示されたキーワード、表示回数やクリック数を調べるツールで、主にSEO対策として利用されますが、リンク切れをチェックするのにも活用できます。

Googleサーチコンソールの機能の中に「インデックスカバレッジレポート」があり、チェックを開始するとWebサイト内のリンク状況をエラー・有効(警告あり)・有効・除外の4つに分類して検出してくれます。

このうち、エラーと有効(警告あり)と表示されたリンクは、リンク切れの可能性があるため修正が必要となります。

Googleサーチコンソールを利用するまでに時間がかかりますが、リンク状況を分かりやすく表示してくれます。

リンク切れのチェックにおすすめの無料ツール4選と対策|まとめ

チェックツールはどれも使いやすいですが、迷ったらtakotubo.jpかDead-link-checker.comがおすすめです。

難しい設定がないので、初心者でも使いやすいチェックツールです。

リンク切れはWebサイトを運用していれば必ず起こるものなので、チェックツールで定期的にチェックすることが大切です。

リンク切れを放置するとユーザービリティやクローラビリティを低下させ、結果的に検索順位が下がったり、クリック率が下がることもあるため、リンク切れは放置しないようにしましょう

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この記事を書いた人

メディアエクシードのカワウソことまるです。動物全般愛おしい、趣味は料理。

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