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GA4とは?Googleアナリティクス4でできることを解説

Googleアナリティクスの最新版であるGA4。従来のUAに比べてどのような違いが生まれているのでしょうか?この記事ではGA4とUAの違いやGA4のメリット・デメリットを詳しく解説しています。GA4の移行に伴う注意点についてもご紹介してるので、まだGA4を導入していない方は必見です。

・GA4ってなに?
・GA4でできることはなにがあるの?
・GA4を導入するメリットやデメリットが知りたい

この記事では、このような悩みにお答えします。

2005年からリリースされているGoogleアナリティクスは、無料で使えるウェブページのアクセス解析ツールとして多くのユーザーから支持されています。

そんなGoogleアナリティクスの最新版であるGA4がリリースされ導入は必須と言えますので、GA4をまだ導入していない方はぜひ参考にしてください。

GA4とは?

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GA4は2020年10月にリリースされた最新版のGoogleアナリティクスであり、2019年に導入された「アプリ+ウェブプロパティ(ベータ版)」が改良されたものになります。

2014年に正式リリースされたUA版はウェブサイトのページを軸として分析を行う仕様になっていましたが、近年ではウェブサイトだけではなくアプリや動画を利用するユーザーが急増しているためUA版だと分析が不十分であり、アプリや動画の計測にも対応しているのがGA4です。

GA4とUA(ユニバーサルアナリティクス)の違い

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GA4とUAの大きな違いは、データ計測の軸にあります。

UAではスマホやパソコンなどデバイスごとにユーザーを判別していたため、同一ユーザーの行動であっても別のユーザーと認識されてしまい、ユーザーの正確な行動を分析するのが困難でした。

GA4であれば「スマホでチェックした商品を後日パソコン画面から購入する」というようなユーザーの行動でも同一ユーザーとして識別できるため、今までよりも詳細にユーザー行動を把握できます。

\以下も併せて読みたい!/

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GA4でできること3選

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GA4でできることは大きく3つあります。

・ユーザー行動の予測
・アプリとウェブの横断的な計測
・プライバシー重視のデータ収集

それぞれ詳しく解説していきます。

GA4でできること①|ユーザー行動の予測

UAでは実際のユーザー行動を元に過去のデータを分析していましたが、GA4ではGoogleの機械学習モデルを使った予測指標が導入されているため、過去データからユーザー行動の将来的な予測がGoogleアナリティクス上でできるようになりました。

GA4ならアプリやウェブサイトを利用したユーザーが今後7日間以内に商品を購入する可能性があるか、または今後7日間以内にアプリやウェブサイトを利用しなくなる可能性があるかを予測できるため、ユーザーに対して今までより具体的なアプローチを仕掛けることが可能です。

GA4でできること②|アプリとウェブの横断的な計測

GA4ではプロパティ内に「データストリーム」という新しい項目が追加されており、ウェブデータストリームとアプリデータストリームの2種類に分かれています。

データストリームを活用することにより、ウェブサイトのデータとFirebase経由で取得されたアプリデータを統合して計測できるため、ユーザーがウェブサイトとアプリを遷移しても同一ユーザーの行動として識別することが可能です。

GA4でできること③|プライバシー重視のデータ収集

GA4はGDPA(EU一般データ保護規則)やCCPA(カリフォルニア州消費者プライバシー法)などのデータ規制に準拠しているツールです。

・アカウントのデータ設定を制御する機能
・アナリティクスからデータを削除する機能
・データを広告のパーソナライズに使用するかどうかを選択する機能

サードパーティCookieの段階的な廃止が進む中で、GA4は上記の機能によりデータ規制に対応している仕様となっています。

GA4を導入するメリット

メリット

GA4を導入するメリットは2つあります。

・データ計測の設定が簡単になる
・BigQueryと無料で連携できる

それぞれについて詳しく解説していきます。

GA4のメリット①|データ計測の設定が簡単になる

ページ内のユーザー行動指標を設定する場合、UA版ではコードを入力するなど手動での設定が必要でしたが、GA4ではON/OFFスイッチの切り替えだけで設定することができるようになりました。

・ページビュー数
・スクロール数
・離脱クリック
・サイト内検索
・動画エンゲージメント
・ファイルのダウンロード

これらのデータを収集するかどうかをワンクリックで簡単に設定できます。

GA4のエンゲージメントとは?定義や分析の活用ポイントを解説

GA4のメリット②|BigQueryと無料で連携できる

BigQueryとはGoogle Cloud Platformで提供されているビッグデータ関連機能の1つで、分析用に収集した膨大なデータを蓄積しているシステムのことです。

以前まではGoogleアナリティクスの有料版である「Googleアナリティクス360」で使える機能でしたが、GA4を導入することで無償で使えるようになり、BigQueryと連携することでGA4上では把握できなかったインサイトを得られる可能性が高まります。

GA4を導入するデメリット

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GA4を導入するデメリットは2つあります。

・学習コストがかかる
・UAデータを移行できない

それぞれについて詳しく解説していきます。

GA4のデメリット①|学習コストがかかる

GA4とUAは使い勝手が大きく異なるため新たに理解しなければならない操作方法や考え方が多く、GA4を実際に運用しながら今までのUAとの違いを理解していく必要があるでしょう。

しかし、Googleアナリティクス自体が今後もアップデートを重ねていくため、新たに学習しなければならない操作方法や考え方については常に学習し続ける必要があります。

GA4のデメリット②|UAデータを移行できない

これまでにUAで蓄積してきたデータをGA4に移行することができないので、GA4を導入しても1からのデータ収集になってしまいます。

GA4自体がまだ未実装の機能も多いため、しばらくはUAの方が使いやすくて安心感があると感じるでしょう。

GA4に移行すべき理由

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UAは2023年7月でサービスを終了するため、それ以降はデータの計測ができなくなってしまいます。

UAがサービスを終了する2023年7月になってからGA4に移行する考えの人も多くいますが、UAデータをGA4に移行することができないため、現在UAで収集しているデータは無駄になってしまうことも考えられます。

早くからGA4への移行を済ませておくことで数カ月分のデータをGA4に蓄積できるため、1日でも早い移行がおすすめです。

GA4の移行に伴う注意点

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GA4で計測したデータとUAで計測したデータには多少の誤差が出ることがあり、混乱を招きやすいため注意が必要です。

例えばUAでは同一人物がスマホとパソコンを使ってアクセスした場合「2ユーザー」として計測されますが、GA4では精度が向上したおかげで「1ユーザー」としてカウントされます。

このような数値の誤差はKPI等の目標設定に大きな混乱を招くリスクがあるため、早めにGA4への移行を済ませ2〜3ヶ月間はUAとGA4を同時並行でデータ収集を行い、どのくらいの誤差が確認できるのかを計測するのがおすすめです。

GA4のセッション数とは?従来のUAから変わった点はある?

GA4でできること|まとめ

UAは2023年7月でサービスが終了するため、1日でも早いGA4への移行が必要です。

しかしGA4はこれまでのGoogleアナリティクスとは操作方法が違う部分も多く、よく理解していない状態で移行作業を進めてしまうとエラーを起こすリスクがあるので注意が必要です。

実際、2023年に入ってから個人で移行作業を進めたお客様や企業様がエラーを起こし、 「計測ができなくなってしまったので助けて欲しい」というご相談もいただいております。

弊社、株式会社メディアエクシードではこれまでGA4設定代行サービスも数多く対応しており、GA4に関する疑問点を回数無制限で質問できるGA4コンサルサービスやGA4のデータ分析やレポート作成ができる人材を増やすインハウス化支援サービスなども提供しております。

スムーズにGA4に移行したい方やGA4の知見を身につけたい方など、ぜひ株式会社メディアエクシードの無料相談をご利用ください。

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この記事を書いた人

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