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オウンドメディアの費用対効果?運用のコツとメリット・注意点を解説

オウンドメディアの費用対効果は、運用する目的や成果の考え方によって異なるものとなります。中長期的な視点に立てば、費用対効果が高いものといえるでしょう。本記事では、オウンドメディアのメリット、高い費用対効果を得るコツ、運用する時の注意点について解説していきます。

集客目的でオウンドメディアをはじめようと考えている企業が増えています。

オウンドメディアは本当に費用対効果はあるのか?などと悩まれている担当者の方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、オウンドメディアの費用対効果や運用のコツについて詳しく解説していきます。

オウンドメディアの費用対効果は悪い?メリットを解説

メリットのイメージ(紙飛行機)

オウンドメディアの費用対効果を考える上で、まずはそのメリットについて見ていきましょう。

オウンドメディアのメリットは以下のようなものが挙げられます。

・知名度の向上・ブランディング
・ロイヤリティが高まる
・広告費の削減
・リード獲得
・採用
・資産になる
・社内の知識が増える・蓄積される

それでは、具体的に解説していきます。

オウンドメディアのメリット①知名度の向上・ブランディング

ブランディングをするためには自社の商品・サービスを認知してもらい、競合する商品・サービスとの違いを明確化することが重要ですが、オウンドメディアは自社の思いを積極的に発信できるため、ブランディングしやすいメディアです。

独自性・専門性があり、役に立つ情報を継続的に提供していくことでユーザーが繰り返しサイトに訪問してくれるようになり、知名度が向上していきます。

繰り返し訪問されるうちにその分野の専門家として認識され、信用されるようになっていきます。

オウンドメディアであれば、継続的に商品・サービスに対する理念を伝えていくことで、自社または商品・サービスのイメージを作り上げていくことが可能です。

オウンドメディアのメリット②ロイヤリティが高まる

自社の商品・サービスの背景となる理念などを発信し続けていくことで、ユーザーのロイヤリティが高まり、長期間にわたり自社または商品・サービスのファンになってくれます

ファンになってくれれば、他社の商品・サービスと比較されることが少なくなったり、定期購入してくれたり、値引きしなくても購入してもらいやすくなったりします。

オウンドメディアのメリット③広告費の削減

オウンドメディアでは、構築する費用や運営する費用はかかりますが、広告費は発生しません。

良質の記事を提供し続け、インターネット検索の上位に表示されればアクセスが増え、集客につながっていきます。

オウンドメディアを効果的に利用することで、広告費をかけずに宣伝効果を得ることができます。

オウンドメディアのメリット④リード獲得

良質の記事を提供し続け、自社のサイトが検索上位に表示させることができれば、多数のユーザーの流入が期待できます。

自社の商品・サービスは知らなくても、その分野について悩みがあるユーザーが、その悩みを解決してくれる記事を読むために多数流入してきてくれることで、見込み顧客の獲得につながります。

オウンドメディアのメリット⑤採用

採用活動において、給与や待遇だけではなく、オウンドメディアの記事を読んで商品・サービスやその理念から興味を持って応募してきた人材は、自社の特徴もよく勉強していて戦力として期待できる人材といえます。

オウンドメディアは必ずしも採用戦略だけのものではありませんが、優秀な人材を集めることにもつながります。

オウンドメディアのメリット⑤資産になる

SNSやメールマガジンによる発信は、その1回限り、単発で終わってしまうものです。

オウンドメディアであれば、過去の記事も蓄積されていく形になるため、新しくアクセスしてくれたユーザーであっても、容易に過去の記事を探して読むことができます。

オウンドメディアに蓄積された記事は、横展開することも可能であり、たとえば、営業の担当者が必要な部分を抜粋して営業用の資料として使うことなども考えられます。

オウンドメディアのメリット⑥社内の知識が増える・蓄積される

自社でオウンドメディアを運営する場合は、記事の企画から製作、メディアへの反映作業、効果の分析、改善と多くの工程があり、それなりの人員が必要です。

裏をかえせば、外注費用をかけることなく、自社内にこれらのノウハウが蓄積していくことになります。

オウンドメディアで高い費用対効果を得るコツ

ポイントのイメージ(目標を見据える人)

オウンドメディアで高い費用対効果を得るコツは、以下のようなものが挙げられます。

・目的・KPIを明確にする
・運用方法をしっかり考える
・運用の結果をもとに改善していく
・コツコツと運用・施策を続けること
・SEOの知識と対策

それでは、具体的に解説していきます。

オウンドメディアで高い費用対効果を得るコツ|目的・KPIを明確にする

オウンドメディアを運用する際は、その目的を明確にしておくことが重要です。

目的はさまざまなものが考えられますが、大きくは以下の4つといえるでしょう。

・集客
・ブランディング
・売上
・採用・求人

これらを検討するにあたっては、まず、想定する対象者を明確にしていきましょう。

対象者の性別、年齢、家族構成、職業、年収、何に悩んでいるのか…などと細かく設定することが重要です。

想定する対象者が決まれば、その悩みごと解決するための方法を記事にしていくことになるため、自ずとそれに見合う目的も絞り込まれてきます。

目的が複数ある場合は、優先順位を決めておきましょう。

また、目的に応じた目標を定め、目標の達成度合を計測できる指標も用意しておきましょう。

オウンドメディアで高い費用対効果を得るコツ|運用方法をしっかり考える

目的が決まったら、メディアの運営方法を検討しましょう。

目的に沿ったキーワードの設定、記事の作成、記事の分量、発信頻度、社内体制などを決めていきます。

自社でどこまで対応するのか、外部へ委託するのかなどもあわせて検討しましょう。

オウンドメディアで高い費用対効果を得るコツ|運用の結果をもとに改善していく

運用をはじめたら、定期的に効果を分析していくことが重要です。

たとえば目的が集客なら、目標は「売上やお問い合わせの数を〇%増やす」などが考えられますが、その達成度合を計測する指標(検索順位、表示回数、クリック数など)を決め、定期的にチェックしていくことが大切です。

一度にすべてが上手くいくわけではないので、チェックを踏まえた改善を積み重ねていき、より良いサイトを構築していきましょう。

オウンドメディアで高い費用対効果を得るコツ|コツコツと運用・施策を続けること

日々運用して、定期的に効果を分析して、分析をもとに改善していくというサイクルをコツコツと積み上げていくことが重要です。

サイクルをまわしながら、必要なコンテンツを少しずつ増やしていきましょう。

オウンドメディアで高い費用対効果を得るコツ|SEOの知識と対策

オウンドメディアの目的を達成するためには、常にユーザーに訪問してもらう必要があり、そのためには常にインターネットの検索上位に表示されている必要があります。

検索ページの2ページ目や3ページ目だとそもそもユーザーの目に触れる機会がほとんどありません。

この検索上位に表示させることを「SEO(検索エンジン最適化)」といいます。

想定する対象者を決め、対象者が何に悩んでいるのか、何を調べたいのかという検索意図に合致するキーワードを選定して、キーワードを記事に反映させていくことが大切です。

オウンドメディアを運用する時の注意点

スマホと注意のポップ

オウンドメディアを運用する時の注意点としては、以下のようなものが挙げられます。

・即効性を求めない
・運営の仕方次第で効果が変わる
・コストがかかる

それでは、具体的に解説していきます。

オウンドメディア運用時の注意点|即効性を求めない

オウンドメディアでの集客は、広告のような即効性は期待できません。

記事を公開したとしても、すぐに閲覧数が伸びる訳ではありませんし、SNSなどを通じて広まったとしても、それらの不特定多数のユーザーが再び訪問してくれるかどうかは疑問があります。

オウンドメディアは、中長期的な集客を意識することが重要です。

想定する対象者を決めたら、対象者の望んでいる記事を継続的に発信することで、少しずつ認知度を上げていくことが効果的です。

中長期的に継続して運用していくことは、場合によっては自社だけでは厳しいかもしれませんので、外部の専門家に依頼することも検討する価値があります。

オウンドメディア運用時の注意点|運営の仕方次第で効果が変わる

オウンドメディアを自社で運営する場合は、自社にさまざまなノウハウが蓄積され財産となっていきますが、中長期的に継続して運営し、SEOを考え、常に検索上位に表示させることは自社だけでは難しい面もあります。

オウンドメディアの運営に注力するあまり、本来の業務が疎かになってしまっては元も子もありません。

自社運営が業務を圧迫する危険性を回避するためにも、外部の専門家に運営を委託することを検討してみてはいかがでしょうか。

オウンドメディア運用時の注意点|コストがかかる

オウンドメディアでは、企画・デザイン・サーバー代、保守、コンテンツ制作などの費用がかかります。

自社か外部委託かに関わらず相当の人件費も必要です。

しかし広告と違い、オウンドメディアはそもそも中長期的な視点で構築していくものであるため、中長期的には費用対効果が優れているといえます。

しかしながら、コストがかかることは事実なので、自社でできることもあるかもしれませんが、外部の専門家に依頼するというのも1つの手です。

オウンドメディアの費用対効果・運用のコツ|まとめ

オウンドメディアの費用対効果は、運用目的や成果の考え方によって異なるといえるでしょう。

短期的な成果を求める場合には、もしかしたら費用対効果は低いという結論になるかもしれません。

オウンドメディアは、あくまでも、中長期的な視点で運営していくものです。

ユーザーへの理解を深めた上で記事・コンテンツを発信し続けていき、費用対効果を高めていきましょう

自社運営に不安がある方は、ぜひ弊社にご依頼ください。

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この記事を書いた人

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