自社でWebサイトを運営している担当者のなかには、これからSEOにも力を入れていきたいと考えている方もいると思います。
自社でSEO対策を実施していくにあたって、よく耳にするのが「インハウスSEO」という言葉ですが、インハウスSEOがどういったものなのかよくわからないという方もいることでしょう。
そこで今回は、インハウスSEOがどのようなものなのかという点に加えて、インハウスSEOが向いている企業の特徴、メリット・デメリットなどについて解説していきます。
目次
インハウスSEOとは?
まずインハウスSEOがどのようなものなのかというと、「インハウス」「SEO」という言葉を分けて考えるとわかりやすいです。
インハウスとは「内製化、組織内」といった意味の言葉を指し、SEOとは「検索エンジン最適化」の略称で、Googleなどの検索エンジンで検索した際にWebページを検索上位に表示させる施策のことをいいます。
つまりインハウスSEOとは、SEO対策を自社内で完結して行なうことを指し、言い換えればSEO対策を内製化して行なうという意味です。
SEOでやるべき施策としては多岐にわたりますが、大きく分けると以下の2点が挙げられます。
2.検索エンジンがコンテンツを評価しやすくなるようなサイト設計
上記のようなSEOに関わる作業を自社で内製化することを「インハウスSEO」と呼び、反対にSEO対策をSEO会社などに依頼することを「SEOアウトソーシング(SEOの外注化)」と呼びます。
インハウスSEOが向いている企業の特徴を3つ紹介
インターネットを利用したマーケティングが主流となっている昨今では、多くの企業がインハウスSEOを行なっていますが、自社Webサイトを所有する企業であれば必ずしもインハウスSEOに取り組んでいるわけではありません。
きちんと体制が整っていない企業がインハウスSEOを行なうと、知識不足やリソース不足に悩まされて期待する成果を得られないこともあります。
そこでここでは、インハウスSEOが向いている企業にはどのような特徴があるのかという点について確認していきましょう。
特徴①SEOに詳しい人材が在籍している
インハウスSEOに取り組む際は、まずSEO担当の人材を確保することが必須といっても過言ではありません。
これまでSEO対策を実施していなかった場合、まずSEOとは何なのかという点はもちろん、どうすれば検索順位の上位を目指せるのかといった知識・スキルを身につけることが必要です。
そのため、すでに社内にSEOのノウハウに長けた人材が在籍しているのであれば、スムーズにインハウスSEOを進めることができるでしょう。
特徴②会社がSEOに力を入れたい方針を示している
インハウスSEOに力を入れ始めたからといってもすぐに成果を得られるわけではなく、成果を実感するにはSEOノウハウを1から蓄積していくことに加え、地道にさまざまな施策を行っていかなくてはなりません。
そのため「SEOは成果が現れるまでにある程度の時間がかかるもの」ということを社内もしくは上層部に理解してもらう必要があります。
反対にいえば会社自体が今後SEOに力を入れていきたいという方針を示しているのであれば、問題なくインハウスSEOを始めることができるでしょう。
特徴②SEOツールの導入を検討している
インハウスSEOを実施するにあたってSEO担当を確保することは必須ですが、同時にSEOツールの導入も同じくらい欠かせないものになります。
どれだけSEOの知識・スキルを持っている人材がいるといっても、SEOツールがなければ具体的なWebサイトへのアクセス数やCV数などがわからないため、現状の把握や課題を見つけることは困難です。
SEOツールにはGoogleが無料で提供しているものや、有料で提供されているものもあるため、今後そういったSEOツールの導入を検討しているのであれば同時にインハウスSEOも進めていくことをおすすめします。
インハウスSEOとSEOアウトソーシングのメリット・デメリット
これからSEOの強化を検討している方のなかには、インハウスSEOに取り組むかSEO会社に外注するか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
上記で紹介した「インハウスSEOが向いている企業の特徴」を参考にしつつ、現場の状況や環境の整い具合などを見ながら最適な選択を取ることをおすすめします。
そこでここからは、インハウスSEOとSEOアウトソーシングのメリット・デメリットを比較しながら確認していきましょう。
インハウスSEOのメリット・デメリット
まずインハウスSEOのメリット・デメリットとしては、以下のようなものが挙げられます。
メリット | デメリット |
---|---|
・外注費やコミュニケーションコストを削減できる ・SEOのノウハウを社内に蓄積できる ・PDCAサイクルをスピーディに回せる ・継続的な集客が期待できる |
・SEOに詳しい人材の確保が難しい ・SEOの有用性を理解してもらえない場合がある ・SEOの専門知識やスキルが必要(トレンドを収集し続けなければならない) ・膨大な業務量に追われて期待した成果がでない |
SEOを外注する場合当然のことながら外注費が発生するだけでなく、外注先担当者とのやり取りも増えるためコミュニケーションコストがかかるでしょう。
しかしインハウスSEOでは自社で完結して行なうため外注費がかからず、社内の担当者同士でやり取りしながらスピーディに施策を打つことが可能です。
ただしSEOに詳しい人材を新しく雇用する場合はその分の人件費がかかることや、SEOに詳しくかつ自社のサービス・商品を理解した人材の確保が難しいといったデメリットもあります。
SEOアウトソーシングのメリット・デメリット
続いて、SEOアウトソーシングのメリット・デメリットについて見ていきましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
・SEOに詳しい人材の確保が不要 ・豊富な実績に基づくSEO対策を実現できる ・トレンドを取り入れた施策が可能 ・SEOの専門知識やスキルがなくても問題ない |
・外注費がかかる ・コミュニケーションコストがかかる ・依頼先によっては期待した成果が得られないケースがある ・SEOの理解がないと対策内容の良し悪しがわからない |
「社内にSEOに詳しい人材がいない」「リソースがない」といった場合でも、SEOアウトソーシングなら問題なくSEO対策を実施できます。
ただし上記でも触れたように外注費やコミュニケーションコストがかかる点や、依頼先によっては期待した成果が得られないケースもあるかもしれません。
またある程度SEOの理解がないと外注先が何をしているのかわからず、提示された対策内容の良し悪しや見積もり金額が適正なのか判断が難しいといったデメリットもあるでしょう。
インハウスSEOも外注もメディアエクシードにお任せ!
「インハウスSEOに取り組みたいけどノウハウがない」という場合は、SEO実績豊富なメディアエクシードにお任せください。
メディアエクシードでは、以下のSEO対策プランをご用意しています。
・記事作成代行
・SEOライティング指導
・オールドドメインマーケティング
・コンテンツマーケティング(アンケートコンテンツ作成代行)
・note記事作成・オウンドメディア運用代行
自社でSEOに強いコンテンツを作成したいという要望はもちろん、SEO対策をすべて依頼したいという場合も対応可能です。
またお客様の個々のお悩みや課題解決に応じて、内部分析やキーワード設計・競合分析など幅広いニーズに沿った提案をいたします。
弊社のSEO対策についてもっと知りたいという方は、以下のページから詳細をご確認ください。
インハウスSEOが向いているケースとメリット・デメリット|まとめ
インハウスSEOとは、SEOに関する施策を自社内で完結して行なうことをいい、社外に外注するのは一般的にSEOアウトソーシングと呼びます。
以下にあてはまる企業は、インハウスSEOの実施に向いているでしょう。
・会社がSEOに力を入れたい方針を示している
・SEOツールの導入を検討している
またインハウスSEOには次のようなメリット・デメリットがあるため、それぞれを比較しながら内製化で進めていくか外注するか検討することをおすすめします。
メリット | デメリット |
---|---|
・外注費やコミュニケーションコストを削減できる ・SEOのノウハウを社内に蓄積できる ・PDCAサイクルをスピーディに回せる ・継続的な集客が期待できる |
・SEOに詳しい人材の確保が難しい ・SEOの有用性を理解してもらえない場合がある ・SEOの専門知識やスキルが必要(トレンドを収集し続けなければならない) ・膨大な業務量に追われて期待した成果がでない |
弊社、株式会社メディアエクシードではインハウスSEOを進めていきたいという企業様のサポートはもちろん、コンテンツ制作や内部分析などのご依頼にも対応しています。
インハウスSEOを検討している方はもちろん、自社WebサイトのSEOを強化してほしいという方も、まずはお気軽に弊社までご相談ください。
Web集客相談フォームはこちら!
当ブログの運営をしている株式会社メディアエクシードは、少数精鋭のWebマーケティング会社です。
一言でいえば、少数だからこその強みを生かした「痒いところに手が届く会社」です。
王道のWebマーケティングだけではなく、弊社が自社プロダクトの集客のために、独自で編み出したマーケティング手法を持っており、
そのノウハウの中からクライアント様の業態に合った最適な集客プランをご提案させていただいております。
もし、「現状のWeb施策が成約に繋がっていない、Webで効率的に新規開拓をしたい!」とお考えでしたら、お気軽にご相談ください。
関連記事
-
マーケティングブログ
SEO記事は依頼するといい?外注する時のポイントと注意点を解説
2023/02/17
-
マーケティングブログ
YouTubeのチャンネルブロックとは?設定・解除方法を解説!
2023/03/29
-
マーケティングブログ
WordPress運用代行会社15選!運用の注意点や代行のメリット
2024/02/15
-
マーケティングブログ
インフルエンサーマーケティングの費用相場とおすすめの支援企業11選
2024/02/02
-
マーケティングブログ
【札幌でおすすめ25選】ホームページ制作会社を目的別に厳選紹介
2024/02/24
-
マーケティングブログ
お気に入り部分を共有!YouTubeクリップの機能と使い方を解説
2023/03/29